夏みかんの名前にはなぜ夏がついてるの?豊富な栄養成分はコレ♪


日本では季節によって様々な柑橘類を食べることができます♪今、みかんが多く出回っていますが、はっさくやいよかんももうすぐ旬を迎えますよ。

そして、今回お話する夏みかんは日本での歴史が古い柑橘類です!待ちを歩いていると、庭木として植えていて実がなっているのをよく見かけます。

以前の記事夏みかんと甘夏とはっさくの違いは?では、味や外観などを比較してお話しました。

しかし、名前に夏という字が入っているものの、見かけるのは違う時期のことが多いです。

そこで、夏みかんは名前になぜ夏がつくの?夏みかんの名前の由来や旬の時期などを見てみました。

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夏みかんってどんな果物なの?味や産地をチェック!

夏みかんは日本が原産です!1700年頃、山口県長門市の島の海岸に種が流れつき、育てたのが始まりと言われています。

その後同じ山口県萩市で栽培が広がり、萩市は名産地として有名です。夏みかんを使ったお菓子なども種類多く販売していますよ。

マーマレードの作り方の動画です♪

夏みかんの食感や味やなどの特徴や主産地をチェックしてみました!

・別名…ナツダイダイ(夏橙・夏代々)

・分類…ミカン科ミカン属

・1個の重さ…300g~500g位

・外皮…厚くで固くゴツゴツとしている

・薄皮(じょうのう膜)…厚め。通常はむいて食べる

・果肉の食感など…みずみずしく歯ごたえがある。粒がしっかりとしていて、プリッとしている。

・果肉の味…酸味が強め。甘酸っぱい。ほのかな苦味がある

・主な産地…愛媛県・和歌山県・静岡県など

・主な食べ方…生食する他に、ゼリー・ジャムなどにすることも多い

甘過ぎずさわやかな味わいが夏みかんの魅力です!

しかし、突然変異で出来た甘夏の方が甘味が強いことから多く栽培されるようになり、生産量は減少しつつあるのですよ。

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夏みかんの旬は夏ではない?なぜその名前なの?

夏みかんは、同じ木に前年の実と新しい実が同時につくことがあり、代々続くという意味から夏代々と呼ばれていた時期もありました。

しかし、代々はヨヨとも読め、脳卒中の後遺症の症状を指す言葉を連想させるため、夏みかんと呼ばれるようになったんですよ。

今は、4月頃から6月頃まで(春から初夏にかけて)よく出回ります!

夏みかんは春や初夏が旬ですが、昔は夏が食べ頃でよく出回っていたため、その名残として名前に夏がつくんですよ。

夏みかんはこのようにしてに食べられていました

・5月頃…白くて香りの良い花が咲く

・主に秋に晩秋から冬にかけて実る

・この時期に収獲すると酸味が強くて食べづらい…ポン酢の原料など調味料として使っていた

・収獲せずに夏まで樹上に残す

酸味が抜けて食べやすくなったことから、夏頃に食べるのが定着した

今は品種改良が進んだり栽培技術が発達したりして、夏まで待たないで春や初夏にも食べられるようになりました。

逆に夏になっても収獲しないでいると、花などに栄養を取られて味が落ちてしまいます。

そして、春や初夏に収獲する他に、に収獲して貯蔵庫に入れ、春や初夏に出荷する場合もありますよ。

収蔵庫に入れている間に酸が減って食べやすくなるんです。

夏みかんの栄養!多く含まれているのはコレ♪

夏みかんは栄養があるイメージですが、あまりよく知られていませんよね。

中でも次の成分は豊富に含まれていて、温州みかんと同じ位かそれ以上に含まれているものもありますよ。(日本食品標準成分表の値は、甘夏も含めたものが記載されている)

主な栄養効果とともにチェックしてみました。

・ビタミンC…かなり多く含まれている。抗酸化作用。肌にハリをもたせる。風邪の予防。鉄分の吸収を助ける

・葉酸…ビタミンB群。貧血の予防。胎児正常に成長させる

・パントテン酸…ビタミンB群。エネルギーの代謝を助ける。ホルモンの合成を促しストレスを和らげる

・カリウム…むくみや高血圧を防ぐ。筋肉の正常な収縮を保つ。余分なナトリウムの排出を促す

・クエン酸…温州みかんよりもかなり多く含まれている。カルシウムなどミネラルの吸収を促す。疲労回復効果

夏みかんのジャムなどは比較的手に入りやすいかもしれませんが、の果実はそれほど出回っていないようです。

今の夏みかんは昔よりやや食べやすくなっていますし、サラダなどに入れると味のアクセントにもなるので、食べる機会があったら是非試してみて下さいね♪

2023年02月


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