カリフラワーの花は食べれるの?育ち過ぎた場合や生でも美味しく♪
カリフラワーは地中海沿岸が原産地の野菜で、日本では昭和30年代の後半頃に、洋食の広まりとともに需要が増えました。
当時はホワイトアスパラ・セロリとともに、「洋菜の三白」として親しまれていたのですよ。
白いカリフラワーをよく見かけますが、紫色やオレンジ色のもありますよね。
前の記事カリフラワーの栄養と効果では、含まれてるビタミンB群やビタミンCなどの働きについてお話しました。
つぼみが密集している部分を食べますが、育ち過ぎた場合はどうなるのか気になる所です。
そこで、カリフラワーの花は食べれる?生育の特徴やおすすめの食べ方や変色について見てみました。
カリフラワーってどんな野菜?食べる部位や味をチェック!
カリフラワーはアブラナ科の野菜で、キャベツの仲間です。花キャベツ・花椰奈(ハナヤサイ)と呼ぶこともあるんですよ。
食べる部位や味の特徴や旬の時期などを見てみました!
・白色のカリフラワーは、つぼみを葉で覆って日光を当てないで育てる
・食用部位…株の頂点にできた花蕾(カライ・つぼみが集まった部分)。他に葉や茎も食べることができる
・味や食感…クセがなく甘味もある。コリコリとした食感
・旬の時期…主に11月~3月
・しかし、冷涼地での栽培・ハウス栽培・暑さに強い品種の誕生などで1年中出回る
・主産地…熊本県・茨城県・愛知県・長野県など
花のつぼみの部分を食べる野菜は、カリフラワーの他にブロッコリーやミョウガなどがあるんですよ。
カリフラワーが育ち過ぎると?おすすめの食べ方はコレ♪
カリフラワとブロッコリーは、似ている所も多いですが、生育過程が次のように違います!
・ブロッコリー…品種によるが、わき芽からつぼみができて何回も収獲できる
そして、カリフラワーを収獲せずにそのまま置いていると、次のような状態になってしまいます…。
・さらに置いていると茎がより伸びて黄色い花が咲く
カリフラワーの花蕾が枝分かれしたり花が咲いたりしても、毒はないため食べることができますが、味は落ちることが多いです。
そして、花が咲くほど育った場合は茎が硬くなっている可能性があります。
育ち過ぎたカリフラワーは早めに食べて下さいね。おすすめの食べ方をチェックしてみました!
・かき揚げ
・和え物
茎の表面が硬いようでしたら、ピーラーで薄くそいでから使うと良いです!
家庭菜園で初めて育てた時などには、時期によって白い塊にならずに細い茎のまま花が咲いてしまうこともありますよ。
カリフラワーのつぼみや茎が変色している時!食べても大丈夫?
カリフラワーはデリケートな野菜で、少し強く押しただけでもその部分が変色してしまう場合もあります。
白さが魅力の1つですが、気になる色をしている時があるので、食べれるかを見てみました!
・つぼみの部分が黄色っぽい…つぼみが成長しているため。早めに食べる
・つぼみや茎の部分が紫色に変色している…ポリフェノールの仲間のアントシアニンを含んでいるため。食べても害はない
・つぼみの部分が茶色に変色…酸化や触れたことによって傷んでしまったため。その部分を取り除いて早めに食べる
・つぼみに所々黒い点がある…カビの怖れもあるので、取り除いて早めに食べる
ヌメリがあったりにおいが気になったりする時は傷んでいるので、その部分は食べない方が良いですよ。
そして、茹でると酸化して変色する場合があります!
お湯にレモン汁や酢を加えて茹でると変色を防げ、白く仕上がりますよ♪
カリフラワーは生で食べれるの?
カリフラワーに多く含まれるビタミンCは、熱しても失われにくいのですが、生の方が効率良く摂れます!
新鮮なものであれば、生でも食べることができるんですよ。
日本では主に加熱して食べますが、米国などでは生で食べることも多いです。
ポイントをチェックしてみました!
・サラダやマリネの具に特におすすめ
・薄くスライスしたり、細かく刻んだりすると食べやすくなる
今は価格が少し高めで販売していることも多いですが、半分にカットして販売していることもありますし、これから旬を迎えるので、手に入りやすくなることを期待しています♪
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