キムチは睡眠に効果があるって本当?乳酸菌とGABAがいい♪
ぬか漬けや浅漬けなどと並んで、よく食べられる漬物と言えばキムチ。ピリッとした辛さと酸味、魚介類のうまみがおいしいですよね。
疲れているときや体を温めたいときに食べたくなりますよね。キムチ鍋や豚キムチ炒めなど、調味料代わりに料理にも使えて便利♪
「キムチの栄養ってどんな効果があるの?便秘解消や美肌にも♪」にあるように、キムチには便秘解消効果や脂肪燃焼効果、美肌効果など、体にいい効果があると言われています。
でも実は、睡眠の質が高まるとして、今キムチが注目されているんですよ!なんか、刺激が強い気がして、眠りに効果があるなんて思えませんが、何がいいのでしょう?
キムチは睡眠に効果があるって本当?注目の栄養素と効果的な食べ方についてお知らせします。
睡眠負債に効果あり!乳酸菌で腸内環境を整えよう
最近よく耳にする「睡眠負債」。睡眠時間の不足や質の低下によって、睡眠が十分にとれていない状態のことで、多くの人が陥っていると言われています。
頭がぼんやりする、昼間眠気を感じるなどの状態が続くと、免疫力が落ちたり、代謝が下がって老廃物がたまったり、認知症やガンなどのリスクが増加したりすることも!
そんな状態を改善するのにはキムチ!なんです。その栄養素の中で効果があると言われているものの一つは、乳酸菌♪
乳酸菌と言うと、ヨーグルトなどが思い浮かびますが、納豆や味噌、漬物なども発酵食品で、乳酸菌の働きでできているんですよ。
不規則な生活や睡眠不足などが続くと、腸内環境が悪くなり、そのストレスから眠れない状況になる悪循環に陥ることも!
乳酸菌には、腸内環境を整える働きがあるため、ストレスが解消され、眠りにつきやすい体になるんですよ♪
特に、キムチに含まれる植物性乳酸菌は、胃酸に強く、生きたまま腸まで届きやすいので、腸内環境を整えるのにより効果的なんです。
それに、キムチは白菜やニラ等の野菜が多く含まれているので、腸の調子を整える食物繊維も豊富なんです♪
お腹の調子と睡眠が関係あるなんて、びっくり!さらにキムチには、他にも眠りやすくするための栄養素が含まれているんですよ。
GABAとカプサイシンには眠りを誘う効果が♪
眠りの質を高めるということで注目されているのが、GABAというアミノ酸!漬物に含まれる乳酸菌が作り出す成分なんです。
キムチなどの発酵させてつくる漬物の他に、発芽玄米やチョコレート、トマトなどにも多く含まれていると話題になっていますね。
GABAは脳の興奮状態を鎮め、リラックスさせる働きがあり、睡眠に入りやすくする効果が!他にも血圧低下、記憶力アップ、免疫力増進などの効果もあるんですよ。
また、唐辛子に含まれるカプサイシンは、脂肪燃焼効果で注目されていますが、摂ることで血行が良くなって体温が上がるので、効果が切れると体温は下がることになります。
ぐっすり寝るためには、一旦上がった体温が下がるタイミングで寝るといいと言われています。カプサイシンでその状況をつくることができるんですね♪
キムチに含まれる栄養素で、体温の調節をしたり、リラックスしたりできるなんて!キムチでよい睡眠をとれるというのは、そういうわけだったんですね。
質の良い睡眠ととるには?キムチの効果的な食べ方♪
では、質の良い睡眠をとるためには、どういう食べ方が効果的なんでしょうか?
食べるタイミングは、寝る3時間ぐらい前がベスト!カプサイシンを摂るとアドレナリンが分泌され、睡眠の妨げになりますし、GABAの効果は長く続かないので、寝る少し前がちょうどいいようです。
また食べる量ですが、食べ過ぎると消化不良になったり、唐辛子の刺激で胃が痛くなったりすることがあるので、1日50g程度を目安にしましょう。
キムチに含まれる植物性乳酸菌は、熱にも強いと言われています。ですからそのまま食べるだけでなく、加熱調理にも向いているんです♪
定番のキムチ鍋や炒め物以外にも、チャーハンに混ぜたり、スープにしたりするのもいいですね!納豆キムチは、植物性乳酸菌の相乗効果でより快眠パワーがアップしそうなので、私のお気に入りです♪
もちろん、よい睡眠のためには、生活リズムを整えて、ストレスを溜めないようにする努力は必要ですが、キムチを食べることで少しでも助けられるとうれしいですよね♪
毎日の夕飯にキムチを取り入れてぐっすり眠れば、美容にも健康にもいいこと間違いなし!ぜひ試してみてくださいね♪