ぶりの栄養ってすごい! え?こんな効能まであるの?
冬になると、脂ののったおいしいぶりが店頭にならぶようになりますね。
この時期のぶりは、味もいいですし、出世魚としてお節料理などでよく使われていますよね。
でも、おいしくって、縁起がいいだけではないんです。実はぶりには驚くような栄養がたくさん含まれているんです。
そして私たちの体に、すばらしい効能をもたらしてくれるんですよ♪これを知ったら、すぐにでもぶりが食べたくなると思いますよ。
それでは今回、ぶりに含まれる栄養と、その効能について見ていきたいと思います。
ぶりにはこんな栄養が?
冬のぶりって、脂がのっていておいしいですよね。でも、脂ってとりすぎると成人病とか心配になりますよね。
いえいえ、そんなことないんです。むしろ、ぶりの脂はぜひとも積極的に摂取してもらいたいんです。
ぶりに含まれる脂は、不飽和脂肪酸に分類されるドコサヘキサエン(DHA)と、エイコサペンタエン酸(EPA)が豊富に含まれているんです。
DHAは、脳や神経組織に多く存在しています。これは、情報伝達などをスムーズに行うためになくてはならない栄養で、記憶力の向上やアルツハイマーの予防に役立っているんですよ。
EPAは、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす働きをしてくれます。なので、動脈硬化や、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病などを予防してくれるんですよ。
ぶりなどの魚に含まれる脂は、私たちが思い浮かべるような脂のイメージとは全く違うんです。ぜひ積極的に摂取したいですよね。
しかも、ぶりの栄養は、これだけではないんです。ほかにも貴重な栄養が含まれるているんですよ。
まずはナイアシン。これはアセトアルデヒドという二日酔いを引き起こす成分の分解を手助けしてくれるんです。お酒を飲む人にはうれしい成分ですよね。
そして、ビタミンD、これは、カルシウムやリンの吸収をたすけてくれるため、骨粗鬆症の予防に役立つんです。
さらにタウリンが含まれています。タウリンは、血中コレステロールを抑えてくれるので、動脈硬化の予防に役立つのですが、肝機能の強化や眼精疲労の緩和にも役立つんですよ。
また、鉄分も含まれているので、貧血にも効果があります。これらのビタミンやミネラルは血合いの部分に多くふくまれているので、ぜひとも血合いの部分を捨てずに食べてくださいね。
ほかにも、抗酸化作用が強く、抗ガン作用が期待されているセレンや、脂質、糖質の代謝を上げ、成長促進を促し、粘膜を保護してくれるビタミンB12、そして肝臓や腎臓酵素の働きを助けるモンブデンガ含まれています。
我が家の主人は、最近おなかがポッコリのメタボ体型。昨年の健康診断で、悪玉コレステローコレステロール高め、肝機能の数値も要経過観察との結果がでてしましました。
そろそろ健康に気にしなければいけないなといおもいつつ、付き合いも多く、外食が続く日々。どうしたらいいかと悩みました。
そんな時に、テレビでぶりが悪玉コレステロールの低下や、肝機能強化に役立つことを知り、自宅で食事をとるさいには、積極的にメニューに取り入れてみました。
すると、今年の健康診断で、悪玉コレステロール値と肝機能数値が正常範囲に近づいてきたんです。運動とかは特にしていないので、本当に驚きました。
ぶりに含まれる栄養の効能ってすごいんですね。本当にびっくりしました。ぜひとも、積極的に摂取したいですね。
ぶりってどのように摂取すればいいの
このように、栄養が豊富に含まれているぶり、ぜひとも積極的に摂取したいですよね。みなさんはどのように食べていますか。
お刺身に、ぶりの照りやき、ぶり大根、塩焼きに煮つけ。様々なぶり料理が浮かびますよね。どれもとてもおいしいですね。
ぶりに含まれるDHAやEPAは、熱すると流れ出てしまうため、効果的に摂取するにはお刺身で食べるのが一番いいですよ。
一緒についていることが多いツマは、消化吸収を助けてくれるので、ぜひ一緒に摂取したいですね。
照り焼きなどは、調味料などでカロリーが少し上がってしますが、照り焼きの甘辛いたれでピーマンなどを一緒に味付けをしていただくと、ビタミンを補うことができ、いろどりもよくなり、おすすめですよ♪
ぶり大根は、ぶりには少ないビタミンCを大根が補ってくれるので、非常に栄養価の高い調理法ですよ。
そして、なんといっても、新鮮なものを食べてくださいね。ぶりの脂は酸化しやすいので、せっかくの有効成分を摂取できなくなってしましますよ。
脂ののった、おいしく栄養たっぷりのぶりと、ぜひとも上手に摂取してくださいね。