さくらんぼの栄養でソルビトールは？効果に注目！食べ過ぎるとどうなる？
さくらんぼは見た目が可愛らしく、キラキラとしているため「赤い宝石」と呼ばれることがあります。
食感が良く、味も甘さの中に酸味があってバランスがとても良いですよね♪
さくらんぼはバラ科の果樹で旬の時期が比較的短く、店頭に並ぶ時も限られているので貴重な果物です。
見た目や味の良さが魅力ですが、栄養についてはあまり知られていません。ソルビトールという成分も含まれているんですよ。
そこで、さくらんぼの栄養で特にソルビトールに注目！栄養価が高い成分や食べ過ぎた時のデメリットなどを見てみました。
さくらんぼって栄養があるの？多く含まれている成分と働きをチェック！
さくらんぼは桜桃（オウトウ)とも呼ばれていて、とても栽培種が多いです。
国内で生産量が一番多いのは山形県で、佐藤錦・紅秀峰などの有名な品種を栽培していますよ♪
さくらんぼは次のような栄養成分を比較的多く含みます。期待できる働きもチェックしてみました！
・カルシウム…興奮や緊張を鎮め精神を安定させる
・βーカロチン…抗酸化作用がある。風邪の予防。がんなどの生活習慣病を防ぐ
・ビタミンC…抗酸化作用がある。ストレスを和らげる。
・葉酸…ビタミンB群で貧血を防ぐ。胎児の健全な発育のために重要な栄養素
・食物繊維…不溶性食物繊維が多い。便通を整える
・ポリフェノール…アントシアニンなど。アントシアニンには疲れ目を改善したり、花粉症を予防したりする効果が期待できる
アントシアニンの含有量はさくらんぼよりもアメリカンチェリーの方が多いですよ。
そして、次で詳しくお話しますが甘味成分で働きが多いソルビトールも含んでいます。
このように、さくらんぼはミネラルやビタミン類やソルビトールなどをバランスよく含んでいるので栄養があるんですよ。
さくらんぼに含まれるソルビトールの栄養効果♪食べ過ぎると？
さくらんぼはブドウ糖を多く含んでいて、エネルギー源として体に吸収されます。
そして、他に果糖・糖質の一種で糖アルコールのソルビトールも多く含んでいます。
ソルビトールになじみがない方もいらっしゃると思いますので、性質や効果などを見てみました。
・ショ糖よりも低カロリー
・甘さはショ糖の60％程度
・血糖値を上げにくい
・虫歯の予防効果がある
・便秘を解消する効果がある
・さくらんぼの他に同じバラ科のりんご・プルーン・桃・梨などにも含まれている
・主に甘味料としてお菓子などに添加されることがある（ソルビットと表示されることも）
・便秘の防止のために医療用に使うこともある
さくらんぼには食物繊維も多く入っているので、ソルビトールとの相乗効果で、さらに便秘解消効果が期待できるんです。
そのためさくらんぼを食べ過ぎると、ソルビトールの摂り過ぎで下痢になったり、腹痛を起こしたりする恐れがあります…。
やや小さめのさくらんぼは1粒6g程度なので、食べ過ぎないためには1日に多くても25粒150g位までにするといいですね。
バラ科のアレルギーで、さくらんぼを食べると口の中がかゆくなったり腫れたりする方もいらっしゃいます。その方は食べるのを控えて下さいね。
さくらんぼには疲労回復に良い成分も？
さくらんぼは、品種や産地によって違いますが、5月～7月頃に旬を迎えます。
山形県のさくらんぼの産地では6月の第3日曜日を「さくらんぼの日」に制定しました。
私が住んでいる近くのスーパーでも、その日に多くさくらんぼを売り出してPRしていますよ♪
初夏や夏にかけて体がスッキリしない時や、疲労の回復にもさくらんばはおすすめです。
含まれる次の成分との相乗効果で、疲労回復効果が期待できますよ♪
- ブドウ糖
- クエン酸やリンゴ酸などの有機酸
- <ビタミンB1/li>
- 鉄分
そして次の今注目されている成分も含まれていますよ。
・ケルセチン…ポリフェノールの仲間。血流を良くする。動脈硬化の予防
さくらんぼはそのまま食べても充分に美味しいですが、疲れている時や夏バテ気味の時には、次のようなメニューもおすすめですよ♪
・ミルク寒天
・砂糖漬けや甘酢漬け…たくさん手に入った時におすすめ
今の時期はわずかにハウス栽培のさくらんぼが出回っていますが、露地栽培のものが多く出回る時期が最盛期です！その時期を楽しみにしています。
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