ナチュラルチーズとプロセスチーズの栄養♪効果に違いはあるの?


チーズの国内消費量がここ5年間最高を更新していて、人気が続いています。

毎年のようにチーズを使った料理・デザート・飲み物がブームになりますよね♪

我が家でも、おやつに食べたり料理に使ったりする機会が以前より多くなりました。

チーズは大きくはナチュラルチーズとプロセスチーズの2つに分かれます。

成分が凝縮されているので栄養も豊富なのですが、この2つのどちらが健康に良いとかあるのでしょうか?

そこで、ナチュラルチーズとプロセスチーズの栄養に注目!それぞれの特徴をチェックし、有効な成分を見てみました。

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ナチュラルチーズとプロセスチーズの特徴は?大きな違いはコレ!

日本でのチーズの始まりは650年頃で、意外と古いです。しかし貴重なものだったため、天皇や貴族などしか口にできませんでした。

本格的に生産されるようになったのは、専門の工場ができた昭和の初めなのですよ。

今ではナチュラルチーズもお店で見かけるようになりましたが、意外とプロセスチーズとの違いがわかりにくいですよね。

簡単に特徴をチェックしてみました。

ナチュラルチーズ
・牛や山羊や羊の乳を乳酸菌や酵素などで固めたもの
・世界的には1000種類以上ある
・熟成させていないものと、熟成させたものがある
・熟成させていないもの…モッツァレラ・カッテージ・クリームチーズなど
・熟成させたもの…カマンベール・チェダー・ゴーダ・パルメザンなど
・特に熟成させたものは、乳酸菌・酵母・カビの働きで熟成・発酵が進んでいくので、時間が経つにつれて風味も変化する
・とても高価なものもある

プロセスチーズ
・ナチュラルチーズが原料
・ナチュラルチーズを加熱して溶かし、成型したもの
・加熱することで乳酸菌や酵素は活性を失い、発酵が止まってしまう
・風味が変わりにくく保存性が高い
・価格が比較的安い

プロセスチーズは発酵が途中で止まっているのに対し、ナチュラルチーズは発酵が続いているのが大きな違いですよ。

次で含まれる栄養成分などについてお話していきます!

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ナチュラルチーズとプロセスチーズの栄養成分!生きた乳酸菌を含んでいるのは?

チーズは牛乳の栄養が詰まっている食べ物で、特に次のような成分が豊富に含まれています!主な効果とともに見てみました。

・タンパク質…筋肉や臓器や皮膚などを作るもとになる。免疫力を高める

・脂質…エネルギーを作り出す。細胞膜の成分やホルモンの材料にもなる。

・カルシウム…骨を作る。神経のバランスを調整する

・ビタミンA…皮膚や粘膜を守る。免疫力をアップさせる

・ビタミンB2…脂質の代謝を促す。健康な髪や皮膚をつくる

そして、主なナチュラルチーズとプロセスチーズ100g中の、タンパク質と脂質の含有量を比較してみました。

ナチュラルチーズの種類 タンパク質 脂質
カテージ 13.3g 4.5g
モッツァレラ 18.4g 19.9g
カマンベール 19.1g 24.7g
ゴーダ 25.8g 29.0g
チェダー 25.7g 33.8g
チーズの種類 タンパク質 脂質
プロセスチーズ 22.7g 26.0g

カルシウムも、タンパク質や脂質と同様にカテージチーズが少なく、ゴーダチーズ・チェダーチーズなどが多いです。

ちなみに、以前にチーズの糖質についてお話しましたが、種類に関係なく糖質は少なめですよ。

ナチュラルチーズは、原料の乳や製造方法によって成分や含有量が変わってきます。

水分が多いカテージチーズはタンパク質・脂質・カルシウムが少なく、水分が少ないゴーダチーズ・チェダーチーズなどは多い傾向にあるのですよ。

そのため、ナチュラルチーズとプロセスチーズの栄養は単純には比較できませんが、ナチュラルチーズには生きた乳酸菌がいるので、期待できる効果もより多いです。

乳酸菌には整腸作用があるので、便秘気味の時にはプロセスチーズよりもナチュラルチーズを食べるのをおすすめしますよ♪

しかし、種類や熟成期間にもよりますが、ナチュラルチーズに含まれている乳酸菌の数は、ヨーグルトほど多くないです。

食物繊維を多く含む食品と一緒に食べるようにしてみて下さいね。

チーズの塩分!少ないものもあるの?

チーズは栄養価が高く独特の風味が魅力的なのですが、少し塩分が強いと感じる事もあります。

そこで主なチーズの1回に食べる分の塩分量をチェックしてみました。

ナチュラルチーズ
・カテージチーズ(20g)…0.2g      
・モッツァレラチーズ(20g)…0.04g  
・カマンベールチーズ(20g)…0.4g
・ゴーダチーズ(20g)…0.4g
・チェダーチーズ(20g)…0.4g

プロセスチーズ(1枚20g)…0.6g

モッツァレラチーズやカテージチーズのように熟成させていないものは、塩分が少なめです。

熟成させたナチュラルチーズは、風味を良くし、有害な菌の繁殖を抑えて熟成や発酵が上手くいくように、製造の途中で塩を加える(塩水に漬ける)のですよ。

一方、プロセスチーズの原材料名を見てみると、ナチュラルチーズ・乳化剤となっていて、食塩とは書いていません。

これは、製造の途中で食塩を加えるのでなく、ナチュラルチーズに含まれているものなので、そのような表記になるのですよ。

塩分に摂り過ぎが気になる方は、1回に食べる量を気にしたり、塩分の少ないチーズを選んだりするのがおすすめです。

今まで食べやすいプロセスチーズを好んで食べていましたが、種類の多いナチュラルチーズもメリットが多いので、食べてみようと思います♪

2021年02月


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