なまこは生だとどんな味?種類によって違いも!?乾燥なまこはなぜ高いの?


なまこは、歴史書古事記に「海鼠」の名で記載されています。日本に古くからある食材なのですよ!

独特の形をしていて見た目はややグロテスクですが、ウニやヒトデの仲間で、体の作りが似ています。

お正月に縁起物として食べるなど、なじみが深い地域もありますが、あまり出回らない地域も…。

今日主にお話するのはのなまこですが、見た目からは味や食感などが想像しづらいです。

そこで、なまこの生の場合の味は?色による違いやポピュラーな食べ方、乾燥なまこについて見てみました!

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なまこは色で3種に分類!生で食べた時の違いは?

なまこは種類が多く、中には食用でないものや毒を持つものもあります!

食用として知られている真なまこについてチェックしてみました♪

・体長は20cm~30cm位
・幅は5cm~8cm位
・伸びたり縮んだりして大きさがわかりにくい
・旬の時期は冬
・主な産地…北海道・青森県・山口県・兵庫県・石川県など
・内臓を塩辛にしたこのわたも人気がある

生息する場所の環境やエサによって体色が異なり、次の3種に分かれるのですよ♪

・赤なまこ…赤みを帯びている。主に岩礁地帯に生息する

・青なまこ…緑色または青みを帯びている。青なまこで色が濃いものを黒なまこと呼ぶことも。主に砂泥地に生息する

・黒なまこ…黒色。主に砂泥地に生息する

赤なまこ・青なまこ・黒なまこは生で食べることができますが、味や食感にはやや違いがあるのですよ。

生食した時のと食感をチェックしてみました!


・それほど味は強くない
・しかし一般的に、赤なまこは他のなまこより磯の香りが強いため、味が優れていると言われている
・好みがあるため一概には言えないが、関西では赤なまこが、関東では青なまこが好まれる傾向にある

食感
・生は歯ごたえがあり、コリコリとしている。食感の良さがなまこの魅力の一つ
・切り方にもよるが、味よりも食感の違いが大きい
・青なまこが一番柔らかいと感じる人が多い
・黒なまこが一番硬いと感じる人が多い

日本で多く流通しているのは赤なまこ・青なまこです!

青なまこよりも赤なまこの方が価格が少し高い傾向にあります。

そして、生の黒なまこは日本の市場にそれほど出回らず、乾燥したものが中国に輸出されることが多いですよ。

次で生のなまこの食べ方をチェックします♪

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生のなまこの美味しい食べ方とポイントは?

なまこは加熱して食べても美味しいのですが、日本では生で食べる事が多いです♪

生臭さが少なくなるので、次のように下処理をするのがおすすめですよ!

・なまこの両端を切り落とす
・お腹に切り込みを入れて内臓を取り出し、水で洗う
・塩をふりかけ、手でもみ込むなどしてヌメリを取る
・もう一度冷水で洗う
・好みの厚さに切る

生臭さを取って柔らかくするために、お茶にさっと通す茶ぶりをする方もいますよ。

少し厚めにスライスするのがポイントです!食べ慣れていない方にもおすすめですよ♪

そして、生のなまこのポピュラーな食べ方を見てみました!

酢の物
・なまこ酢は定番料理
・味付けは三杯酢(酢+醤油+砂糖かみりん)の他に、ポン酢や柚子胡椒酢などでも
・大根おろしや柚子の皮を細かく切ったものなどを添えるのもおすすめ

刺身
・柔らかいのが好きな方は2~3mm位に切る
・コリコリしたのが好きな方は5mm位に切る
・酢醤油やポン酢などで食べる

日本のように生で食べる国はそれほど多くないのですが、生だと独特の食感がより一層楽しめるのですよ♪

乾燥なまこはなぜ高い?生で代用できる?

中華料理に乾燥なまこを使うことが多いです!中国では高級食材として珍重されているのですよ。

乾燥なまこについて見てみました!

・内蔵を取り出したなまこを煮て、乾燥させたもの

・お湯に浸けるなどして、時間をかけてゆっくりと戻す

・戻すと柔らかくプルプルになる

・乾燥なまこ自体の味はそれほどしないが、(干すことで)旨味が増すことも多い

・味付けするとさらに美味しくなる

・合う料理…煮込み料理・スープ・炒め物など

そして、乾燥なまこの中にはとても高いものがあります!高額になる主な理由をチェックしてみました。

・手間暇をかけて作っているため

・中国では滋養強壮や美容などのために乾燥なまこの需要が高まっている

・しかし、供給が追い付かないため、価格が高くなってしまう

・日本産のものは品質が高く人気がある。特に北海道産のものはイボの数が多く、高品質で価格が高い

そして、乾燥なまこは、生のなまこと味わいが違うため、代用するのは難しいのですよ。

旬の時期まで少しありますが、クセがなくて美味しいのが生のなまこの魅力です♪食べる機会に恵まれることを願っています。

2024年08月


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