あごだしの粉末の栄養をチェック!メリットを活かした使い方はコレ♪


日本には鰹だし・昆布だし・煮干だしなどいろいろなだしがあり、汁物や味付けなどに欠かすことができません。

そして、あご(トビウオの別名)からとった、あごだしも人気があります!

以前から九州などでは使われていましたが、全国的に広まりブームになりました♪

あごだしには、焼きあごを使って手間をかけてとったもの・だしパック・液体タイプなどがあります。

そして、今回主にお話するのが粉末のあごだしです。味の良さではお墨付きですが、栄養面も気になりますよね。

そこで、あごだしの粉末の栄養は?特徴や多く含まれている成分をチェックし、より良い使い方を見てみました。

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あごの特徴!あごだしが好まれる理由は?

あごだしが注目され始めた頃に、西日本に住む友達から焼きあごが1尾入っただしつゆを送っていただき、とても味わい深かったことを覚えています。

しかし、あまりなじみがない方もいらっしゃるはずなので、あごやあごだしについてチェックしてみました。

・トビウオは九州地方の北部や山陰地方などであごと呼ばれる

・トビウオは種類が多いが、だしに使われるのはホソトビウオとツクシトビウオ

・トビウオの主な産地…平戸(長崎県)・五島列島(長崎県)・屋久島(鹿児島県)など

・焼きあごの歴史は古いが、高級なため普段はあまり使わず、正月の雑煮のだしをとる時などに使っていた

・トビウオは運動量が多いため、身がしまっていて脂肪が少ない

・そのためクセが少なく上品で、旨味やコクがあるだしがとれる

そして焼きあごの他に、あごの煮干しなどからもだしがとれ、製法が異なるので次のように少し風味が違います。

焼きあご…焼いて乾燥させたもの。とっただしは香ばしく甘味がある

あごの煮干し…煮て乾燥させたもの。とっただしはよりスッキリとした味

雑味の少ないあごだしは、味噌汁・鍋のだし・うどんやラーメンの麺つゆ・お吸い物・煮物など、多くの料理に使えますよ。

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あごの栄養♪粉末のあごだしに多く入っているものは?

味が良く幅広く活用できるのが魅力のあごだしですが、栄養もあるんです♪

原料の焼きあごにもあごの煮干にも多く含まれる成分を、期待できる主な効果とともに見てみました。

たんぱく質…内臓組織や筋肉のもとになる。免疫力を高める

ミネラル
・カルシウム…歯や骨のもとになる。緊張や興奮を静める

・セレン…老化を防ぐ効果

・銅…貧血を防ぐ効果

ビタミンB群
・ビタミンB6…たんぱく質の代謝を促進する。ホルモンのバランスを整える

・ビタミンB12…貧血を予防する

・ナイアシン…皮膚や粘膜の健康維持

他に旨味成分で、アミノ酸のグルタミン酸や核酸のイノシン酸も多く含んでいますよ。

焼きあごなどから本格的にだしをとるのは手間がかかるので、時間がない時には粉末やだしパックを使うのもおすすめです。

長く保存できますし、特に粉末タイプのものは少量でも使えてゴミが出ないのも嬉しいですよね。

しかし、粉末タイプにはそれほどあごが入っていないものや、化学調味料や塩や糖類を多く使っているものもあります。

特に食塩の含有量は商品によって違いが大きいので、原材料や成分表示をチェックして下さいね。

そして、あごをまるごと粉砕していている粉末だしであれば、たんぱく質(アミノ酸)やカルシウムなどの栄養を摂ることができヘルシーですよ♪

粉末のあごだしのメリットを活かしたおすすめの使い方♪

使い慣れていないと、粉末のあごだしをどのように使えば良いのかわかりにくいですよね。

しかし、汁物や煮物以外にも次のように手軽に使うことができますよ。

・炒め物

・お好み焼き

・和え物

・ハンバーグやロールキャベツなどひき肉料理の下味付けに

粉末なので水っぽくならないのが嬉しいですよね。

あごだしというと和風のイメージが強いですが、ポトフやクリームシチューなど洋風のスープに入れても美味しいですよ♪

そして、汁物などで粉末あごだしを入れるタイミングは、普通のだしの素と同じでこちらのようになります。

・味がしみこみにくい食材の時…最初から入れる

・火が通りやすい食材の時…その食材と同時に入れる(水が煮立った時に)

・香りを残したい時…火を止める直前に少量入れる

そして液体タイプのものは、うどんのつゆやおでんなどの煮物にそのまま入れることができます。

料理の途中でも入れることができるので、液体タイプのものも使い勝手が良いですよ♪

粉末だけでなく、液体タイプやだしパックも上手に利用していけたらと思っています。

2021年05月


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