スイカは冷凍できるの?保存方法や美味しい食べ方も♪
5月頃から、近所のスーパーでスイカを見かけるようになりました。夏の終わりまで味わえるのが嬉しいです♪
赤肉種と黄色種では甘味の特徴が少々違いますし、そんな所も魅力的ですよね。
以前に、甘いスイカの見分け方についてお話しましたので、参考にしてみて下さいね。
甘くて水分もたっぷりで夏に欠かせないスイカですが、特売の時に購入を躊躇することも…。
家族がそれほど多くないので、小玉1個でもなかなか食べ切れない時があるんですよね。
そもそもスイカは冷凍できるものなのでしょうか?状態が変わってしまわないか不安です。
そこで、スイカは冷凍できるの?スイカの組織をなるべく壊さず、美味しく食べれる冷凍方法を見てみました。
スイカは冷凍には不向き?解凍するとどうなる?
スイカはジューシーなだけでなく、スイカの栄養と効果についてで書きましたように栄養もあるんですよ。
これから暑くなりますから、熱中症の対策にも良いですし、夏バテの予防にもなりますね。
また、むくみの防止にもなります。私は妊娠後期に足の甲などがむくんでしまったのですが、その時はずいぶんスイカにお世話になりました。
ただ、スイカは大玉のそれ程大きくないもので5Kg位、小玉でも2Kg位あります。カットすると日持ちがあまりしないので、食べ過ぎてしまうことも…。
赤肉種も黄肉種も水分が89.6%とかなり多い方ですが、スイカを冷凍・解凍するとどのようになるかチェックしてみました!
(水分が多いので)凍る時に出来る氷の結晶が多くなる
↓
細胞膜や細胞壁を傷つけたり壊したりする
解凍すると
細胞内に出来た氷が溶けて水になる
↓
傷ついた細胞から水分が流れ出ていく
↓
果肉がフニャッとして食感が悪くなる
スイカは水分が多い分、冷凍時に細胞が壊れやすいですし、解凍しても元の状態に戻る事はなく、水分が多く出てしまうんですね。
ただ、氷の結晶は-5℃~-1℃の時に最も大きくなります!その温度帯を早く通り抜ければ(急速冷凍)、細胞が壊れるのを防げます。
また、解凍すると柔らかくなってしまうので、凍ったままか半解凍で使ったり食べたりすると良いですよ。
離乳食などにはおすすめできませんが、凍ったスイカはシャリシャリしていて暑い時にはピッタリですよね♪
このように、スイカは水分が多く冷凍・解凍すると品質は低下します。しかし、急速に冷凍したり、解凍しないで使ったりする事で、そのダメージをいくらか防げますよ。
スイカの冷凍保存の方法はコレ♪短時間で凍らせるには?
スイカの冷凍はとても簡単で、主に2つの手順でOKです!
・ジプロックやタッパーなどに入れて冷凍庫へ
なるべく早く凍らせる事がポイントなのですよ。ただ、家庭の冷凍庫は業務用のものに比べ冷凍に時間がかかります。
そこで次の様な工夫をすると早く冷凍出来ますよ。
・熱伝導の良いアルミトレーに並べる(凍ったらジプロックなどに入れる)
・ジプロックの上に保冷剤をのせて早く温度を下げる
・(備わっているならば)冷凍庫の急速冷凍モードを使う
冷凍したスイカの保存期間は、保存の状態にもよりますが1ヶ月が目安ですよ。冷凍することで保存期間が長くなりますね!
そして私は、果物ではバナナをよく冷凍しています。アイス代わりにもなるんです♪
他にはいちご・ぶどう・温州みかん・パイナップルなども冷凍できますよ。
冷凍スイカはスムージーやシャーベットにもおすすめ♪
冷凍したスイカはそのまま食べても、フルーツポンチに入れても美味しいですよね♪
スッキリとした甘さなのが良いです。ただ、たまにはアレンジして食べてみたいと思う事があります。
そこでおすすめしたいのが、スムージーやシャーベットです!特にスムージーは、解凍し過ぎた時も気にしないで飲めますよ。
スイカのスムージーには、バナナやいちごはもちろんですが、牛乳やヨーグルトなどを混ぜても美味しいです。
甘いのが好きな方は、スイカに砂糖をまぶして冷凍するのもおすすめですよ。
スイカを絞った果汁を製氷皿に注ぎ凍らせるのも良いです。ジュースに氷の代わりに入れると、ジュースも薄まらなくて一石二鳥♪
また、ジプロックにスイカやヨーグルトや砂糖を入れ、ピューレ状にして冷凍すると、ヘルシーなシャーベットが出来上がります。組み合わせ次第でレシピが広がりますね!
今まで、スイカを冷凍する事に不安があったのですが、実際に冷凍してみると想像以上に美味しかったです。これからハマリそうな気がします。