夏みかんと甘夏とはっさくの違いは?味や旬や外観を比較!


日本では通年柑橘類を食べる事が出来ますが、冬は特に多くの種類が出回りますよね。

ジューシーで香りも良いですし、甘いだけでなく程よい酸味が味わえるのも柑橘類の魅力です♪

私は、子供の頃から夏みかんや甘夏やはっさくなど、大きめの柑橘類が好きで、つい食べ過ぎてしまうことも…。

はっさくは4~5個が1セットで売られている事も多いです。そして、言えばはっさくをバラ売りしてくれるお店もあります。

数が多いと食べきれない方にはありがたいですよね。また、甘夏やはっさくなどが一緒の時期に売っていることも♪

夏みかんはこの頃あまり見かけませんが、甘夏と全く別物なのでしょうか?また、はっさくとの違いも気になります。

そこで、夏みかんと甘夏とはっさくはどう違うの?3種の味と旬や外観を比べてみました。

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夏みかんと甘夏とはっさくの味の違い!旬は?

夏みかんとはっさくは、江戸時代から栽培されている日本原産の果物で、甘夏は、夏みかんが突然変異してできたものなんですよ。

したがって、夏みかんと甘夏は違うものです!それぞれの別名や品種名を見てみたのがこちら♪

夏みかん…別名:夏橙(なつだいだい)

甘夏…別名:甘夏みかん
   品種名:川野夏橙(かわのなつだいだい)

はっさく…主な品種:普通八朔・紅八朔

夏みかんの別名と、甘夏の別名と品種名が似ていることからも、関係が近い事がわかりますよね。

そして、夏みかんと甘夏とはっさくの見た目は似ていますが、味や旬の時期はそれぞれ違います。

夏みかん・甘夏・はっさくの味の特徴を見てみました。

・夏みかん…酸味が強い

・甘夏…夏みかんより酸味が弱く甘い

・はっさく…甘味と酸味のバランスが良い

夏みかんは酸っぱく、甘夏の方が食べやすいので、夏みかんの生産量はかなり減っています。甘夏のことを夏みかんと言う方も多いですよ。

また、地域によって違いはありますが、それぞれ東京都中央卸売市場でよく出回る、の時期を見てみました!

夏みかん…5月~7月

甘夏…3月~5月

はっさく…2月~4月

甘夏とはっさくの旬の時期は似ていますが、はっさくの方が少し早いです。

ちなみに、この3種とも酸味を抜くために、通常は収穫後1ヶ月以上貯蔵してから出荷されるのですよ。

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夏みかんは主に加工用!甘夏とはっさくの果実の違いは?

先程少しお話しましたが、夏みかんは生産量が減っていて、私が住んでいる地域のスーパーではほどんど見かける事ができません。

生で食べるよりも、マーマレードやジュースや皮の砂糖煮など、加工して用いられる事が多いのですよ。

一方、甘夏やはっさくはゼリーなどに使われますが、で食べる事も多いです。

そこで、甘夏とはっさくの果実の違いを見てみました!

項目 甘夏 はっさく
1個の重さ 300g~400g 250g~350g
果汁 普通 やや少なめ
果肉の食感 やや柔らかい 固め

ちなみに、夏みかんの重さや果汁の多さなどは、甘夏と似ていますよ。

個体差はありますが、はっさくの方がやや小さめで、果汁が少なく、その分実が固くサクサクとした食感が特徴になっています。

また、一般的に甘夏とはっさくの糖度は同じ位で、酸度は甘夏の方が少し高いです。

個人的に甘夏の方が酸っぱく感じていたのも、そのためだったんですね。

夏みかんと甘夏とはっさくの違い!見た目でわかるの?

街を歩いていると、お宅の柑橘系のに、鮮やかなオレンジ色の大きな実がいくつも付いているのを見かけます。

夏みかんや甘夏やはっさくも、家庭で比較的栽培しやすいと聞いた事がありますが、実際にお宅の木になっているとなかなか判別しにくい場合も。

そこで、先程お話した1個の重さ以外にも、見分け方があるのでご紹介します。

項目 夏みかん・甘夏 はっさく
外観 でこぼこがある つるつるしている
外皮の色 やや薄い やや濃い
翼葉 ない あり

翼葉とは、葉の付け根についている、翼のような形をした小さい葉のことです。

甘夏に翼葉はありませんが、はっさくには小さい翼葉がつくのですよ。また、外皮をむいた時、甘夏の方がわたがやや多いです。

夏みかんがあまり生産されなくなりましたが、20年前と比べると甘夏やはっさくの生産量もかなり減っています。

これらの柑橘類はビタミンCやカリウムなどが豊富なので、これからも食べていこうと思いました。

2019年02月


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