いわしのさばき方! 刺身にも使える簡単な方法とは?
秋になるといわしが旬を迎えます。脂がのった秋のいわしは、刺身にしても美味しいですよね。
パックのお刺身も美味しいけれど、自分でさばいたいわしのお刺身は、風味も味も格別です。
そこで今回はいわしをお刺身にするときの簡単なさばき方とちょっとしたコツをご紹介していきましょう。
一般的ないわしのさばき方
最初にご紹介するさばき方は、多くの魚をさばく時と同じように「3枚おろし」といわれる方法です。
こちらは比較的大きめの、いわしをさばく時におすすめです。柔らかく崩れやすい、いわしの身も綺麗に仕上げることができます。では、3枚おろしの手順です。
実際にどのように包丁を入れるかは、動画のほうがわかりやすいかと思いますので参考にしてくださいね。
- 頭を切り落とす
- 腹に切れ込みを入れ、内臓を落とす
- 水で洗い腹ビレを取る
- 水気をよくふき取る
- 背中側、腹側からそれぞれ中骨まで包丁を入れる
- 中骨と身を切り離す
- 残り半身も4、5の手順と同様に切る
- 腹骨をすき取る
動画では水で洗い流してありますが、数匹を一度にさばく場合は、包丁の刃で引っ張り出し、水洗いは後からでもOKです。
いわしは実が柔らかいので、指で簡単にヒレが取れます。
3枚おろしの手順はここまでですが、刺身にする場合はこのあと皮を剥きます。皮は頭側のほうから剥くと、スルッと簡単に剥けますよ。
小さないわしにおすすめのさばき方
小さいいわしを、たくさんさばく時は手開きという方法がおすすめです。特にサイズが10cm未満の小いわしなら、包丁を一度も使うことなく刺身にすることもできます。
では、手開きの手順を説明していきましょう。
- 頭と内臓を落とす
- 骨と身の間に指を入れ実をはがす
- 水で3~4回よく洗い、残った内臓や血を洗い流す
内臓の部分に効き指の親指を当て反対の手で頭を持ちます。頭に向かって、内臓を親指を押し上げ頭をちぎり落とします。
頭から尾に向かって中骨の上を爪を添わせるように動かすと、簡単に身がはがれます。もう半身も同様にします。
動画では塩水ですが、すぐに食べるなら真水でも問題ありません。
こちらも動画を参考にしてください。動画ではとても手際よくいわしがさばかれてあっという間にお刺身になっています。
はじめは手間取るかもしれませんが、慣れると本当に簡単なさばき方なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
いわしをさばき終わったら♪
包丁でおろした大きめのいわしは、切り落した頭と尾を添えて、姿造りにすると豪華さが増します。
手開きにした小いわしは、一人前ずつ天盛りにして薬味を乗せ、直接醤油をかけて食べるのが良いでしょう。
いわしは安価な魚というイメージですが、自分でさばいて刺身にすればとびっきりのごちそうになります。今回紹介した簡単なさばき方を覚えて、ぜひ旬のいわしの味を堪能してくださいね。
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