ホンビノス貝とハマグリの違いをチェック!特徴を活かしたおすすめは?


日本では様々な種類のを食べることができますが、漁獲量が激減している貝も多いです。

その中で最近注目を浴びているのがホンビノス貝で、見た目がハマグリに似ています!

特にひな祭りの時期には、ホンビノス貝がハマグリと並んで、潮汁用に売っていることも多いですよね。

ホンビノス貝は比較的安く購入できるため、ハマグリとどのような違いがあるのかも気になる所です。

そこで、ホンビノス貝とハマグリの違いは?両者の形や味などを比較し、より美味しい食べ方を見てみました。

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ホンビノス貝の特徴!ハマグリとの見た目の違いはコレ!

ハマグリは日本で古くから食べられていて、日本書記など多くの史書に記録が残っています。

一方ホンビノス貝は外来種です!東京湾で見つかったのは1990年後半で、日本では歴史が浅い貝ですよ。

ホンビノス貝がどんな貝なのかを大まかに見てみました!

・北アメリカ原産

・生息域…浅い内湾の砂や泥の中に住む

・国内での漁獲量も増えてきている

・サイズが豊富(Sサイズ:大きめのアサリ位、Lサイズ:大きめのハマグリ位)

・生命力が強く、ハマグリやアサリよりも日持ちする

・主な産地…千葉県

・旬…通年獲ることができるが、特に美味しい時期は春と秋

ホンビノス貝とハマグリは同じ科なので似ている所もありますが、形・色・味・食感などが違うのですよ。

それぞれの形や色の違いなどを見てみました。(特に色は生育環境により差があります)

項目 ホンビノス貝 ハマグリ
左右非対称・蝶番の辺りが曲がっている・円に近い形 左右対称に近い・やや三角形に近い形
殻の表面 光沢が少ない・ザラザラしている ツルツルとしている
貝殻の色 白っぽいまたは灰色 赤みを帯びているものが多い
蒸した身の色 黄色がかっている 薄いピンク
価格 比較的安価 特に国産のものは高価

ずんぐりとしていて、年輪のような模様の部分がでこぼこしている方がホンビノス貝なんですよ。

ホンビノス貝は全体的に白っぽいものが多く、白ハマグリと呼ばれた時期もあります。

しかし、他にも白ハマグリと呼ばれている貝があるため、区別するためにホンビノス貝と呼ぶことが多いのですよ。

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ホンビノス貝とハマグリの味の違いは?おすすめの料理も♪

千葉県船橋市と市川市沖の三番瀬で漁獲されるようになった、ホンビノス貝は千葉ブランド水産物に認定され、千葉名物の一つになっています♪

ホンビノス貝とハマグリは、それぞれ食感やに次のような特徴があるため、違いがわかりやすいと思います。

ホンビノス貝
・食感…弾力があり噛み応えがある
・味…味は濃いがクセはない。アサリの味と少し似ている

ハマグリ
・食感…ふっくらとしていて柔らかい
・味…上品でありながら濃い旨味。噛むほどに旨味が出てくる

ホンビノス貝とハマグリは、焼き物・揚げ物・蒸し物・炒め物・汁物など多くの料理に合います。

しかし、ハマグリはだし汁が特に美味しいため、次のようなシンプルな料理がおすすめですよ♪

・お吸い物

・酒蒸し

・網焼き

・アクアパッツア(イタリア料理で、魚介類を水や白ワインなどで煮込んだもの)

もちろん上記の料理はホンビノス貝を使っても、美味しくできますよ♪

日本では、クラムチャウダー(二枚貝や野菜などを使った具だくさんのスープ)に、アサリを使うことが多いです。

アメリカのように、ホンビノス貝を使うのもおすすめですよ。

ホンビノス貝に他の野菜などの旨味が加わって、さらに味に深みが出るんです。

ブイヤベースなど、多くの具材を使って濃厚な味にしたい時にも、ホンビノス貝はおすすめですよ!

しかし、加熱し過ぎると身が固くなってしまうため、さっと火を通して後から加えるようにして下さいね。

ホンビノス貝とハマグリは生食できる?砂抜きは必要?

日本で流通しているハマグリで、国産のものは1割ととても少ないです。

茨城県・千葉県・三重県・熊本県などが主なハマグリの産地ですが、湘南ハマグリ(神奈川県)のようにブランド化されているものもありますよ。

国産のハマグリがさらに普及すると良いですよね♪

ホンビノス貝やハマグリは潮干狩りで採ることができます。しかし、資源回復やコロナ感染拡大を防ぐなどの理由で、潮干狩りの禁止や制限をしている所も比較的多いです。

ホームページなどで確認されてからお出かけ下さいね。

ホンビノス貝やハマグリは生食できる場合もありますが、生食して食中毒が起きた事例も報告されています。

二枚貝の内臓にノロウィルスなどのウィルスや細菌が付着していることがある

内臓を除去しきれなかったり、生食したり、加熱が不十分だったりするとノロウィルスなどによる食中毒が起きてしまう恐れがある

ホンビノス貝は砂抜きの必要がないと言われますが、これは砂を大量に噛むことがないからなんですよ。

潮干狩りで採った場合や気になる方は砂抜きして下さい。

そして、ホンビノス貝は塩辛い場合がありますので、調理する時に塩味を控えめにするか塩抜きして下さいね。

ハマグリはアサリよりもが溜まりにくいですが、砂抜きはした方が良いですよ。

ホンビノス貝は近くのお店で割と見かけるので、いろいろな料理を試してみたいと思っています♪

2022年02月


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