ふきとふきのとうの違いは?定番料理以外のおすすめもご紹介♪


ふきは平安時代の書物に記載がある通り、古くから日本人に親しまれている野菜です♪

薄緑色をしていて長く真っすぐに伸びた葉柄(茎)は、存在感がありますよね。

によく出回るイメージですが、栽培時期が向上したこともあって、冬にお店に並ぶことも多いですよ。

そして、ふきのとうも春を告げる山菜の一つとして有名です。ふきとは全く違う形をしていますよね。

そこで、ふきとふきのとうの関係は?違いや特徴をチェックし、おすすめの食べ方を見てみました。

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ふきのとうが大きくなるとふきになる?違いはココ!

ふきは日本原産でキク科の植物です!

日本各地に自生していますが、市場に出回っているものは栽培したものが多いですよ。

ふきのとうは花でふきは葉の部分で、同じものではないですが、地下の茎でつながっています!形や出てくる時期や食べ方などが違いますよ。

それぞれ見てみました!

ふきのとう
・地下茎から生えてくる花のつぼみ
・小さなつぼみが集まっていて、がくで包まれている

・ふきには雄株と雌株があり(雄雌異株)、どちらからもふきのとうが出てくる
・雄株からは雄花が雌株からは雌花が咲く
・雄花はおしべ・めしべ・花びらがある。花粉を出す。黄色っぽい色
・雌花は糸のようなめしべが密集している。花粉は出さない。白色

・味は雄花の方が若干苦味が強いという人もいるが、変わらないという人もいる

・東京都中央卸売市場には新潟県産・群馬県産・福島県産などのふきのとうが出回る

・天然ものの旬は2月~3月頃だが、地域によって差がある
・西日本…1月~2月頃
・関東などの東日本…2月~3月頃
・北海道や山間部…3月~5月頃 

ふき
・主に葉の柄の部分を食べる。葉も食べることができる
・ふきのとうが大きくなったものではなく、ふきのとうの花が咲いた後に別の所から葉が伸びていく

・主な産地…愛知県・群馬県・大阪府・福岡県など

・多く出回る時期は3月~5月頃だが、地域によって違う。生産量が一番多い愛知県では10月~5月頃によく出回る

品種によって特徴が違う
・愛知早生ふき…尾張ふきと呼ばれることもある。最も多く出回る。アクが少なく柔らかい

・水ふき…群馬県などで生産される。香りが良く柔らかく苦味は抑えめ。水煮など加工品として出回ることも多い

・秋田ふき…葉柄は2m位と長い。栽培地は秋田県や北海道など。肉質は硬く繊維質が多いため、佃煮などに加工されることが多い

・山ふき…山野などに自生するふき。葉柄は上記の品種よりも細く短い。香りや苦味はやや強い。佃煮にすることが多い

ふきの葉柄が赤茶色っぽいものもありますが、品種によるものです!

下茹でをして皮をむき水にさらすと、鮮やかな薄緑色になりますよ♪根元が茶色っぽいなど気になる所がある時は取り除いて使って下さいね。

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ふきとふきのとうのおすすめ料理♪煮物や天ぷら以外にも!?

ふきやふきのとうは天然の毒素を含んでいます!この毒素は水に溶けるので、アク抜きをすると減らすことができますよ。

春の山菜の中でもふきのとうが出回るのはかなり早い方です!

美味しいふきのとうの選び方や、おすすめの食べ方を見てみました♪

選び方
・時間が経つと苦みやえぐみが強くなるため、葉が閉じていてつぼみが硬いものを選ぶ
・がくが少しだけ開いていて中の花芽が見える位が食べ頃

おすすめの食べ方
天ぷら
・程よい苦味が味わえる定番の料理
・根元の黒い所などを取り除いて調理する
・アク抜きをしないで揚げても健康被害に及ぶ可能性は少ない。大量に食べるのは避ける
・心配な方は、アク抜きをして水気をよく切ってから揚げると良い

炒め物
・肉や野菜と一緒に
・肉は豚バラ肉・ベーコン・牛細切れなどがおすすめ
・味付けは味噌・醤油・オイスターソースなどがおすすめ

和え物…胡麻和え・白和え・酢の物など

パスタやドリアなどの具にも

ふきは煮物が定番で、きゃらぶきのように甘辛く煮たものの他に、旨味がきいただしにみりんなどを加えてじっくりと煮たものも美味しいですよ♪

他にも次のような料理がおすすめです!

  • 甘酢漬け
  • 炒め物
  • 炊き込みご飯
  • サラダ

ふきは下処理をすれば、冷蔵で(水にさらした状態で)5日間程度日持ちし、多くの料理に使えます!毎日水を入れ替えて下さいね。

ふきのとう味噌の良さを生かした食べ方は?

ふきのとうは味噌にして食べるのも美味しく人気があります♪

生のふきのとうは鮮度が落ちやすいですが、ふきのとう味噌は日持ちがしますし、ほろ苦さや旨味や甘味を一度に味わうことができますよね。

白ご飯のお供に最適ですが、次の様にして食べるのも合いますよ♪

・焼きおにぎりの味付けに

・なすやこんにゃくやなどの上にのせて田楽風に

・油揚げや厚揚げにのせたりはさんだりして焼く

・冷奴の上にのせて

・和え物の味付けに

ふきもふきのとうも、程よくアク抜きすれば素材の良さを充分に生かせます。

これから、お店に多く並ぶのを期待したいです♪

2025年02月


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