夏バテには甘酒をどのくらいの量飲むといい?カロリーも気になる!コップ何杯までOK?
毎日毎日暑くてたまりませんね~。熱中症予防に水分!お茶やスポーツドリンクは欠かせませんよね。
どんなに水分を摂っていても、炎天下の下にいるとクラクラしてきます・・・。帰宅後もバテバテ~。
夏バテって、水分・ミネラル不足はもちろん、暑さで消化器や自律神経の働きが低下してしまうんですよね。今こそしっかり体が必要なものを補給したい!
そんな時に、甘酒がいいってご存知ですか?「飲む点滴」とも言われているんですよ♪でも、カロリーとかアルコールとか大丈夫なのかな?
そこで今回は、夏バテに甘酒がどんなふうにいいのか?どのくらいの量を飲むといいのかについて、ご紹介したいと思います。
夏バテに甘酒がいい?どんな効果があるの?
甘酒といえば、ひなまつりに飲んだり、寒い日に体を温めるのに飲むものというイメージが強いんですが、実は夏の飲み物なんです。そう、暑い夏こそおススメ!
いったいどんな効果があるんでしょうか?
甘酒を飲むといい理由!
- ビタミンたっぷりで、疲労回復に良い
- 酵素たっぷりで、体の調子を整える
- アミノ酸たっぷりで、体の組織や機能を支える
夏バテとえば、疲れやすく、なんとなくだるくて、胃腸の調子も悪くなる・・・そんな悩みを解決する成分が、甘酒にはたっぷり!
その昔、スポーツドリンクや点滴などなかった時代には、夏バテ対策に甘酒が飲まれていたんです。それほどに、効果を得ていたのでしょうね。
どのくらいの量を飲むといいの?
甘酒って、甘いだけに糖分が多そうだし、カロリーが心配。それに、アルコールは大丈夫なの?確かに「酒」って呼ぶくらいですし、気になります。
他の飲み物と比べてみると・・・
- りんごジュース コップ1杯(約100cc)・・・50kcal
- 牛乳 コップ1杯(約100cc)・・・70kcal
- ブラックコーヒー カップ1杯(約100cc)・・・4kcal
確かにカロリーが少ないわけではないですね。これは、甘酒にはある程度の糖分が含まれているからなんです。
甘酒は米からできている
甘酒は、おかゆに米麹を加えて作られています。発酵が進むと、デンプンが糖化されていき甘くなります。より甘みを感じやすいブドウ糖や麦芽糖へ変化するからです。
そして、体に吸収されやすい状態にもなっています。夏バテで弱っている胃腸にも優しく、即効性のあるエネルギー源として吸収されます。
バテた体には、回復するためにはエネルギーが必要です。それを補うために飲むのであれば、むしろ必要な糖分といえます。
甘酒は1日160~200ccくらいが目安
必要な糖分もあるとはいえ、やはり飲みすぎるとカロリーオーバーになります。1日コップ2杯前後で飲みましょう♪
また、飲むタイミングいつがいいのかも気になるところ。甘酒の詳しい効能や飲むタイミングについてはコチラの記事をご覧ください♪
アルコールについては、心配ありません!ひなまつりのとき、白酒のかわりに子供達には甘酒をふるまいますよね。甘酒はノンアルコール飲料なんです。
酒粕で作った甘酒でもいいの?
本来甘酒は、米麹の力で時間をかけて発酵させて作られるもの。ですが、おうちでも簡単につくれるレシピとして、酒粕を使って作る甘酒もありますよね。
米麹の甘酒と酒粕の甘酒との違い
- 栄養的には大差なし
- 酒粕で作ったものはアルコールが含まれる
- 酒粕で作るものは砂糖を加えているが、米麹のは砂糖不使用
お好みで選んでいただいていいですが、アルコールやカロリーの点から酒粕の甘酒については、お子様やお酒の苦手な方、ダイエット中の場合にはあまりおススメできません。
甘酒は便秘にもいい♪ジャパニーズヨーグルトと呼ばれる理由
甘酒には、腸内環境を整える食物繊維やオリゴ糖などが豊富に含まれています。便秘対策としても効果的なんです!
食物繊維は、腸を刺激して動きをよくしてくれますし、オリゴ糖は腸内細菌のエサとなって善玉菌を増やしてくれるんです。
さらに、これまた便秘によい植物性乳酸菌も豊富。植物性乳酸菌は、胃酸にも負けないので生きて腸まで届くことができます。
厳しい暑さで、食生活や水分量も乱れやすくなると、お通じのリズムもくるいがち。甘酒でおなかの調子を整えてみるのもいいですね♪
長く私たちの生活に根付いてきた甘酒、さすが素晴らしい飲み物ですね!ぜひこの夏、甘酒パワーをお試しください。ご紹介した以外にも、美容や病気予防にも効果的なんですよ♪
氷で冷たくしたり、牛乳や豆乳で割ったりして飲んでみるなど、お好みのアレンジで飲んでみてくださいね!