烏龍茶の茶葉を食べるには?食べる効果やおいしいレシピをご紹介♪
私達が飲むお茶の中でもおなじみの烏龍茶。他のお茶にはない風味があって、スッキリしますね!
うちでは普段麦茶ですが、少し気分を変えたいとき、脂っこいもの食べるとき、お酒を飲んだあとの1杯に、烏龍茶を飲みます。
最近は脂肪をつきにくくする、という特保の烏龍茶も登場しましたよね!ペットボトルで手軽に飲めるものが多いです。
もちろん茶葉を使って自分で沸かすこともでき、簡単にティーバッグもあります。ところで、沸かしたあとの茶葉、どうしてますか?実は、沸かしたあとの茶葉にはまだ栄養が残っているんです!
そこで、烏龍茶の茶葉を食べるとどんな効果があるか、レシピも合わせてご紹介いたします。
烏龍茶の茶葉は食べるとどんな効果がある?
お茶を飲むともちろん様々な栄養成分をとることができます。主に摂取できるのは水溶性の成分です。水に溶けない脂溶性の成分は茶葉に残ったままになっているんです。
水溶性
・・・ビタミンB2、葉酸、ナイアシン、
カテキン、テアニン、水溶性食物繊維
脂溶性
・・・不溶性食物繊維、ミネラル
大きく分けるとこのようになります。ミネラルはまったく烏龍茶のお茶に含まれないわけではありませんが、茶葉に多くが残っています。
烏龍茶にはミネラルではマンガンが多く含まれています。マンガンはお茶100cc中0.24mg含まれています。
マンガンの働き
- 骨を正常に保つ
- エネルギーを起こしたり、たんぱく質を合成したりする助けとなる
- 成長や生殖にかかわる
マンガンは体内にはごく少量しか含まれない栄養ですが、「代謝のミネラル」と呼ばれ、体の機能を支える酵素の構成成分として必要な栄養です。不足すると様々な体の不調につながります。
カテキンは抗酸化・抗菌作用、血圧の上昇や脂肪の吸収を抑えるなどの効果があり、お茶を飲むと摂取できますが一部は茶葉に残っています。食物繊維も不溶性のものは茶葉に残ります。
ちょっともったいないような・・・。
烏龍茶ポリフェノールやテアニンも効果的!
烏龍茶には烏龍茶ポリフェノールという成分があります!それは、カテキンがいくつかくっついたもの。この成分も、茶葉を食べると余さず摂取できますよね~♪。
烏龍茶ポリフェノールは脂肪の分解を促し、余分な中性脂肪を減らす作用があります。中性脂肪を分解する酵素の働きを抑え、体に脂肪をつきにくくする効果があるんです。
また、活性酸素を取り除き、老化を防いで美容にも良いとされます。抗炎症効果や抗アレルギー効果もあり、皮膚の炎症、アトピー性皮膚炎などの改善にも効果があるとの研究結果があります。
テアニンはアミノ酸の一種で、お茶のうま味や甘みの成分です。α波を出させて緊張をほぐし、血流をスムーズにして冷え症を改善するなどの効果があります。
どうやって食べる?茶葉の活かし方アレコレ
茶葉を食べる方法で、我が家がよくやるのはチャーハンです。他の具と同様、炒めてご飯と一緒にいただきます。
その他にはこんな方法があります。
- ふりかけにする
- お菓子にする
- 佃煮にする
- 揚げ物の衣に混ぜる
ふりかけにするときは、出がらしをそのままつかうと水分も残っていて使いにくいので、水気を切ってフライパンで炒めてカラカラにします。好みでかつお節やごまなどを加えてもOK!
烏龍茶の茶葉でふりかけ
- 烏龍茶の出がらしの水気を切っておきます。
- フライパンに油をひいて、茶葉とかつお節、しょうゆ小さじ1程度、だしの素少々を一緒に炒めます。
- 水気がとんだら、ごまを加えて軽く混ぜ合わせたらできあがり♪
烏龍茶の佃煮
- 海苔をちぎって鍋に入れ、出がらしと水か烏龍茶を加えて煮立たせます。
- 水分が減ってきたら、砂糖・醤油・みりんで味をつけてできあがり♪
佃煮の場合は、味付け海苔か焼き海苔かで塩分がかわるので、分量や味付けはお好みで調整してみてくださいね。
烏龍茶のクッキー
- 烏龍茶の茶葉10gをミルサーで細かくします。
- ボウルにバター30g、砂糖30gを良く混ぜ、茶葉とふるった小麦粉を加えて混ぜます。
- 牛乳25ccを加えて粉っぽさがなくなるようなじませます。
- 適当な形にして天板に並べ、170℃に予熱したオーブンで12~15分焼いてできあがり♪
お菓子にするときは出がらしでももちろんできますが、風味を活かすなら茶葉をそのまま使うのがおススメです。使う分の茶葉をミルサーでひいたり、包丁で刻んだりしてから使います。
クッキーと同じように、刻んだ茶葉を生地に混ぜ込む方法にするとホットケーキやシフォンケーキ、カップケーキなど色々なお菓子でアレンジできます。
烏龍茶の茶葉を食べるレシピを見てると、いろいろ試してみたくなります!茶葉も食べて、おいしく余さず栄養とれたらうれしいですね♪