しじみの効果的な食べ方は?疲労回復や貧血の予防にも?一緒に食べて欲しい食材はコレ!
しじみは日本で縄文時代には食べられていて、とてもなじみ深い食材です。
スーパーなどで見かけることも多く、手軽に汁物などを作ることができますよね。
そんなしじみは二枚貝の中でも小さい方ですが、プリプリした身は旨味が詰まっていて、良いダシが出ます。
そして、栄養も満点です!ちょっと飲み過ぎてしまった時や、疲れ気味の時には効率良く栄養を摂りたいですよね♪
そこで、しじみの効果的な食べ方をチェック!多く含まれてる栄養成分を無駄なく摂る方法を見てみました!
しじみの栄養と働き!肝機能のサポート以外にも♪
日本のしじみは、海水と淡水が混じり合った汽水域や、淡水域などに生息します。
次の産地が特に有名ですが、全国各地で獲れるのですよ♪
- 宍道湖(しんじこ)…島根県
- 十三湖(じゅうさんこ)…青森県
- 涸沼(ひぬま)…茨城県
- 網走湖(あばしりこ)…北海道
しじみは、肝臓の数値が気になる時や二日酔いの時におすすめされることが多いです。
これはしじみには、肝臓の働きをサポートする次の成分が含まれているからなのですよ。
・タウリン…含硫アミノ酸の一種。肝臓の解毒作用を強化する
・アラニン…アミノ酸の一種。肝臓のアルコール分解を助ける
しじみが二日酔いの改善に良いと言われているのも、アラニンが豊富に入っているからなんですよ!
上記のアミノ酸(の仲間)は、他にも様々な効能が期待できます。
・タウリン…疲労を回復する。コレステロール値を下げる。運動時に効率良く脂肪が燃焼する効果も確認されている
・アラニン…エネルギーの産生をサポートする。肌を保湿する
そしてしじみは、疲労や倦怠感の低減に役立つとされている、ミネラルの亜鉛やビタミンB群(ビタミンB2・B6・B12など)も豊富に含んでいますよ。
さらに、貧血の予防に効果的な次の成分も多く入っています!
・鉄
・銅
ビタミン
・ビタミンB12…特に多く含む。悪性貧血の予防
そして、次のミネラルやビタミンも豊富です♪
・カルシウム…丈夫な歯や骨を作る。精神を安定させる
・マンガン…様々な酵素の構成成分。代謝を良くする
ビタミン
βーカロチン…抗酸化作用。肌の保湿
ビタミンE…抗酸化作用。アンチエイジング
このように、しじみはアミノ酸やミネラルやビタミンを多く含んでいます!しかし、無駄なく栄養を摂るために食べ方にコツがあるのですよ。
次でお話します!
しじみの身は食べるべき?栄養を無駄にしない食べ方!
お寿司屋さんや和定食でしじみ汁が出てきた時に、食べにくく汁だけしか飲まないことがあります…。
しじみは、大きいものでも殻付きで1粒5g位とかなり小型ですが、身に栄養が詰まっているため、身も食べた方が良いのですよ。
そして、しじみは次のような水溶性の成分が多く含まれています!
- オルニチン
- タウリン
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
栄養を無駄なく摂るためには、煮汁ごと食べるのがおすすめです。
しじみというと味噌汁が定番ですが、白菜やキャベツやジャガイモなどと煮てもとても美味しいですよ♪
鉄欠乏性貧血の方にもしじみはおすすめ!一緒に食べていただきたい食材は?
日本の特に20代~40代の女性で鉄欠乏性貧血に悩んでいる方は、意外と多いです!
先程少しお話した通り、しじみは鉄などを豊富に含むため、特に鉄欠乏性貧血の予防にはおすすめの食材なのですよ。
効率の良い鉄の摂り方などをチェックしてみました!
・鉄には、赤肉や赤身魚などに多く含まれ、体への吸収率が高いヘム鉄と、野菜や卵や乳製品などに多く含まれ、吸収率がそれほど高くない非ヘム鉄がある
・しじみはヘム鉄より、非ヘム鉄を多く含む
・ビタミンCやクエン酸などと一緒に摂ると、鉄の吸収率がアップする
、ビタミンCが多い赤ピーマンやブロッコリー、クエン酸が多いレモンや(かんきつ類の果汁がたっぷり入った)ポン酢などと一緒に食べると良い
・赤身の肉や魚、レバーなどを一緒に食べると、鉄分の吸収を助けてくれる
そして、しじみの水煮も鉄分がとても多いです!下処理の必要がないので、忙しい時におすすめですよ♪
次回もしじみについてお話します!