豆苗の2回目の栄養は?再生栽培のメリットを活かした食べ方を♪
えんどう豆の若菜の豆苗♪日本では、1970年代に中国野菜の一つとして伝わってきました。
日本人には歴史の浅い野菜ですが、ここ10年で消費量が増え、今ではおなじみの野菜です。スーパーでも1年中置いていますよね。
日本と中国では豆苗の栽培方法や食べる部分や収穫時期が違います!日本ではリーズナブルな野菜として使われていますよ。
しかも、加熱して食べる時でも、アクが少ないので下茹での必要がなく、手軽に調理できます♪
そんなお財布にも優しくて使いやすい、良い所だらけの豆苗ですが、再収穫できる野菜としても有名ですよね。
パッケージにも再収穫の方法が載っていますよ。お子さんと一緒に食育として再生に取り組むのもおすすめです。
ただ、豆苗を2回目に食べる時の栄養はどうなのかが気になります。そこで豆苗の再生栽培の特徴をチェックし、おすすめの食べ方を見てみました。
再収穫した豆苗の栄養は減ってしまうの?
豆苗は緑黄色野菜で、栄養豊富なのも嬉しいですよね。豆苗の栄養と効果は?でもご紹介しました!
豆類に多いたんぱく質や、葉物野菜に多いβーカロチンなどの栄養をあわせ持っているのが特長です。
捨ててしまいがちな野菜の根やヘタの部分を、水耕栽培をしたり土に植えたりして再生した野菜を、再生野菜(リボーン・ベジタブル)と呼びます。
捨てないで再利用するのはエコにもなりますね。
豆苗の他に人参の葉・大根の葉やねぎ・水菜・三つ葉など、再生できる野菜は多いのですよ♪
豆苗が再生栽培におすすめの理由は主に次の3つです。
・比較的早く育つ…温度などで違いはあるが、再生1回目は約7日~10日位で収穫できる
・室内で場所をとらずに栽培できる
簡単に再生栽培ができるのが魅力です。根元の上にある2つの脇芽を残してカットするのがおすすめ♪
この脇芽が成長点になって育ち、再収穫できるようになるんですよ。
再生1回目の豆苗の栄養がどの位なのか、詳しくはわからないですが、栄養はやや劣るものの、まだ残っていると考えられています。
過去に豆苗の再生栽培にチャレンジしてみた事があるのですが、株によって成長の度合いが違い、香りは最初に買ったものの方が強いように感じました。
しかし、豆苗がどんどん成長していく様子を見れるのは楽しかったです♪
豆苗の再収穫は何回できるの?栄養は?
再生1回目の豆苗は、豆特有の香りもそれほど気にならず、食べやすかったですが、さらに栽培して収穫できるものなのでしょうか?
2回またはそれ以上も再生できますが、再生2回目の時には次のようになることも…。
・茎や葉に栄養が行き届きにくく、1回目の時よりも葉が小さく茎が細く弱々しい…豆の養分が少なくなってしまうので
・味や香りがあまりしない
・豆にカビが生えやすくなる
再収穫2回目のものは、栄養価も劣ります。再収穫は1回だけがおすすめですよ。
再生栽培1回目でも2回目でも、根の部分を浸ける水の量は多過ぎず、水換えを1日1回(夏場は2回)するのがポイントです。
室内の日当たりの場所に置くと緑が濃く育ちますので、日中は明るい所に置くなどして育てて下さいね。
また、あまり育ち過ぎると葉が固くなってしまい、食べにくい場合も…。早めに収穫して、適当な大きさに切って食べましょう。
再収穫した豆苗は加熱した方が良いの?おすすめの食べ方は?
市販の豆苗は、生でも美味しく食べられる事が売りになっています♪クリーンな工場で、徹底的な管理体制で生産しているので、安心ですよね。
ただ家で再生栽培する場合、メーカーさんの工場のように管理が行き届かないので、 根や豆の部分などに雑菌が繁殖してしまう可能性があります。
加熱してから食べる方が安全でおすすめなんですよ♪豆苗には次のような加熱に強い成分が含まれています!
- βーカロチン
- ビタミンE
- 食物繊維
βーカロチンとビタミンEは油との相性が良いので、油で炒めると吸収率がアップしますよ。
サラダ油でももちろんOKですが、風味豊かなオリーブオイルやごま油で炒めるのもおすすめです!
豆苗だけを炒めても緑色が綺麗ですが、海老・卵・カニ・ハムやベーコン・緑色以外の野菜などと一緒に炒めると、さらに色鮮やかになりますよ。
栄養面で優れているだけでなく、再利用もできる豆苗♪また、近いうちにまた家庭栽培したいと思っています。
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