長芋の保存は冷蔵庫でどれ位大丈夫?変色防止の方法についてもご紹介♪
長芋は日本で非常に古くから栽培されていて、日本人にはとてもなじみ深い食材です!
すりおろしたり、短冊切りにして和え物にしたり生で食べる事が多いですよね。
すりおろすとトロトロ、短冊切りにするとシャキシャキと違った食感が楽しめるのも魅力♪
ただ、ちょっと多めにすりおろしたり切ったりした時に、冷蔵庫で保存して大丈夫なのか気になる所です。
ところで、昨年の12月にご近所さんから、立派な長芋をまるごと1本いただきました。
カットしているものしか見たことがなかったので、その長さにビックリ!
常温でも結構長い間保存できたのですが、カットしてあるものや気温が高い時には冷蔵庫に入れた方が良いでしょうか?
そこで、長芋の保存は冷蔵庫で何日間位大丈夫?とろろにした時やカットした時などについてお話していきます。
すりおろした長芋はどれ位冷蔵できるの?変色や味の変化は大丈夫?
つい先日にすりおろした長芋をメインにし、卵や小麦粉などを加えて焼いてみました。ふわふわしていて美味しかったですよ♪
ただ、すりおろすのに結構時間がかかります!予めすりおろして冷蔵庫へという方も多いですよね。
とろろや細かく切って冷蔵庫に入れたものは後から食べても大丈夫?変色や味が変わらないか気になります…。
これはズバリ、少し時間が経つと茶色や赤色に変色してしまうのですよ。
なぜなら長芋に入っているポリフェノールが、空気と触れ合って酸化が進んでしまうから。りんごの変色と同じ理由なんです。
なので、切ったりすったりしてすぐに冷蔵庫に入れ、そんなに時間が経ったものでなければ、変色してても食べてOKですよ。
ただ、変色していると気になりますよね。これを防ぐ一番のおすすめの方法は、酢を加えること。
皮をむいて、数分酢水に浸しただけでも随分違います!しかし、その長芋をすりおろしても変色はしますから、すりおろしたものに少し酢を加えて下さいね。
とろろにした場合、1日~2日ほど冷蔵できます。余分な水分があると早く傷んでしまう場合もあるので匂いを嗅いで確認しましょう。
また、長芋を細かく切って酢の物などにしたものは、ちょっとした箸休めにもなりますし、重宝しますよね。
これらの和え物は作り置きできると言われていますが、タッパーやチャック付きの袋に入れて、2~3日を目安に食べ切ることがおすすめですよ。
切った長芋はどれ位冷蔵庫で保存出来るの?芋でも冷蔵して大丈夫?
さつまいもや里芋は低温障害を起こす可能性があるから、冷蔵庫へ入れないでと言われています!長芋はどうなのでしょうか?
先程、いただいた長いもは常温でも良い状態だったとお話しましたが、低温障害を起こすこともないので冷蔵保存でもOKです!
夏場などはまるごとの場合でも冷蔵庫に入れた方が安心ですよ~。新聞紙で包んで保存して下さいね。
また、長芋1本を一気に使い切るのは難しいので、小分けにしたり、私のように切ってあるものをゲットしたりする方も多いはず。
そして、野菜用の保存袋に入れて冷蔵すると、1週間以上はもちますよ♪
切り口が薄いピンク色になっている場合もありますが、大丈夫な事が多いです!切り口を少し切り落として様子を見て下さいね。
また、切り口の変色を防ぎたい場合は、直接酢を塗るか、酢水を含ませたキッチンペーパーでそこを覆い、輪ゴムをしてさらにラップをすると良いですよ。
真空パックの長芋ってどれ位冷蔵庫で保存が出来るの?
スーパーでは、切った長芋がパックされて売っている事が多いです。大小2サイズ売っていることもあって便利ですよね。
また、真空パックのものもよく見かけます。見た目も綺麗ですし、使い勝手も良いです♪
ところが、パックされているものも「生ものなので早めにお召し上がりください」と書かれているだけですし、真空パックも賞味期限の表示が見当たりません…。
これは、長芋の真空パックは生鮮食品に該当するので、賞味期限や消費期限の表示がないんですよ。
販売者さんは「切り口の匂いや色を見てご判断を」とおっしゃっています。
また、真空パックだから大丈夫だと思い、冷蔵庫に半月位放置していたら、パックが膨らんでしまったなんていうことも。
無害なのですが、食べると舌がピリピリしたり酸っぱく感じたりする方もいます。
これは低温でも芋が呼吸をしていて、炭酸ガスを発生し、パック内に炭酸ガスがたまるから。
防ぐために、すぐにパックから取り出し、新聞紙などに包んで冷蔵して早めに食べるようにパッケージに書かれている場合もありますよ。
最近、長芋は煮ても、味噌汁に入れても美味しいことを知りました。上手に冷蔵してこれからもその味や食感を楽しんでいきたいです♪