ふぐの白子が美味しい時期は?期間が短いその理由は?


ふぐはイラストなどで可愛らしく描かれますが、とても高級な魚ですよね。

私はそれほどふぐ料理を食べた事がありませんが、「忘年会でふぐ鍋を食べて美味しかった」とか食べた時の思い出は強く残っています♪

ふぐ1

ふぐの身を美味しく感じるのは、味が淡白でありながら旨味もあって、後味もスッキリしているから。

今は通販でも比較的簡単に手に入れることもできますが、やはりお店でも食べてみたいです。

そして、今回はふぐの白子に注目!白子というとたらがポピュラーですが、ふぐも有名ですよ。

私は、残念ながら食べた事がありませんが、焼くのはもちろん、天ぷらにしたり鍋物に入れたりしますよね。

天然のふぐは比較的食べられる時期が短いのですが、白子はどうなのでしょうか?

そこで、ふぐの白子が美味しい時期はいつ頃?主に天然のふぐの身や白子についてお話していきます。

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ふぐの白子の特徴!冬に美味しい理由は?

テレビ番組で、ふぐの白子を美味しそうに食べているのを見たことがあります。大好物の方にはたまらないですよね♪

私は下関周辺に行く事があれば、是非本場の味を食べてみたいと思っています。

しかし、ふぐの白子などについてほとんど知らない私…。そこで白子の特徴を調べてみました。

・トラフグには天然のものと養殖のものがあるが、他のふぐはほぼ天然物

・特にトラフグは身も白子も美味しい

・白子は魚の精巣のことで、オスからしか取れない

・ふぐ1匹からとれる白子はわずかで、その重さは時期や種類で違いがある

・毒があって食べれない白子もある

・白子の栄養は特にビタミンB12が多く含まれていて、ビタミンDやたんぱく質も豊富

・白子はクリーミーで生くささがない

養殖技術が発達して、養殖のふぐをいつでも美味しく食べれるようになりました。

一方、天然のトラフグなどの漁獲量が少なくなってきています。なので天然のトラフグの白子となるとさらに貴重なのですよ~。

そして、天然のふぐは一般的に冬が美味しいと言われています。それは、冬場に採れる食材とふぐ鍋などにすることで、より美味しく温かく食べれたからです。

また、冬は産卵期が近いこともあります!これは、白子の美味しい時期にも関係してくるので、次で詳しくお話していきます。

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白子は産卵期前が食べ頃?漁場や種類によって違いも?

ふぐは産卵するために日本海沿岸に近付き、その時は身や白子に栄養をたくさん蓄えた状態なんですよ。

したがって、産卵期前の1月~3月位に獲れた白子が、最も肥えていて美味しいです!

しかし、漁場やふぐの種類によって産卵期に違いがあるんです!!例えばトラフグの産卵期は3月下旬~6月頃です!その時期は次のように水温の上昇と共に北上していきます。

  • 九州西岸…3月下旬~5月
  • 瀬戸内海…4月下旬~5月
  • 若狭湾…4月~6月

ちなみに産卵期が終わると、白子に栄養が行きにくくなってしまい、夏に白子をゲットするのが難しくなります。

1月~3月頃に白子を食べれるお店が比較的多いですが、東北地方ではもう少し遅い時期の白子も絶品なのだそうですよ♪

ふぐの白子は毒性が強いの?痛風に良くないの?

ふぐは高級で美味しくて魚の中の王様のような風格がありますが、やはりが気になります!

実際にふぐの毒・テトロドトキシンは毒性が強く、熱や酸に強いので加熱しても毒はなくなりません…。

卵巣や肝臓は毒が強くて普通食べる事はできませんが、多くのふぐの白子は無毒です。

ふぐ2

しかし、次の4種は身は美味しく食べれますが、白子に毒があって食べる事ができませんのでご注意を。

・クサフグ

・コモンフグ

・ヒガンフグ

・サンサイフグ

サンサイフグは日本沿岸ではあまり釣れませんが、あとの3種は釣れたり、市場で出回ったりする可能性があります。

また、白子を食べれるふぐと似ている場合もあるので、ふぐの種類を気にしながら食べてみて下さいね。

そして、白子はビタミンB12やビタミンDやたんぱく質が多く入っていると書きましたが、プリン体も多めに入っています!

尿酸値が正常値の方は問題ないですが、高めの方は痛風対策のためにもあまり食べないのがおすすめですよ。

ふぐは注意すべき所を守って食べれば、最高に美味しい魚だと思います。

格別の食感を味わえるふぐの白子デビューの日がいつになるのか楽しみです。

2017年08月


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