カリフラワーの栄養はブロッコリーとどう違うの? たんぱく質やビタミンなどを比較してみました♪


西洋野菜で私が真っ先に思い浮かぶものと言ったら、カリフラワーとブロッコリー。この2つは色は違いますが、形などとても似ていますよね。

そして子供の頃、「ブロッコリーは栄養に良いのだから食べなさい」とよく母から言われていました。

カリフラワー5

しかし、私はくせの少ないカリフラワーは食べれましたが、ブロッコリーは少々苦手…。

子供ながら、カリフラワーとブロッコリーは仲間だから、カリフラワーが食べれれば栄養は大丈夫!と思っていました。

実際に、カリフラワーは前の記事、カリフラワーの栄養と効果でご紹介したように栄養があるんです。

しかし、カリフラワーとブロッコリーの栄養を細かく見ていくと、同じ位含まれているもの、差があるものと分かれます。

そこで、カリフラワーの栄養はブロッコリーとは違うの?何かと比較されるこの2つの野菜について詳しく調べてみました。

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日本ではカリフラワーよりもブロッコリーの方が人気がある? それは栄養価が高いから?

息子の部活仲間のお母さん達とお弁当談義をしたことがあります!息子と部活仲間の中ではブロッコリーが大人気♪

ブロッコリーの塩茹ではすぐ出来るし、彩りも良くなるし、水っぽくならないし、何より子供が喜んでくれるのは嬉しいよねという内容でした。

また時期的に国産のブロッコリーが手に入らない時期でも、米国産のものなどが売り出されていて、ほぼ一年中購入することが出来ますよね。

カリフラワーとブロッコリーの栄養で圧倒的に差があるのは、色でも想像がつくと思いますが、βーカロチンの量!

生のカリフラワー100g中18μgであるのに対し、生のブロッコリーは800μgあるんです。

息子達は、栄養のある野菜をなるべく多く食べたいと思っているので、そういう理由からもブロッコリーが好きだそうですよ。

また、たんぱく質の量の違いにも注目です!カリフラワーも野菜の中では比較的たんぱく質が多い方。

生のカリフラワー100g当たり3.0gというのはほうれんそうと同じ位なのですよ。

しかし、ブロッコリーのたんぱく質は4.3gもあります。また良質のたんぱく質かどうかを示すアミノ酸スコアも、ブロッコリーは80と野菜の中ではトップクラス!

またブロッコリーは、グルタミン酸やアスパラギン酸などのアミノ酸を、カリフラワーより多く含んでいます。

カリフラワーよりブロッコリーの方が味がするように思うのですが、アミノ酸の量も関係しているのですね。

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ビタミンやミネラルもブロッコリーの方が多いの?

カリフラワーもブロッコリーもキャベツの仲間。ブロッコリーが突然変異してできたものがカリフラワーなので、この2つは似ているのですね。

上に書いた他にも、カリフラワーよりブロッコリーに多く入っているものとして、次のようなものがあります。

ビタミンB1・B2・Cや葉酸などの水溶性ビタミン

ビタミンE・Kなどの脂溶性ビタミン

鉄 カルシウム 食物繊維  

特に葉酸やビタミンKなどは、ブロッコリーの方がかなり多いのですよ。

このように、ブロッコリーはβーカロチンやたんぱく質やビタミンなどの成分が、カリフラワーより多く入っているので、より栄養価の高い野菜と言えるのです。

しかし、カリフラワーの栄養と効果で書いたように、カリフラワーはビタミンCや葉酸を多く含み、他の栄養も程よく入っています。

また、品種や時期によって違いはありますが、カリウムはカリフラワーの方が若干多いですし、炭水火物などブロッコリーとほぼ同量含まれている成分もありますよ。

カリフラワー6

そして、茹でた後のビタミンCの量にも注目!茹でる前はブロッコリーの方がかなり多いです。

しかし茹でるとブロッコリーの方がビタミンCが減りやすく、茹でたカリフラワーと同じ位になるのですよ。一概にブロッコリーの方が多いとは言えないのですね。

白だけではなくカラフルなカリフラワーにも注目を♪

栄養においては、少しブロッコリーに押され気味のカリフラワーですが、にクセがないので和風・洋風・中華風などどんな料理にも合いますよね。

私は白いカリフラワーを買う事が圧倒的に多いですが、たまにオレンジ色や紫色のカリフラワーを見かけます。

オレンジ色のカリフラワーは、白いカリフラワーよりβーカロチンが多く、紫色のカリフラワーからはアントシアニンが摂れますよ。

また、主に冬に見かけるのが、ロマネスコという黄緑色の花蕾の野菜。珊瑚のような特徴的な形をしていますが、カリフラワーの仲間なんです!

ビタミンCやβーカロチンも多く、食べやすい味なので是非試してみようと思っています。

カリフラワーもブロッコリーも下準備に時間がかからず、手軽に使える野菜♪

栄養満点なので、これからますます食卓にのる事がふえていきそうです。

2016年08月


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