ピーナッツに秘められた栄養と効果!抗酸化作用の宝庫♪
ピーナッツについてどんなイメージをお持ちですか? 歯触りと香ばしさのためお菓子などとの相性もよく、味については肯定的な意見を持たれる人が多いようです。
柿ピーやピーナッツチョコなど、いろんなナッツ類の中でも一番よく活用されていると言っていいピーナッツ。料理などに使われることもありますよね。私もつい手が伸びてしまいます。
しかしそんなおいしさの反面、カロリーの高さや、脂肪分の多さを気にして、ダイエット中には抵抗感を抱くのも事実ですよね。
でもこのピーナッツ、私たちにとって体の健康を維持するのに貴重な栄養素や、美容効果がある栄養素を多く含んでいることをご存じですか?
おいしく食べて体に効果があるなら、ぜひ取り入れたいですよね♪ピーナッツの栄養や美容・健康効果について見てみましょう。
ピーナッツに含まれる栄養
ピーナッツにはビタミンB1やビタミンE・リノール酸・オレイン酸・食物繊維などなくてはならない数多くの栄養素が含まれています。これからそれらの栄養素について見ていきましょう。
まずはビタミンB1。この栄養素は糖質をエネルギーに変える手助けをし、毎日元気に日常を過ごす手助けをしてくれるので、疲労回復に効果的なんです。
不足をして足りなくなると、食欲不振や疲労・肩こりを引き起こし、元気がなくなってしまうんですよ。
次にビタミンE。この栄養素は「抗酸化ビタミン」とも呼ばれていて、細胞を強くして動脈硬化を予防し、老化を防ぐ効果があり、さらに血流をよくして冷え性を改善する効果があります。
ビタミンEは自分で作りだすことができないため、食物などから効率よく摂取する必要があります。
またピーナッツに含まれる脂肪は、リノール酸やオレイン酸といわれる不飽和脂肪酸で、悪玉コレステロールを減らして、血圧を下げたり動脈硬化を防いだりする効果があるんですよ!
脂肪の代謝を助けたり、神経伝達物質を作るために使われたりするレシチンも多く含まれているんです。レシチンをとることで、記憶力をアップしたり、認知症を予防したりする効果が♪
さらに便秘解消や肌荒れ防止、血糖値の上昇を抑える効果がある、女性にうれしい食物繊維も含まれているのです。
他にも、肝臓内でたんぱく質や脂肪炭水化物の代謝を助け、二日酔いを解消するナイアシンが豊富♪お酒のおつまみにピーナッツは、理にかなっているんですね。
渋皮に多く含まれているポリフェノールの一種で、がん予防にも効果があるレスベラトロールも体に効果的なんですよ!
本当にピーナッツは栄養の宝庫ですね。体の健康維持に効果があるのはわかりましたが、美容効果についてはどうなのでしょうか。
ピーナッツの美容効果
ピーナッツって脂質が多いし、ニキビにはよくないと聞いたことがあるので、ピーナッツと美容ってあまり結びつかないと思っていました。
でも実はピーナッツとニキビって、直接関係はないんですって!ピーナッツには高い美容効果が期待できる栄養素があることをみなさんはご存知ですか。
ピーナッツにはビタミンEやコエンザイムQ10をはじめ、オレイン酸・リノール酸といった不飽和脂肪酸、「発育のビタミン」といわれているビタミンB2などが多く含まれているのです。
ビタミンEとコエンザイムQ10は、抗酸化作用をもち、肌の老化を抑えてくれます。この2つを一緒に取ることで、抗酸化作用をさらにアップしてくれるんですって!
不飽和脂肪酸には、抗酸化作用で肌の老化を防ぐ作用と、血液の老廃物を排除し美容成分が肌に行き届きやすくする作用があるんです。
不飽和脂肪酸は不足すると、湿疹やフケ、抜け毛などの原因になることも!きちんととることで、皮膚の粘膜を活性化し肌にハリをもたせ、しみやニキビを改善することができます。
そしてなんといってもビタミンB2。ビタミンB2は肌や髪、爪の新陳代謝を促し、粘膜を保護する働きがあるんです。細胞を再生し、肌トラブルを解消してくれる栄養素なんですね。
ビタミンB2にも抗酸化作用があるので、肌の老化を防ぐ作用がますますアップ♪まさに、肌の若返りにピッタリな食べ物なんです。
さらに、皮膚や髪、爪、筋肉などを作るのに必要なタンパク質も豊富に含まれているので、美容にさらに効果的なんです。
実際私の母は年齢が上がるにつれて、シミが増えたり肌の張りがなくなったりするのを気にしていました。化粧で隠そうとしても浮いてしまい、最近は化粧をするのもためらうようになったんです。
しかし先日ピーナッツが肌にいいということを友人から聞き、早速試してみることにしました。毎日続けていると、少しずつですがシミが気にならないように♪肌の張りもよくなった気がします。
私も便秘がひどかったため、積極的に摂取したところ、お通じにもいい兆しが!肌の調子も整ってきて、一石二鳥ですね。
ピーナッツの高い栄養と美容健康効果を取り込もう
ピーナッツの栄養価の高さと美容・健康効果については、お分かりいただけたのではないでしょうか。それではどれくらい摂取すればいいのでしょうか?
ピーナッツは栄養価が高いですがカロリーも高く、100gで567kcalもあるんです。これはご飯にすると、お茶碗3杯分にもなるんですよ!
目安としては一日20~30粒が、ちょうどいいといわれています。摂取しすぎるとカロリーオーバーになりますので、食べすぎには注意してくださいね。
ピーナッツには、子どもの成長には欠かせない栄養がたくさん含まれているので、子どものおやつには適していると言えます。
ただし、一般的に3歳までは食べさせない方がよいと言われています。その理由は3つ挙げられます。
乾燥した豆が体内の水分で膨張し、乳幼児の細い喉につまってしまう恐れがある。
②重度のアレルギー症状を引き起こすことがある
少し食べただけでも、アナフィラキシーショックなど命にかかわる症状を引き起こすことも!加工食品の原材料にも注意。
③脂質が多いため乳幼児の体内では消化されにくい
乳幼児の未発達な胃腸では消化しきれず、嘔吐や下痢を起こすことがある。
小さいお子さんがいる家庭では、誤って食べてしまわないように特に気を付けてあげてくださいね。
食べ方としては、抗酸化作用を狙うなら、油で揚げたものやバターピーナッツなど油を使ったものよりも、素焼きにして薄皮ごと食べるのがおススメです。
ピーナッツで上手に美容と健康を取り入れ、あなたも素敵な美魔女になってくださいね。
今日何食べる?を応援してください♪
こちらも美味しい記事です♪
- 酢ピーナッツにはダイエット効果が!?抗酸化作用がUP♪
- ピーナッツのカロリーや糖質ってどのくらい?肥満や血糖値に配慮して賢く食べよう♪
- ピーナッツの栄養が皮にも含まれているってホント?レスベラトロールって?
- ピーナッツを食べ過ぎると腹痛に!カビ菌アフラトキシンって?
- タイガーナッツの栄養と効果に注目!皮付きと皮なしとでは?ダイエットにも!?
- カシューナッツを食べ過ぎると腹痛になる?気になるその原因は?
- タイガーナッツの効果をご紹介♪ダイエットやアンチエイジングなど
- バターナッツというかぼちゃのカロリーは?よりヘルシーに食べるおすすめはコレ♪
- 落花生を食べ過ぎると鼻血が出るってホント?腹痛も??
- ココナッツオイルの効能と副作用は? 多く含まれる中鎖脂肪酸の働きとは?