春菊の旬がいつかは産地によって違うの?鍋以外の料理にも♪


冬の寒い時期は葉物野菜を特に美味しく感じますが、春菊もその一つです。

鍋物に入れるのは定番ですし、加熱してもそれ程色落ちしないので、彩り良く食べれますよね。

また、少量入れただけでも、独特の風味が良いアクセントになってくれるんです♪

天候不順などで葉物野菜の価格が高い時には、春菊で代用することもありますよ。

ところで、春菊は春の菊と書くので、春の野菜のようにも思えますが、実際はいつがなのでしょうか?

また、産地によってよく出回る時期に違いがあるのかも知りたい所です。

そこで、春菊の旬がいつの時期かは産地によって違うの?料理の名脇役の春菊に注目し、見てみました。

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春菊の旬!種まきの時期によって品質に違いも?

春菊はキク科の植物です。葉が菊に似ていて、春頃に花が咲くことからそう呼ばれるようになったんですよ。関西では春菊を菊菜(キクナ)と呼ぶ場合もあります。

葉のギザギザが特徴的ですが、葉の大きさによって、大葉種・中葉種・小葉種の3種に分かれます。

関西では、葉が大きく切れ込みが浅く、香りもひかえめな大葉種が比較的多く、関東では切れ込みがやや深く、香りも強い中葉種が多いんですよ。

日本では、中葉種が最も多く栽培されていて、切れ込みが深い小葉種はあまり栽培されていません。

そして春菊はほぼ1年中出荷されていますが、次のように春に種をまく春まきと、秋に種をまく秋まきがあります。

・春まき…収穫時期は主に5月~7月

・秋まき…収穫時期は主に11月~3月

収穫量を見てみると、春まきよりも秋まきの方が多くなっています。また、秋まきのものは茎や葉が柔らかいのが特徴。

したがって、春菊の旬は、品質が良く鍋物などで需要が多くなる11月~3月頃ですよ。

春菊は花芽がつくと葉が筋っぽく硬くなってしまいます。春まきのものは成長が早いですし、夏は冬ほど需要がないので、それほど出回らないのですよ。

そして、春菊はβーカロチン・ビタミンB群・カルシウム・鉄などが豊富に含まれているので、栄養満点です♪

特にβーカロチンは免疫力を高める効果もありますから、旬の冬に春菊を食べるのは、風邪の予防にも良いのですよ。

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夏に多く春菊が出回る場合も!産地は大都市に近い所に?

春菊はどの都道府県でも栽培されていますが、生産量が多い順に見たのがこちらです!

第1位 千葉県

第2位 大阪府

第3位 茨城県

第4位 福岡県

第5位 群馬県

春菊は傷みやすい野菜なので、大都市に比較的近い所に産地が集まっています。運ぶ距離が短く、新鮮なまま市場に届くんです♪

関西では、大阪が大きな生産地になっていますよ。他に兵庫県・滋賀県・京都府・和歌山県などでも多く栽培されています。

春菊の旬は11月~3月の所が多いのですが、産地によっては夏に多く出回る所もあるんですよ!

東京中央卸売市場での春菊の出荷量を見ると、青森県産と岩手県産のものはの方が多いです。

年によって違いがありますが、東京中央卸売市場で7月~9月に最も出荷量が多いのは岩手県産のもの。

春菊は冷涼な気候を好みます。青森県や岩手県は夏でも比較的涼しいので、夏場でもそちらの産地のものが多く出回るんですよ。

春菊の鍋以外でおすすめの料理はコレ♪

春菊は香りが強いのでアクも強いように思えますが、それ程アクは強くありません。

アクの原因となるシュウ酸の量も、比較的多いほうれんそうに比べたらわずかです。

したがって下茹しないでそのまま鍋などに入れても大丈夫なんですよ。ほうれんそう・小松菜・水菜・ニラ・小ねぎなどの代用もできます♪

も品種によってはややほろ苦く感じますが、多くの料理に合いますよ。

春菊はすき焼きや寄せ鍋などの鍋物にぴったりの野菜ですが、次の料理にもおすすめです。

・天ぷら

・おひたしや和え物

・卵とじ

・炒め物

・ゆでて小さく刻んで薬味に

特に天ぷらはおすすめです♪大きめに切って揚げても、小さめに切ってかき揚げの具にしても、サクサク感が楽しめます。

また、肉や卵などと炒めても合いますが、小さめに刻んでチヂミにしても美味しいですよ。

ただ、加熱し過ぎたり、水にさらし過ぎたりすると水溶性ビタミンが流れでてしまいます!加熱時間や水にさらす時間は短い方が良いですよ。

春菊は室町時代に伝わったと言われていて、歴史のある野菜です。

ほうれんそうなどの栄養効果に注目がいきがちですが、同じ緑黄色野菜の春菊の栄養価もとても優れています。

今、春菊は旬真っ只中です!様々なレシピで食べてみようと思っています。

2019年01月


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