ズッキー二の栄養はないの? 油で調理して栄養価アップ♪
ズッキー二って、いぼがなくやや太いものの、皮の緑色とか見た目がきゅうりに似ていますよね!私はずっときゅうりの西洋版だと思っていました。
薄切りにしても千切りにしても美味しいですし、皮を所々スライスして輪切りにすると綺麗ですよね♪
ズッキー二は洋風の料理にしか合わないかなと思っていたのですが、冷やし汁など和風のだし汁にも合うんです!
さてこのズッキーニ、水分が多く低カロリーで、皮以外は白っぽい色をしているので、栄養があまりないような気もします。
私がよく行くスーパーではばら売りされていることが多いせいか、あまり栄養の情報を見かけません。しかし、ズッキー二は栄養満点!と言っている方もいます。
ズッキー二に栄養があって、栄養価がアップする食べ方があるなら食べるモチベーションもアップしますよね♪
そこで、ズッキーニに栄養はないの?ズッキーニの数ある成分と栄養価のアップが期待できる方法をご紹介していきます。
ズッキー二って栄養がないの? 栄養素の種類の多さに注目!
ズッキー二はかぼちゃの一種でペポかぼちゃに分類されるんですよ~。ただ同じウリ科のきゅうりの仲間なので、栄養がないと思われがちです…。
しかし、前の記事ズッキーニの栄養と効能についてでお話したように、ズッキー二は栄養があります。
確かに、ズッキーニには飛びぬけて多く含まれている栄養はないですが、ビタミンやミネラルなど多くの栄養がバランス良く入っているのです♪
ビタミンについては以前に、ビタミンC・βーカロチン・葉酸について書きましたが、今回は他のビタミンB群・ビタミンKをご紹介♪
ズッキー二の主なビタミンB群は、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・パントテン酸です。
そして、注目したいビタミンがビタミンK!1日に必要な摂取量が大人の女性で約60μgなのに対し、ズッキーニ100gには35μg含まれていて、日本かぼちゃ・西洋かぼちゃより多いのですよ!
このビタミンK、血液凝固に必要で骨の健康にも関わっているので、大事な栄養素ですよね。
また、ズッキーニに入っているミネラルは、カリウム・鉄の他に、カルシウム・銅・マンガン・亜鉛・モリブデンなど。
モリブデンって、あまり聞いたことのないかもしれませんが、代謝に関わっているミネラルなんです。
食品に含まれている量はわずかなのですが、ズッキーニには割と多く入っていますよ。
また、ズッキーニは食物繊維も含んでいて、他の野菜と一緒に食べると便秘の予防効果も上がるのでおすすめします。
ズッキー二中のβーカロチンの栄養価を上げるには?
ズッキー二はかぼちゃの仲間なので、加熱して食べたほうが良いという方もいますが、新鮮なもので食べ過ぎなければ生でも食べれますよ。
特に黄色のズッキーニは、緑色のズッキーニより皮がやわらかいので食べやすいです。
薄くスライスして塩もみや浅漬けにしたり、オリーブオイルや調味料とあえてサラダ風にしたり♪
また、ズッキーに入っているβーカロチンは、油に溶けやすい性質があるので、油を使って調理した方がβーカロチンの吸収がアップしますよ~。
ズッキー二を使った炒め物や炒め煮、素揚げやフリッターなどは特におすすめの料理ですよ♪
また、ズッキーに多く含まれているビタミンKも脂溶性。油とともに調理するのは、吸収率を上げるためにも良い方法なんですね。
手軽に出来るメニューにズッキー二はおすすめ♪
ズッキーニは栄養バランスが良いことが特長なので、妊婦さんの食事や夏バテの防止にも良い食材です。
また、ズッキーニはくせやアクが少なく、アク抜きなどの下準備がいらないので調理に手間がかかりません。
そして皮をむく必要がなく包丁の扱いも楽なので、普段あまり料理をしない方にもおすすめ♪
ズッキーニはテーブルナイフでも切れるので、私は子供にテーブルナイフでズッキーニを切ってもらうお願いをしたことも。
料理を作るという夏休みの宿題が出た時など、旬の野菜で安くて栄養があり、手軽に調理出来るズッキーニはどうでしょうか♪
ラタトゥイユなどは、ズッキーニなどの野菜にオリーブオイルをからめ、味付けをしてレンジでチンすれば出来るので、火を使わないでも作れますよ。
ズッキーニの国内での消費量は増えてきていますが、料理法などまだ知れ渡っていない所もあるので、私自身もズッキーニを使った料理のレパートリーをもっと増やせればと思っています。