ぬか漬けは冬だと美味しくない?しっかりと漬かるヒントをチェック!


日本で漬物の歴史はとても古く、様々な種類のものを食べることができます♪

その中でぬか漬けは繰り返して漬けられるため、とてもポピュラーな漬物です。

以前の記事でぬか漬けの効果についてお話しました。便秘を解消する効果なども期待できるのですよ。

栄養があって各家庭の味が楽しめますが、はあまり美味しくないという方もいらっしゃいます…。

そこで、ぬか漬けは冬は美味しくないって本当なの?冬のぬか床の特徴などをチェックし、上手く漬かる方法を見てみました。

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ぬか漬けが冬に漬かりにくい理由は?

新型コロナウィルスの影響から巣ごもり消費が増え、家庭でできるぬか漬けの人気が高まっています。

程良く漬かったぬか漬けは、ご飯のお供や箸休めにピッタリですよね♪

美味しく感じる理由は、次の様に漬けると旨味などがアップするからなんですよ。

野菜をぬか床(米ぬか・塩・水・鷹の爪などを混ぜたもの)に漬け込む

ぬか床に含まれている植物性乳酸菌や酵母などが働いて発酵する

アミノ酸やペプチドが生成され、漬けた野菜の旨味・酸味・甘味・香りなどがアップし、美味しくなる

しかし、発酵の進み具合は季節によって異なり、冬にぬか漬けの味が落ちるように感じる場合もあります!

冬にぬか床や漬けたものがどのような状態になるのか、チェックしてみたのがこちらです。

・室温が低い冬はぬか床の温度も低くなる

・ぬか床の温度は、植物性乳酸菌などがよく働く20℃~25℃位が最適

・ぬか床の温度が低いと乳酸菌の働きが鈍くなり、発酵が抑えられてしまう

・そのため、ぬか漬けの旨味などが減ったと感じることがある

・冬場は雑菌の繁殖が抑えられるため、ぬか床が痛みにくいというメリットもある

冬のぬか漬け作りは、ハードルが高いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっとした工夫で美味しくなることも♪

次でお話します。

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冬に美味しいぬか漬けを作るコツはコレ♪

スーパーに行くと、ぬかの他にぬか床専用のからし・補充用のぬかなど、初めてでもぬか漬けが作れるよう様々な製品が売っています。

ぬか床が適度に発酵する温度帯になるに、ぬか漬け作りをスタートさせるのもおすすめですよ。

そして、これから旬を迎える次の野菜を漬けるとより栄養を摂ることができます♪

  • 大根
  • 白菜
  • 人参
  • かぶ

お住まいの地域や住宅形態によって、冬場のぬか床の温度がかなり違います。

冬でも室内が暖かく、ぬか床の温度がそれほど低くならないかもしれませんが、低い場合は次のことを試してみて下さいね。

・場所を移動する(例:台所の隅からリビングなど少し暖かい所へ)

・漬けている容器を布で巻く

そして冬でも美味しく食べられるコツをチェックしてみました!

・漬ける時間を夏よりもかなり長くする

・漬け時間の目安は味の好みにもよるが、多くの野菜は1日~2日、葉やきゅうりなどはもっと短い

・ぬかの量を増やす

・混ぜ過ぎない…悪臭の原因となる菌などの異常な繁殖を防ぐため、冬でも表面と底部を入れ替えるようにして混ぜることは必要。しかし、混ぜ過ぎると乳酸菌の働きが悪くなってしまう

・大根や白菜などを漬ける時は干してから漬けると良い。ぬか床が水っぽくなるのを防ぐことができ、しっかりと漬かる

・昆布や干し椎茸を加えると、吸水してぬか床が水っぽくなるのを防げ、旨味も加わる

ぬか床は生きているので、出来れば毎日混ぜて状態を見て、必要ならばぬかや食塩などを加えていくのがとても大切なんですよ。

ぬか漬けを冬にお休みするのもあり?冷蔵庫で漬けるのは?

.ぬか漬けが大好きで、1年中食べたいと思う方もいらっしゃるはずです。

しかし、冷たいぬか床を管理するのが大変な方は、冬の間お休みするのも手ですよ。

お休み中のぬか床の主な保存方法は次の2通りです。いずれもぬか床から野菜を取り除いて保存して下さいね。

常温(冷暗所)で保存する場合
・ぬかを足して、表面に塩を5mm~1cn敷き詰める
・フタをして保存する
・再開する時は敷き詰めた塩の部分を取り除いて使う

冷凍して保存する場合
・冷凍中は乳酸菌や酵母などが活動を休止しているため、長期間保存できる
・ジップロックなどに入れ、空気を抜いて冷凍する
・再開する時は自然解凍し、室温で保管すると再び乳酸菌も動き出す

そして、ぬか床を冷蔵保存して、ぬか漬けを作ることもできます!真夏などぬか床が発酵し過ぎる可能性がある時期にもおすすめですよ。

ぬか床を冷蔵保存しながら作ったぬか漬けには次のような特徴があります!

・野菜室でも8℃位でかなり温度が低いため、乳酸菌などの活動もゆるやかで、漬かるまでの時間がかかる

・ぬか床をある程度熟成させてから漬けないと発酵が進まない

・ゆっくりと漬かるため、発酵しすぎたり味が濃すぎたりすることが少ない

・雑菌の繁殖が少なく、かき混ぜる回数が少なくてすむ

冷蔵する場合は週に1回程度常温に置いてかき混ぜると、乳酸菌の発酵が良くなりますよ。

我が家は冬でも比較的暖かいので、今年の冬はぬか漬けにチャレンジしてみたいと思っています。

2022年11月


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