いわしは丸ごと食べることができる?おすすめの料理をご紹介♪
いわしは、日本近海の広範囲で多く獲れるため、古くからなじみ深い魚です。
年によって漁獲量に違いがありますが、比較的安価で買えることもありますよね♪
刺身やお寿司・煮物・焼き物・フライなど家庭料理の定番の食材ですし、いわし専門の料理店もあるんですよ。
ポピュラーないわしですが、内臓などは苦いので食べないという方も…。
丸ごと食べられる理由や料理方法を知っていると、より味わい深くなるはずです。
そこで、いわしを丸ごと食べるには?いわしのやや食べにくい部分も気にならないような料理方法を見てみました。
いわしは丸ごと食べても大丈夫?
いわしは1年を通じて出回っていることが多いですが、私が住んでいる所では、今真いわしがちょうど旬の時期なこともあり、よく見かけます。
いわしは大きく3種類に分かれます。それぞれの主な特徴を見てみました。
・かたくちいわし…他の2種よりも小型で下あごが小さい。(稚魚は)しらす干しやちりめん、煮干し・アンチョビ・干物などに加工されることが多い
・うるめいわし…大きな目が特徴的。鮮魚での流通が少ない。丸干しや目ざしなどに利用されることが多い。脂質が少なく旨味が強い
スーパーでいわしは丸ごと売っていることが比較的多いため、全て食べられるのか気になります…。
新鮮ないわしを中まで加熱すれば、内臓や頭を取り除かないで丸ごと食べることができるんですよ。
内臓がどうして食べられるか理由をチェックしてみました!
↓
小さなプランクトンなどをエサにしていて、体内での滞留時間が短く、すぐに排出される
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内臓にエサがや排泄物がたまりにくい
しかし、いわしなどの青魚の内臓には、寄生虫が潜んでいる可能性があり、生食しない方が良いです!
充分に火を通せば寄生虫は死滅するので、加熱してお召し上がり下さいね♪
ちなみに、いわしの骨には次のようなミネラルなどが多く含まれています。
- カルシウム
- リン
- マグネシウム
- 鉄
特にカルシウムは骨に多く含まれているので、丸ごと食べるとさらに栄養が摂れるんですよ♪
いわしの苦い部分はココ!気にならない料理は?
いわしを丸ごと食べると苦味や臭みが気になる方がいらっしゃいます。
これは、主に次の部分に苦味や臭みのもととなる成分が多く集まっているからです。
・頭(特にエラの部分)
しかし内臓は、苦味の中に旨味もあって味わい深いと好む方も多いです。
苦味が気になる方は、唐揚げや天ぷらにするのがおすすめですよ。チェックポイントを挙げてみました。
・カラッと揚げると食感良く食べられる。骨も気にならない
・梅肉やシソと一緒に揚げると、臭みや苦味も減る
・塩で下味をつけたり、揚げた後で塩・こしょう・カレー粉をまぶしたりお好みの味付けで♪
・苦味が気になるようならば、内臓を取ってから揚げる
・マリネ風にしても合う
他に次のような料理もおすすめですよ♪
・真いわしは生でも手に入りやすく、脂がのっているため塩焼きにおすすめ
・内臓の脂肪も美味しいので、苦手でなければ丸ごと焼くと良い
・全体に塩をふるが、焼いているうちに破れやすいお腹の部分は多めにふる
・塩をふって置いてから焼くと、臭みが少し減る
煮物
・梅煮や生姜煮など
・圧力鍋を使うと煮る時間も短縮でき、柔らかく仕上がる
・内臓を取らないで煮ると生臭かったり、苦くなったりする恐れがあるので、気になる方は取ってから調理を
つみれにして汁物や鍋物に
・フードプロセッサーを使うと簡単にできる。ない場合はすり鉢ですったり、包丁で細かく切った後に叩いたりしても
・汁に溶け出したつみれの栄養成分も摂ることができる
・具だくさんにすれば他の具材の栄養も摂れる
・内臓特有の匂いや味が苦手な方は、内臓を取って調理するのがおすすめ
小骨が気になる方も、煮物やつみれにすれば、骨も気にならず丸ごと食べることができますよ♪
丸干しについてもチェックしてみました。
・真いわしで大きいものは、頭が固く食べにくい場合もあるため、気になる方は頭を残しても
・中火で両面焼き色がつくまでじっくり焼くのがおすすめ。フライパンで焼いても♪
丸干しは、大根おろしを多めに添えるとさっぱりと食べられるので試してみて下さいね。
いわしは冷凍保存できる?内臓は取るべきなの?
いわしは傷みやすい魚です!もし多く手に入って食べきれない時は、冷凍してもOKですよ。なるべく早めに冷凍して下さいね。
一般的には内臓を取ってから冷凍しますが、新鮮なものでしたら次のように丸ごと冷凍する方法もあります!
・いわしを丸ごと保存袋に入れて、ひたひたの水を注ぎ袋の口を閉じ冷凍する方法もおすすめ
・冷凍保存期間は3週間以内が目安
・解凍は流水解凍がおすすめ
半解凍の状態だと内臓も簡単に取り出せますよ。
頭や内臓を取って、蒲焼きやムニエルや梅煮にすることが多かったのですが、これからは丸ごと食べることも意識して美味しく食べていこうと思います。
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