秋茄子が美味しい理由をチェック！夏茄子との違いは？おすすめの食べ方はコレ♪
茄子は全国各地で栽培されていて、露地栽培したものとハウス栽培したものが出回るため、一年中食べることができます♪
過去の記事で茄子のカロリーと糖質の関係についてお話しました。比較的カロリーが低いのも特徴の一つなのですよ。
茄子は種類が多く夏にもよく出回り、夏野菜の代表的な存在として有名です。
そして、9月以降に収獲される秋茄子も味が良く、違った味わいがありますよ♪
そこで、秋茄子が美味しい理由は？夏茄子との生育環境や味の違いをチェックし、おすすめの調理法を見てみました。
秋茄子が夏の茄子と味が違う理由は？
茄子はインドの東部が原産で、日本へ古くに伝わりました。平安時代の本にも栽培方法などが記されていて、なじみ深い野菜です。
夏茄子の収獲時期の6月～8月頃と、秋茄子の収獲時期の9月～10月頃が旬で、その頃は出荷量も多いですよ♪
そして、夏茄子と秋茄子とでは次のように生育環境や形状が違います。
・強い日光を浴びて成長する
・過酷な暑さのため栄養を多く消費してしまう
・皮はやや厚く硬いと感じることも
・種はやや多い
秋茄子
・秋になると日差しが穏やかになり、暑昼と夜の気温差が大きくなる→実はやや小ぶりだが栄養がそれほど消費されずに残る
・アミノ酸や糖は増える傾向にある
・皮は夏に収獲されるものよりも薄く柔らかい
・一般的には夏茄子よりも肉質が柔らかく、水分が多い
・種は少ない
・夏の暑さや病虫害によって実付きが悪くなるのを防ぐために、剪定して株を休ませてことも多い
夏の暑さが落ち着いた中で育ち収獲された秋茄子は、旨味や甘さも増すため、より美味しく感じるのですよ。
同じ時期に出回らないため比べにくいかもしれませんが、夏茄子と秋茄子の味の違いを実感してみて下さいね♪
有名な秋茄子のことわざ！どういう意味が込められているの？
「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざをご存知でしょうか？
少しドキッとすることわざですが、主に次のような意味が込められています。
・秋茄子は体を冷やす作用があるため、美味しいがゆえに食べすぎないように→大切な嫁の身体への気遣いから
これらの説のどちらが正解とかはないです。どちらからも秋茄子の美味しさが伝わってきますよね。
茄子は水分やカリウムが多く含まれていて、ほてりを抑えて体を冷やす作用があるので、暑気払いにはおすすめの野菜です♪
しかし、美味しいからと言って涼しくなってきた秋に秋茄子を食べ過ぎると、体調不良を招くおそれがありますよ。
他に「秋茄子は種が少なく、子種ができにくくなるから食べさせないように」や「（特定の言い回しから嫁ではなく）ネズミに食べられないように」という説もあります。
秋茄子のおすすめの食べ方はコレ♪
茄子は和風・洋風・中華風とどんな料理にも合い、幅広く使うことができます。
しかし秋茄子の特徴を活かした、次のようなおすすめの料理がありますよ♪
・さらに甘味を引き出してくれる料理…天ぷら・フライ・焼き浸し・揚げ浸しなど
秋茄子にはシンプルで素材を活かせるような料理がおすすめです。
一方、夏茄子は秋茄子よりも肉質がしっかりとしていて、形が崩れにくいので、煮物や一般的な炒め物などがおすすめです。
ラタトゥイユなどにすると他の野菜とともに美味しく食べることができますよ♪
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秋茄子は家庭菜園でも栽培できる？
茄子の生産量が多い所は、高知県・熊本県・群馬県などですが、北海道など寒冷な所でも栽培されています。
茄子を特産品としている地方や、道の駅やスーパーの産地直送コーナーで販売していることも多いです。
そして、高温性の野菜で寒さに弱いため栽培期間は限られるものの、家庭菜園で育てることができますよ。
家族と一緒に成長を見守りながら栽培していくのはやりがいがありますし、収獲する時の喜びは格別ですよね♪
種から栽培するのは大変なので、育てやすそうな品種の苗を選ぶのもポイントです！
秋茄子を収獲するためには、先程少しお話しましたが、剪定して株をリフレッシュさせることなどがおすすめですよ。
乾燥に弱いので、表土が乾ききらないようたっぷりと水をあげて下さいね。
我が家ではほぼ常備野菜になりつつある茄子ですが、今年は秋茄子の良さをより感じながら食べてみようと思います。