うなぎとあなごの違いをチェック!味の特徴を活かした食べ方は?


今年の夏も暑いですよね。少し夏バテ気味の時にうなぎを食べると元気が出るような気がします♪

夏の土用の丑の日も過ぎた今でも、目玉商品として売り出しているお店も多いですよね。

前の記事うなぎの栄養は風邪にも良いの?では、豊富に含まれるビタミン類やタンパク質とその働きについてお話しました。

そして、我が家ではあなごの方が食卓に上がる回数が多いです。煮ても焼いても揚げても美味しく食べられます♪

うなぎとあなごは、細長い形など似ている所もありますが、異なる所も多いですよ。

そこで、うなぎとあなごの違いに注目!それぞれの見た目や味の特徴などをチェックし、美味しい食べ方を見てみました。

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うなぎとあなごの見た目の違いは?

縄文時代の貝塚からうなぎの骨が発見されていて、日本では非常に古くからうなぎを食べていたと考えられています。

そして、あなごの歴史はあまりわかっていませんが、江戸時代後期の魚類図鑑に載っていますよ。その頃には盛んに食べられていたのです。

それぞれ分類を見てみました!

・うなぎ…ウナギ目ウナギ科。日本で主に食べられているのはニホンウナギ

・あなご…ウナギ目アナゴ科。種類が多い。日本で主に食べられているのは、マアナゴ

うなぎとあなごはどちらもウナギ目ですが、生息地や見た目や味や食べ方などに違いがあるのですよ。

生息地をチェックしてみました!

うなぎ…海で産卵・ふ化して、その後はそ上して湖や沼や河川などで生活する。淡水魚

あなご…種類によって違うが、浅い海の砂泥底などで生活する。海水魚

そして、見た目などの違いについて見てみました。

項目 うなぎ あなご
体表の色 背中は黒色で腹は白っぽい 薄茶色
小さい うなぎよりも大きい
あご 出ているのは下あご 出ているのは上あご
尾びれ 丸みがある 尖っている
うろこ ある なし
模様 班点がない 頭と体に白い班点がある
呼吸 エラ呼吸と皮膚呼吸 エラ呼吸
天然物か養殖物か 両方あるが養殖物がとても多い 出回っているのは天然物

近海でも比較的多く獲れるあなごですが、最近は漁獲量が減っているので、養殖の研究が進んでいるのですよ。

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うなぎとあなごの味の特徴は?違う理由はコレ!

一般的にはあなごよりもうなぎの方が高価です。しかし、どちらが美味しいかは好みが分かれます。

季節や産地や育つ環境によって変わってきますが、味や食感の違いをチェックしてみました!

うなぎ
・脂がのっていてコクがある
・ジューシーである
・ふっくらとしている
・天然物と養殖物で味の違いを感じることがある
・天然物は個体差が大きい。クセやコクが強いものもあるが、養殖物よりもあっさりとしていて香りが良いものもある
・養殖物は品質のバラつきが少ない。天然物よりもクセが少なく、脂がのっていることが多い

あなご
・あっさりとしている
・淡白でクセがない
・ほんのりとした甘味も感じられる
・しっとりとした食感
・夏よりも冬のあなごの方が脂がのっていて、うなぎに近い味に感じることもある

うなぎとあなごでは、旨味成分のアミノ酸(グルタミン酸・アスパラギン酸・グリシンなど)の含有量は、ほどんど差がないです。

大きく違っているのは脂質の含有量で、100g中の値は次のようになっています!

・うなぎ(養殖)・生…19.3g

・あなご・生…9.3g

個体差はありますが、この脂質量の差がそれぞれのに大きく関係しているのですよ。

うなぎとあなごのおすすめの食べ方はコレ♪

うなぎとあなごはいろいろな食べ方がありますが、それぞれ味の特徴を活かしたおすすめの料理はこちらです♪

うなぎ…こってりとした味
・うな丼
・ひつまぶし
・せいろ蒸し
・白焼き…タレを付けずに焼いたもの。本来の味が楽しめる
・蒲焼きが少し余った時はちらし寿司や卵焼きの具などに

あなご…脂が強くなくさっぱりとした味
・寿司ネタ(握り寿司・押し寿司など)
・煮物
・天ぷら
・酢の物

あなごは白焼きや蒲焼きにしてもくどくならず食べやすいです♪合う味付けやタレを見てみました!

白焼き
・塩・山椒・わさびなどシンプルな味付けで食べるのもおすすめ

蒲焼き
・あなごの煮汁に醤油や砂糖や昆布だしなどを加え煮詰めた、あっさりとしたタレが合う

うなぎもあなごも貴重な食材なので、手に入った時は美味しく調理したいです♪

2023年08月


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