スイカの栄養と気になる効果は?高血圧や夏バテの予防におすすめの理由は何?
スイカと言えば夏にピッタリの果物ですが、それ以外の時期でも贈答用としても見かける事があります♪
大きく切ってがぶりつくのも良し、また小さくブロック状にカットすると食べやすいですよね。
存在感があって見た目も華やかで、何かと話題になる果物ですよね。何度かテーマに取り上げてきました!
甘いスイカの見分け方についてでは外観からの判別方法を
スイカとダイエットの関係についてでは、スイカにはダイエットの効果を期待出来る成分が入っているとお話しました♪
また、ダイエットの他にも健康上の効果はあるので、今回ご紹介していきますよ。
そして、水分の多いので栄養があまりないように思う方もいるかもですが、有名な成分から意外な成分まで入っているんです!
そこで、スイカの栄養と効果は本当にあるの?ビタミンやミネラルなどに注目して見てみました。
スイカの栄養で多く含まれているのはコレ!抗酸化作用があって高血圧にも良いの?
スイカは果肉の赤色が特徴的ですが、それは主にβーカロチンとリコピンによるもの。2つとも栄養価の高いものとして知られていますよね。
βーカロチンの含有量は果物の中でも上位の方です!体内でビタミンAになって、粘膜や皮膚などの免疫力をアップさせるなど、実に多くの働きをしています。
そして、リコピンはトマトより多く入っているのですよ~。リコピンは強い抗酸化作用があって、肌のトラブルや病気を防ぐなどの働きも♪
ちなみに、すっきりとした甘さが魅力の黄色いスイカには、リコピンやβーカロチンはほどんど含まれていません。
しかし、他の栄養の含有量は赤色のものと変わりがありませんし、スイカとダイエットの関係についてでお話したように、黄色のスイカの色素にも抗酸化作用があるのですよ。
また野菜や果物には、カリウムがたくさん含まれているのものが多いのですが、スイカも例外ではありません!
カリウムは過剰な塩分を体外に出す働きがあるので、むくみに効き高血圧の予防にもなります。
そして、むくみを改善したり高血圧を防ぐ成分と言えば、アミノ酸のお仲間のシトルリン!このシトルリンはスイカから発見されたのですよ~。
血流を良くするなどの作用もあり、腎機能や肝機能が低下している方以外は、副作用をそれほど気にしなくても大丈夫です!
このように、スイカはβーカロチン・リコピン・カリウム・シトルリンが多く入っているので、肌のトラブルや高血圧やむくみなどを防ぐ働きがある頼もしい果物なんですよ。
スイカの栄養って夏バテにも効果があるの?ビタミンB群やミネラルに注目!
まだ日がありますが夏になるのが待ち遠しいです♪しかし、気をつけているのに夏バテになってしまうことも…。
もちろんこの食品だけを食べれば大丈夫という事はないですが、すいかには夏バテに効く次のような成分が入っています!
・ビタミンB1・B2・B6
・パントテン酸
・マグネシウム
夏バテでだるく感じる原因の一つはカリウム不足で、カリウムは筋肉の収縮にも関係しているんです。
また、ビタミンB1・B2・B6は、たんぱく質や糖質や脂質の代謝を進め、疲れがたまらないようにする働きがあるんですよ。ビタミンB群のパントテン酸も3大栄養素の代謝に関わっています!
そして、マグネシウムにはエネルギーの代謝をサポートし、筋肉や神経を正常に保とうとする機能も。
含有量で言うと、カリウムの他にビタミンB6・パントテン酸・マグネシウムも比較的多く入っていますよ♪
スイカをどれ位食べれば効果があるの?食べ過ぎはダメなの?
スイカは美味しいですし、一度に比較的多くの量を食べれます!栄養効果を上げるためにどれ位食べれば良いとかあるのでしょうか?
答えは、これ以上食べると効果が上がるとか、これ以下だと効果がないというのはありません。
ただ、小さめのスイカ1/8玉・約225gを食べると1食に必要なビタミンAの約2/3を摂る事ができるので、その位の量をおすすめします。
また、食べ過ぎるとちょっと心配な成分は果糖です!果糖は砂糖に比べ血糖値が上がりにくいと言われていますが、100g中の量は4.1gほど。
摂り過ぎは血糖値に大きく影響することに…。もちろん適量なら全く問題ありませんよ~。
そして、スイカは水分とカリウムが豊富なので、食べ過ぎると体が冷えてしまいます。妊婦さんは特に注意して下さいね。
ざっとスイカの栄養とその効果を見てきました!スイカを食べると元気になれるように感じたのも、その効果が後押ししてくれたのかもしれません。
今年は夏バテしないよう、適量のスイカを味わって食べたいと思います♪