無洗米と精白米の違いはコレ!味や保存期間をチェック♪
古くから日本人の食生活に深く関わっているのがお米です。冷めても美味しいですが、炊き立てのご飯は格別ですよね♪
玄米や胚芽米など米の種類は多くありますが、特に精白米は食べやすいため幅広い年代で好まれています。
そして、今から30年位前に無洗米の販売が始まり、我が家でも使うことが多くなりました。
コンビニエンスストアなどで、精白米と無洗米の両方を取り扱っている所もありますよね。
それぞれ美味しく食べていますが、違いや似ている所なども気になります。
そこで、無洗米と精白米の違いをチェック!特に無洗米のメリット・デメリットに着目しながら両者の特徴を見てみました。
無洗米と精白米の大きく違う所は?肌ぬかに注目!
お米づくりには88の工程があると言われていて、収獲するまで半年位かかります。とても手間をかけて作られているんですよ。
日本では田植え祭りや収穫祭など、お米に関係したお祭りが多く行われていますよね。
無洗米は需要が多くなってきていますし、精白米は日本人になじみ深いものです。
無洗米は精白米と見た目が似ていますが、精白米をさらに加工したもののため、研ぎ方や炊く時の水の量が違いますよ。
それぞれどのようなものかをチェックしてみました。
・玄米からぬかや胚芽を取り除いたもの
・精米しても、米の表面に肌ぬか(粘着性の強いぬか)が付着している
・肌ぬかには乾燥を防いでくれる働きがあるが、研がないで炊くとぬか臭さが気になることも
・そのため研ぎ洗いをする必要がある
無洗米
・(精白米に)残った肌ぬかを安全な製法で取り除いたもの
・研ぎ洗いをしないでも炊くことができる
・精白米よりサラッとしている
・(無洗米用に)品種改良されたものではないため、どんな銘柄のお米でも無洗米にすることができる(玄米はできない)
・銘柄や容量が同じならば、精白米よりやや高い場合が多い。
肌ぬかがない無洗米は、お米1合の量が精白米よりもやや多いため、次のように水の量も少し増やして炊いて下さい。
・お米1合につき(精白米より)大さじ1~2杯多めに入れる
・または無洗米1合に対し水を約220m入れる
ご飯の硬さには好みがありますので、水加減を調節して下さいね♪
そして、浸水時間や炊く時間は精白米と同じで大丈夫ですよ。
無洗米は精白米と味が違うって本当なの?製法もチェック!
無洗米は研がなくても大丈夫なため、特に手荒れしやすい冬には助かっています♪時間短縮できますし、節水にもなりますよね。
しかし、私は気になりませんが、精白米よりもやや味が劣るとおっしゃる方も…。
無洗米は国として統一した品質基準がなく、品質にバラつきが出やすいためそのような印象になりがちです。
全国無洗米協会が厳しい基準を設けていて、審査に合格すると認証マークが付きます。
この認証マークが付いたものを選ぶのもおすすめです。
もちろん認証マークが付いていなくても、安全で美味しいことが多いですよ。
そして、無洗米はいろいろな製法があります!主なものをチェックしてみました。
・NTWP(タピオカ式)…タピオカで肌ぬかを付着させる
・水洗い式…肌ぬかを水の力で落とす
・研磨式…肌ぬかをブラシなどでこすり落とす。ぬかが残ってしまう場合も多い
製法によって風味など品質に差が出る場合もあります。
無洗米はパサパサしているように思われるかもしれません。前にお話しました通り水を多めにして炊くことで改善することもあるので、試してみて下さいね♪
そして、お米の旨味を逃さないように研ぎ過ぎないことも大切ですよ。
無洗米と精白米の保存できる期間に違いはあるの?
無洗米と精白米のパッケージを見ると、どちらも精米時期は記載していますが、賞味期限は記載していません。
しかし、経過期間でカビが生えたり虫が発生したりする他に、それぞれ次のように品質が劣化するおそれがあります!
無洗米…肌ぬかが除去されているため酸化しにくい。しかしその分乾燥してヒビ割れしやすく、味が落ちてしまう可能性も
どちらも精米するとそれほど日持ちしないので、精米を購入したらすぐに密封容器に入れて、涼しい所に保存するのがおすすめですよ。
保存期間の目安は季節によって違いますが、無洗米も精白米も同じ位で次の通りです。
秋・冬(10月~4月頃)…45日位
私は毎日お米を食べ続けているので、どちらのお米とも上手に付き合っていきたいです♪