栗の皮むきの簡単な方法と保存の仕方は? 皮むきに電子レンジなどもおすすめ♪
秋は旬を感じられて美味しいものがたくさんです。その代表的なものとして栗が挙げられますよね♪
機会がなくて、なかなか栗拾いに行けないのですが、お裾分けでいただくことはあります。
茹でて半分に切って、実をかき出して食べることが多いのですが、今年こそは生栗の炊き込みご飯にも挑戦してみたいです。
ただ、綺麗に簡単に皮をむくのって難しいですよね。新鮮な栗ならば外側の鬼皮はそれほど硬くないのですが、収穫後時間が経った栗は硬くなっていることも…。
確かに圧力鍋を使ったり、茹でてから一度冷凍したりすると楽に皮むきが出来ます。
しかし、我が家のように圧力鍋がない場合や、すぐに食べたい場合に良い方法はあるのでしょうか?またどういった状態で保存すれば良いのかも知っておきたい所です。
そこで、栗の皮むきを簡単に出来る方法と保存の仕方は?意外と簡単にできる方法をご紹介しますので見て下さいね♪
栗の鬼皮は意外と簡単にむけるの? 内側の渋皮をむく方法は?
私は以前に包丁で生の栗の皮むきをした時、水に長く浸さなかったせいか、硬くて親指が少し痛くなったことがあります。
栗を水やお湯に浸したほうが良いのは、鬼皮を柔らかくするためだけでなく、虫対策のためでもあるのですよ。
半日ほど水に浸けておくとかなり柔らかくなります。急いでいる時には熱いお湯に浸けると時間短縮になりますよ~。
鬼皮は、栗の底面を包丁で切り落とし、上に引き上げるようにしてむく方法が一般的。
引き上げるのは包丁を使わないで手でもできるので、子供達にやってもらったこともありますよ♪
そして栗を手に入れた日に使いたい時は、水に浸さなくても大丈夫!茹でることで鬼皮は柔らかくなります。
熱いうちの方がむきやすいので、茹でた栗に氷をのせて急激に粗熱をとると良いですよ♪
渋皮煮は鬼皮だけをむけばOKですが、栗ご飯にする時は内側の渋皮もむかないといけません。鬼皮は簡単にむけるのですが、渋皮がくっついてしまうことも…。
鬼皮をむいた後、包丁で渋皮をむく方も多いですが、私のように包丁の扱いに自信がない方もいると思います。
そんな時には、栗専用の皮むき器はもちろんですが、よく切れるピーラーを使って渋皮をむくこともできますよ。
また少し時間がかかりますが、小麦粉を溶かした水に栗を一晩浸けておき、つまようじでこする方法も。綺麗な形のまま皮むきができます♪
栗の皮むきは茹でなくてもできるの? 鬼皮も渋皮も一緒にむける方法をご紹介♪
普通の鍋で茹でた場合、鬼皮と渋皮を一緒にむくことは難しいですが、電子レンジやフライパン加熱すると一緒に簡単にむけるのですよ。
調理や下準備などに何かと重宝する電子レンジですが、栗の皮むきにも大活躍しますよ~。方法はこちらです。
・ラップで包み、加熱する。加熱時間の目安は600Wで1分30秒(5~8粒)
・冷めないうちに皮をむきます
ただ、電子レンジは1度に多くの栗を加熱できず、加熱しすぎると実が硬くなってしまうので、フライパンで煎る方法もあります。
・ふたをしてやや強火で水がなくなる位まで蒸す(約10分)
・はじけるような音がしたら(ふたはしたまま)フライパンを揺すって煎る
ちなみにフライパンは渋皮をむく時にも使えます。強火で一気に煎って渋皮を焦がしたり、多めの油で炒めたりすると簡単にむけるんですよ。
熱いうちに皮をむくのがおすすめですが、火傷には注意して下さいね。またこの時も栗に切れ目を入れるようにしましょう。
そして、栗は皮をむくと変色しやすいです!なるべく早く水にさらしてアクを抜いて下さい。
皮をむいた栗は保存できるの? 生のままの方が良いの?
多くの栗をいただいたいて、栗ご飯や渋皮煮にしたけれどそれでも余る場合があるかもしれません。
栗をそのまま冷蔵庫に入れると、栗の中の虫が原因で食べれなくなってしまう可能性があるのですが、少し手間をかければ冷蔵保存はもちろん冷凍保存もできます。
栗は冷凍しても品質がそれほど変わりませんし、冷蔵より保存期間が長いので、冷凍保存がおすすめ♪
しかも栗は皮付きのままでも皮をむいても、生のままでも茹でても冷凍OKなのですよ~。便利ですよね。
そして今回是非ご紹介したい保存方法は、渋皮もむいた生の栗に砂糖を加えて冷凍するというもの。
砂糖には栗の水分が減るのを防いでくれる働きがあるので、しっとりとした状態で栗が保存できるんです♪
ジップロックに栗と砂糖(栗の重さの1割程度)を入れ、もんで味をなじませてから冷凍して下さいね。
ざっと栗の皮の簡単なむき方と保存についてお話してきましたが、大量にいただいても保存出来ることがわかり安心しました。
今年はいつもより多く栗を手に入れ、秋の味覚を長く味わっていこうと思っています♪