古古古米の味の違いは?美味しく炊くコツやおすすめのご飯料理をご紹介♪


パンや麺類も人気がありますが、日本では稲がよく育つことから、を主食にしている方が多いです。

しかし、昨年の夏頃から米が買いにくくなったり、値上がりが続いたりしました。

政府が実施した対策の一つが備蓄米の放出です!古古古米などの備蓄米を購入した方もいらっしゃるはずです。

古古古米というと、字からして古そうなイメージですが、特徴や実際のも気になります…。

そこで、古古古米の味の違いをチェック!より美味しくなるコツなどを見てみました。

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米を長期間保存すると?古古古米はどんな味がするの?

新米が出回る地域が多くなってきました。新米には格別の味わいがありますよね♪

そんな新米に対して、収穫してから1年を超えたものを古米、2年を超えたものを古古米と呼んでいます!

そして今回主にお話する古古古米は、収穫から3年を超えたものです。

米を長期間保存すると、次のような状態になる可能性があります!

・弾力や粘りが少なくなり、パサついたり、甘みが少なくなったりする…米の水分が減少し、デンプンが劣化するため

・油っぽいような古米臭が強まる。少し黄色っぽくなる…米の脂質の酸化が進行するため

・高温多湿な場所で長期間保存すると劣化が激しい

・15℃以下で保管すると脂質の酸化速度が遅くなると言われている

・一般的に古米・古古米よりも古古古米の方が風味が落ちる傾向にある

政府は米の価格の安定・円滑に供給することなどを目的として、今年の5月から古古古米を含む備蓄米の放出を始めました。

備蓄米を実際に食べた感想は次の通り様々です!

  • 新米よりパサつき、ツヤ感や甘みが少ないように感じる
  • 気になる匂いもなく、思ったよりも食べやすかった
  • 炊飯後、時間が経つと少し独特な匂いがした
  • あっさりとしている
  • 普段食べるご飯とそれほど変わらない

古古古米を含む備蓄米は、銘柄・産地・保存の仕方・収穫の時期・精米の度合いなどよって、品質や味が異なります。

さらに、ご飯の硬さの好みや味や匂いの感じ方も様々です。

しかし、政府備蓄米は温度(15℃)や湿度の管理や害虫対策を徹底しているので、安心して食べられることが多いですよ。

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古古古米を美味しく食べるために上手に炊くコツは?

現在、古古古米はやや手に入りにくい状況となっていますが、新米・令和6年産のものよりも安価なのが魅力ですよね。

新米と同じツヤ感や甘みなどを古古古米に求めるのは難しいです。

しかし、一工夫することでかなり美味しく炊けますよ。チェックしてみました!

粘度をアップさせるために
・古古古米は新米の時よりも水分が減少しているため、通常より1割程度多い水で炊く
・浸水時間を長めにする(60分程度)特に冬は長くする
・夏場は冷蔵庫に入れてじっくりと吸水させると良い
・もち米を一割程度ブレンドするのもおすすめ

ツヤ良く炊きたい時
・米1合に対し米油などを小さじ1加えて炊飯すると、水分の蒸発を防いでくれる
・炊き上がったら蒸らし時間を長めにとる(10分程度)→炊きムラを防ぐため、ご飯をなるべく早くほぐす

匂いの対策
・洗米…米ぬかの匂いを落とすために、手早く洗米する。特に最初の一洗いはさっとかき混ぜたらすぐに排水する
・料理酒を適宜加えて炊飯する。ツヤも良くなる

政府備蓄米は、温度や湿度などの管理が行き届いた倉庫で、玄米の状態で保管されています。

玄米は糠層(ぬかそう)が残っていて、(保存条件にもよりますが)精米したものよりも酸化するスピードがゆるやかなのですよ。

精米したものは酸化するスピードが早いため、時間が経つほど香りが落ちやすくなります!

古古古米に限りませんが、精米したものはなるべく早くお召し上がり下さいね。


そして、ご家庭の涼しく湿気がこもらない場所で保管するのもポイントですよ。

古古古米のおすすめの料理は?

古古古米の炊き方のコツをお話してきましたが、米そのものの味にバラつきがあるため、上手くいかないこともあるかと思います…。

古古古米はあっさりとした味わいなので、味をつける次のようなご飯にも向いていますよ♪

  • 炊き込みご飯
  • チャーハン
  • 焼きおにぎり
  • お茶漬け
  • ドリア
  • あんかけご飯

白飯として食べる時はおかずを少しだけ濃い味付けにすると、バランス良く食べられますよ。

古古古米を食べるのに少し抵抗があったのですが、実際は食べやすく、いろいろなご飯料理にも合うことがわかりました。

通常のお米と同様に上手に炊いて、美味しく食べていきたいと思っています♪

2025年09月


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