冬瓜と瓜の違いをチェック!似ているものも?特徴を活かしたおすすめの料理はコレ♪


夏本番まであと少しですよね。この頃お店で夏野菜の冬瓜をよく見かけます♪

以前の記事で、冬瓜の栄養とカロリーについてお話しました。カロリーは低いですが、豊富に入っている成分もあるんですよ。

そして、瓜はウリ科の果実を総称して呼ぶこともありますが、一部の果実を指していることもあります。

近くのスーパーの産地直送コーナーで、白瓜を瓜として販売していましたよ。

きゅうりなどは1年中出回っていて有名ですが、冬瓜やはそれほど知られていないことも…。

そこで、冬瓜と瓜の違いは?共通点もあるウリ科の植物をチェックして、おすすめの食べ方を見てみました。

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冬瓜の別名や皮や果肉の特徴は?

冬瓜の原産地はインドです。日本での歴史も古く、奈良時代の文献に冬瓜の記載があるのですよ。

次のような別名・地方名で呼ばれることもあります。

  • カモウリ
  • トウガ
  • カモリ(石川県や富山県など)
  • シブイ(沖縄本島)など

そして、冬瓜の特徴を大まかに見てみました!

・分類…ウリ科トウガン属

・旬の時期…主に6月~9月頃

・形…大きく円筒形のものが多いが、品種によっては丸いものもある

・皮…緑色で厚く硬い。熟れると表面に白い粉が出てくる品種もある

・果肉…白またはクリーム色でみずみずしい

・丸ごとのものは冷暗所で上手く保存すれば、夏から冬にかけて置いておける

・カットしたものは早めに食べる

の硬さが気になる方もいらっしゃると思いますが、煮る時は薄く残しておくと煮崩れを防げますよ♪

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冬瓜と白瓜の違いはコレ!おすすめの料理は?

ウリ科の植物はとても種類が多く、冬瓜の他にキュウリ・メロン・スイカ・カボチャなどもウリ科です。

そして、白瓜(シロウリ)やその仲間を瓜と呼ぶこともあります。白瓜について見てみました!

・別名…ツケウリ・アサウリ・シラウリなど

・分類…ウリ科キュウリ属

・マクワウリの変種

・旬の時期…主に5月頃~8月頃

・形…地域によって違い、茄子を太くしたような形などがある

・皮の色…黄緑色。熟すと皮が白くなる。縦縞模様があるものも

・果肉…白っぽい~薄黄緑色

冬瓜と白瓜などの瓜とでは、種類(属名)や果肉の質が異なるため、食感や向いている料理が違うのですよ。

冬瓜と白瓜はどちらも淡白でクセがない味わいですが、主に次のような違いがあります!向いている料理も一緒にチェックしてみました。

冬瓜
・果肉が柔らかい
・一般的には火を通して食べる→加熱するとトロリとした食感になる。味がしみこみやすい
・特に向いている料理…煮物やスープや味噌汁などの汁物。冷たくしても美味しい

白瓜
・果肉がち密で、シャキシャキとしている
・キュウリにある青臭さがないので食べやすい
・特に向いている料理…漬物(奈良漬など味の濃いものや浅漬け)や酢の物

おすすめの料理の他に、冬瓜を浅漬けにしても、白瓜を炒め物に使っても食べられますよ。

マクワウリと冬瓜の食べ方の違いは?

マクワウリ(真桑瓜)は日本へ古くから伝わっていて、昔は瓜といえばこのマクワウリを指していました。

今は伝統野菜として、各地で大切に育てられていますよ。どのようなものかを見てみました!

・別名…カンロ(甘露)・アジウリ(味瓜)・テンカ(甜瓜)・カラウリ(唐瓜)など。地方によって呼び名が違う

・分類…ウリ科キュウリ属

・メロンの変種

・メロンのような香りがする

・サクサクとした食感

・甘味はそれほど強くなく、さっぱりとした甘さのものが多い

・旬の時期…主に7月~8月頃

・形…品種が多く、俵形・丸形・偏円形など

・皮の色…黄金色・緑色・白色・スイカのような縞模様があるものも

・果肉…白色や薄い緑色など

冬瓜と違い、マクワウリはメロンのように生でそのまま食べることが多いです。

しかし、あまり熟していないものは、浅漬けにするのもおすすめですよ。

冬瓜と見た目が似ている夕顔!違いは?

あまりスーパーなどに並ぶことはないのですが、夕顔は食ベられる野菜です。

見た目が冬瓜と比較的似ています!夕顔の特徴を冬瓜との違いを含めて見てみました!

・分類…ウリ科ユウガオ属。

・旬の時期…主に7月~9月頃

・かんぴょうの原料である

・形…主に球状のものと長い円筒状のものがある。かんぴょうの原料になるのは球状のもの

・皮の色…黄緑色で冬瓜よりも薄い

・果肉…真っ白。冬瓜よりも柔らかい。冬瓜は種の周りに空洞があるが、夕顔は空洞がない

・花の色…白色。冬瓜は黄色

あっさりとした味で、冬瓜と同じような食べ方ができます。短い加熱時間でも早く柔らかくなり味もしみこみやすいです♪

ご紹介してきた冬瓜や瓜の仲間は、今が旬で食べやすいものばかりなので、手に入る機会があるようでしたらいろいろ作ってみて下さいね。

2023年07月


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