りんごの皮にこそ、摂っておきたい栄養がたっぷり!皮の意外な利用法も!?


皆さんはりんごを食べるとき、皮をむいてから切る派ですか?それとも、4等分に切ってから、皮をむく派ですか?

私は、4等分に切ってから、皮をむく派です。私の場合、その方が、早くりんごにありつけるからです♪

りんご 皮 栄養

そんな私もその昔は、くるくるりんごを回しながら皮をむき、1度も切らせずに、1本の皮に仕上げるということに、こだわっていたものです。

そうして、1本のヘビのようになった皮も、4等分にされてむかれた皮も、当たり前のように、シンクの三角コーナーへ、ポイッと一直線でした。

皆さんは、りんごの皮、どうされてますか?実は、昔の私のように、捨てちゃってたとしたら、それはとっても勿体ないことなのですよ。

今回は、りんごの皮に含まれる、驚きの栄養と、皮の意外な利用法について、ご紹介いたします。

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りんごの皮には栄養たっぷり!嬉しい美容効果も♪

実は、何も知らずに捨てていた、りんごの皮には、3種類のポリフェノールが含まれています。私たちに嬉しい効能をもたらす、その名も「りんごポリフェノール!」です。

1 プロシアニジン

りんごに特に多く含まれ、強い抗酸化作用があり、活性酸素を抑制し、血流を改善します。

その効能は、アンチエイジング、コレステロールや中性脂肪の低下、アレルギーの改善、抗がん作用、白内障予防、美白効果や、育毛作用まであります。

2 エピカテキン

こちらも抗酸化作用が高く、活性酸素を除去し、血管を若返らせてくれます。その効能は、高血圧や動脈硬化、ガンなどの生活習慣病を予防します。

お茶に含まれているカテキンも、このエピカテキンが、加熱処理によって形を変えたものですが、りんごの皮に含まれるエピカテキンは、お茶よりも多く、威力も大きいのです。

3 アントシアニン

ブルーベリーでもお馴染み、アントシアニンは、植物が紫外線から身を守るために、蓄える成分で、視力の改善や眼精疲労の予防、白内障、緑内障などの眼病を予防します。

また、メタボや花粉症も、予防します。

りんごを切っておいておくと、切り口から茶色く変色していきますよね。あれは、ポリフェノールが、空気中の酸素と結合して起こる現象なのです。

3種類のポリフェノールの他にも、こんなにたくさんの栄養が!

ペクチン

「りんごペクチン」と呼ばれ、皮と実の間に多く含まれる、水溶性食物繊維です。優れたデトックス効果があり、コレステロール値を低下させ、血糖値の上昇を抑え、整腸作用や、内臓脂肪を分解する作用があります。

疲労回復効果や、便秘や下痢を解消し、抗がん作用なども期待できます。

カリウム

体内の余分な塩分を排泄し、高血圧や動脈硬化などを予防、利尿作用があり、むくみを解消します。筋肉痛や痙攣を予防します。

果実よりも、皮の方に多く含まれている、これらの成分は、加熱したり、すりおろしたりしても、失われることはありません。

りんごは皮付きの方が、見た目もきれいですし、りんごの赤が食欲をそそります。りんごを食べる時は是非、皮ごと調理してみてください。まるごと焼きりんごも、美味しいですよ♪

とはいっても、りんごの皮の、ワックスや農薬が気になるっていう方も、多いのではないでしょうか。でも、安心してください。

表面のテカテカは、ワックスではなく、りんご自身が、乾燥を防ぐため出している成分、「リノール酸」や「オレイン酸」です。

体に悪いどころか、悪玉コレステロールを減らすなど、栄養価の高い成分です。

白い粉も、残留農薬やカビではなく、りんご自身が、乾燥や病気から守る為に出す、ブルームという物質です。いずれも、食べても問題はありません。

りんごは、無農薬での栽培は、とても難しいとされています。しかし、国産のりんごは、厳しい検査を受けています。

しっかり水洗いしていれば、なにも問題はありません。それでも気になる場合は、塩水につけたり、酢水で洗うと、農薬を除去することができます。

また、重曹を溶かした水に、しばらく浸けた後、よく洗い流すという方法もあります。

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いろいろ使える!りんごの皮の利用法

それでもどうしても、皮の食感が気になるという方は、こんな利用法もありますよ。

アップルティーに♪

りんごの皮を煮出して、ノンカフェインの風味豊かなアップルティーに。紅玉で入れると、淡いきれいなピンク色になります。

この湯で、紅茶を入れると、本格的なアップルティーが楽しめます。面倒な方は、紅茶に直接、皮を投入してもオーケーです。

お好みで、シナモンやカルダモン、クローブなどのハーブを加えても、豊かな香りが楽しめます。ハチミツやレモンも、相性抜群ですよ。

皮をはしっかり乾燥させて、紅茶と一緒に保存しても良いでしょう。

りんご風呂に♪

お日様に干したりんごの皮を、ガーゼで包んだり、お茶用のパックに入れたりして、お風呂に浮かべます。天然の贅沢な入浴剤の出来上がりです。

ときどきパックを揉むと、りんごの甘い香りが、ふわぁ〜っと広がり、リラックス効果が高まります。しかも、冷え性予防や、美肌効果まであるんです♪

りんご 皮 栄養2

消臭剤やポプリに♪

生ゴミに、りんごの皮を混ぜておくだけで、ポリフェノールの働きにより、イヤな臭いを軽減できます。

りんごの皮を、天日でしっかり乾燥させて、ポプリにします。みかんなど、他の果物の皮も混ぜて、オリジナルのポプリを楽しんでみてください。

シンク掃除に♪

シンクのぬめりを、りんごの皮でこすってみてください。りんごの成分ペクチンが、脂肪を分解し、汚れや臭い、曇りもきれいにしてくれます。

いかがですか?今まで捨てていたりんごの皮が、こんなにも素晴らしいパワーを秘めていたとは、驚きですね。

これからは、りんごをフル活用で、美味しく、健康に、ティーやバスタイムで、リラックス。キッチンはピッカピカ!

もう、りんごの皮を、そのまま捨てれませんね♪

2015年08月


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