そうめんの賞味期限は開封後どれくらい？上手な保存の仕方は？
食欲が落ちる夏の救世主といえばそうめん。暑くて何も食べたくないという時でも、冷たくてツルツル食べられるそうめんなら、お腹も受け付けてくれますよね♪
我が家でも、夏休みのお昼ご飯に子どもが食べたがるので、よく作っています。具も工夫すれば栄養もきちんと取れていいですよね。
そうめんは乾麺で手に入ることが多く、保存もきくので、まとめて大量にもらったり、箱買いしたりすることも多いのですが、時々食べきれなくて余らせてしまうことも！
夏が過ぎると食べる機会も減るので、そのまま放置して忘れてしまって、翌年の夏に気づく、ということもありますよね。それって食べても大丈夫？
そうめんの賞味期限ってどれくらい？開封後でも同じくらいもつの？保存のポイント、お知らせします♪
そうめんの賞味期限は製造後どれくらい？
そうめんは長期保存ができる食品だというイメージがありますが、未開封の場合の賞味期限はどれくらいなのでしょうか？
そうめんには、機械製と昔ながらの製法で作る手延べ製の2種類があります。機械製は製麺機で薄くのばし、細く切ってから機械で乾燥させます。手間が少なく安価で売られています。
一方手延べでは、よりをかけながらゆっくり伸ばし、油を塗って繰り返し熟成させて延ばします。茹でても伸びにくく、なめらかでコシも強い麺になります。
賞味期間は、機械製のものは1年６ヶ月～２年程度、手延べ製は３年６ヶ月程度とされています。
賞味期限は「おいしく食べられる期限」なので、実際には過ぎても食べられます。一般的には、保存期間の1.5倍程度までは食べられると言われているので、２～５年程度は大丈夫！
さらに手延べそうめんは、高温多湿の梅雨を超えることで、高温発酵してよりコシが強い麺になるんですよ。これを「古物（ひねもの）」といいます。
製造から1～2年間管理された倉庫で寝かせて熟成させることで、喉ごしがよく油臭さが抜けて、一段とおいしくなるんです♪
同じ乾麺でも、製法によって特徴や賞味期限が違うんですね！ちなみに半生のものも売られていますが、これは２～3ヶ月程度です。
開封後はどれくらいもつの？保存状態に注意！
そうめんは長期保存できることもあって、一度にまとめて購入することが多いので、開封後すぐに食べきれないことも多いですよね。開封後のそうめんは、どれくらい持つのでしょうか？
そうめんは、きちんと保存していれば、開封後でも賞味期限を過ぎても食べられます。ただし、保存方法は次のポイントに気をつけましょう。
常温保存でいいですが、湿気が多い場所で保存すると、カビや虫がつきやすくなります。風通しがよく日の当たらない場所で保存しましょう。
・匂いが強いものと一緒に保存しない
そうめんは匂いを吸着しやすいので、開封後は密封容器に入れて保存しましょう。
賞味期限内でも、保存状態によっては、カビや虫がついたり異臭がしたりして、食べられなくなることがありますので、気をつけましょうね！
冷蔵庫や冷凍庫で保存することもできますが、湿気を吸わないように、きちんと密封してから保存するようにしましょう。
我が家でも、乾麺を1年間放置しておいたら、虫がついて食べられなくなって残念な思いをしたことが！保存の仕方には気を付けないといけませんね。
茹でた後は冷蔵＆冷凍保存♪
そうめんって、つゆで食べるのが一般的ですが、一度にたくさん茹でてしまうと、途中で飽きてしまって、余った経験はありませんか？
そんなときは、「そうめんは栄養がないの？！具材と調理方法の工夫でバランスよく♪」にもあるように、いろんな具材を用意したり、炒め物や汁物にするのもオススメです。
それでも食べられない時には、冷蔵や冷凍で保存できます。茹でると劣化が早まるので、常温での保存は避けましょう。
１食分ずつに分けて、ラップで包むか密封袋に入れて保存します。空気をしっかり抜いて密封しましょう。2日程度はもちます。
・冷凍保存するとき
水気を切って、１食分ずつ密封袋に入れて、平らにして冷凍します。初めは空気を入れて冷凍し、ある程度凍ったら空気を抜いて保存します。2～3週間もちます。
解凍したものは、そのまま食べるとボソボソした食感になるので、調理に使う方がオススメ♪調理するときには、解凍せず冷凍のまま調理するようにしましょう。
せっかく長期保存できるそうめん、無駄にしたらもったいない！上手に保存して、そうめんを長くおいしく楽しみたいですね♪