なめこの賞味期限は冷凍で長くできる?株付きと真空パックでは違いも!?
今年の夏は猛暑が続いていて、さっぱりとしたなめこおろしがさらに美味しく感じます♪
前の記事ではなめこの栄養と加熱の関係についてお話しました。少しの工夫でより効率的に栄養が摂れるのですよ。
スーパーではきのこの売場に、山形県産・長野県産などのなめこが並んでいることが多いです。
きのこなので早めに食べた方が良いですが、賞味期限がわかりにくいですよね。そして冷凍出来るのかも気になる所です。
そこで、なめこの賞味期限と冷凍についてチェック!より新鮮に食べられる保存方法を見てみました。
なめこの保存!株付きと真空パックでは賞味期限に違いが?
自然の中で育つ天然なめこと原木なめこは、秋に収獲の最盛期を迎えます。
一方、スーパーなどで1年中販売しているなめこは、室内で(菌床)栽培されたものです。
そして、いずれも生のなめこですが、株(石突き)が付いたタイプと真空パックタイプの2種類が出回ります。
この2種類のなめこについて見てみました!
・株ごと収獲したもの。水洗いはしていない
・空気に触れて劣化しやすい
真空パックのなめこ
・石突きなどをカットし、水洗いしたものを真空包装したもの
・空気を抜いているため、株付きのものよりも雑菌が繁殖しにくく、酸化しにくい
いずれも常温ではすぐに傷んでしまうので冷蔵保存が適しています!野菜室よりも温度が低いチルド室で保存するとより日持ちがしますよ。
パッケージに賞味期限が書いてある食材が多いですが、この2種類のなめこには書いてありません。
生のなめこは、果物や野菜と同様に生鮮食品なため、賞味期限を表示する義務がないのですよ。
そして、株付きと真空パックでは賞味期限などが違います。チェックしてみました!
真空パックのなめこ(未開封)…賞味期限は購入後1週間(できれば4日~5日)
真空パックのなめこでも賞味期限はそれほど長くないですよね。
そして、どちらも開封した後は1日~2日以内にお召し上がり下さい。開封後は容器に入れて密封し、冷蔵保存するのがおすすめですよ。
なめこの賞味期限切れ!見分け方は?
なめこは水分が多く傷みやすいですが、包装されたものは状態がわかりにくいですよね。
特に、購入して少し経ってしまった場合は心配になります…。
次のようになっている場合は、痛んでいて賞味期限切れの可能性がありますよ!
・傘の部分が黒ずんでいる
・軸の部分がしんなりとしている
・酸っぱい匂いや異臭がする
・ドロッとしている
・水っぽい
真空パックの場合
・袋がゆるくなってきて、なめこが中で動く
・袋が膨らんできた
・袋の中に泡が出ている
匂いと形の崩れと色の変化が、なめこの鮮度を見分けるポイントです!
少し酸っぱい匂いがする時は、よく水洗いをしたり、湯通ししたりすれば食べられますが、酸っぱい匂いが強い時は食べない方が良いですよ。
このように、なめこは賞味期限がそれほど長くなく状態も変わりやすいため、早めに冷凍するのがおすすめです。
なめこの冷凍と解凍のポイント!保存期間は?
なめこが安い時には、多めに買って冷凍することがあります。
冷凍しても食感やヌメリがそれほど変わらないですし、冷凍することで旨味もアップするのですよ♪
株付きと真空パックの冷凍方法を見てみました!
・石突きを切り落とし、優しくほぐす
・水洗いはせず、汚れを拭きとって冷凍する
・冷凍用の保存袋に入れて、空気を抜き平たくして急速冷凍する
・・ラップに小分けすると、少量ずつ使うことができて便利
真空パックのなめこ
・未開封のものはそのまま冷凍してOK
・2回に分けて使いたい時は2つ折りにして冷凍すると、取り出しやすくなる
・袋の下にアルミのトレーを敷くとより早く冷凍できる
・使いかけのものは、冷凍用の保存袋などに移し変えて冷凍する
冷凍前の状態にもよりますが、いずれも最長で1ヶ月位保存することができますよ。
そして、解凍のポイントはこちらです!
・解凍して使うならば、流水解凍がおすすめ
・なめこの汚れが気になる場合は、流水解凍したあと軽く水洗いするか、直接軽く水洗いして使うと良い
・常温での自然解凍や電子レンジでの解凍は水分が出てしまい、食感が悪くなってしまう。色が黒っぽくなる恐れも
なめこは日本で好まれているきのこです!冷凍しても手軽に食べられるので、おかずにプラスして食べてみて下さいね♪