そうめんかぼちゃのゆで方はどうしたらいいの?美味しく食べるコツをご紹介♪
暑くなると頻繁に食べるそうめんですが、「そうめんかぼちゃ」という食べ物もありますよね。かぼちゃの一種ではありますが、食感がシャキシャキしてきゅうりのような感じです。
ふつうのかぼちゃとは違って、茹でるとそうめんのように細くほぐれるのでそうめんかぼちゃと呼ばれます。正式名称は、「金糸瓜」といいます。
収穫時期は6~7月で、まさにそうめんを食べる夏場が食べごろです。ですが、そうめんかぼちゃ自体はとても保存性の高い野菜なので、冬まで食べることができます。
そして、そうめんかぼちゃは低カロリー食品なんです。可食部100gあたり24kcalで、西洋かぼちゃ100gで91kcalあるのと比較すると、随分カロリーが低いですよね。
そんなそうめんかぼちゃ、どうやって食べたらいいんだろう・・・、気になりますよね!そこで今回は、そうめんかぼちゃのゆで方について、どんな方法があるかご紹介したいと思います。
そうめんかぼちゃのゆで方はどうすればいい?
そうめんかぼちゃを食べる時は、まずゆでます。加熱してから食べるのが基本なのは、ふつうのかぼちゃと同じですよね。
そうめんかぼちゃのゆで方
- ヘタを落として、3~4㎝の輪切りにします
- スプーンなどで軽く種の部分をくりぬきます
- 鍋にたっぷりのお湯をわかして、沸騰したらそうめんかぼちゃを入れて、約10分ゆでます
- 果肉の皮近くを箸などで刺してみて、ほぐれそうな感じだとゆであがりです
- すぐに冷水にさらして余熱をとり、手で中身をほぐしていきます
輪切りにすると、そうめんかぼちゃを長めにほぐせます。短めにしたいときは一度縦に半分に切っておきます。全体を押しつぶすように曲げると、中身が自然とそうめん状にほぐれやすくなるんです。
長くゆですぎると、歯ごたえがなくなってしまいます。ゆで時間には注意しましょう♪
ほぐした状態にすると、このまま冷凍保存もできます。食べきれないときは冷凍しておくと、次食べる時に手間が省けて便利ですね。
電子レンジでもできる!そうめんかぼちゃをゆでずにチンでもOK♪
そうめんかぼちゃは、電子レンジでもゆで処理ができるんです。レンジしている間、同時進行でほかの調理も進められていいですよね。
電子レンジを使った加熱方法
- ヘタを落として、3~4㎝の輪切りにし、種をとります
- >耐熱皿に並べて、少量の水をいれてラップをしっかりかけます
- 6~7分レンジ、その後10分ほど余熱のまま放置し、熱を通します
- 大きめのボウルに移して、手で中身をほぐしていきます
ほぐしたら、冷水にさらしてしっかり冷まし、ザルなどでしっかり水気をとります。これなら、安心してレンジにおまかせできて便利です♪
食べ方色々!そうめん風以外にもサラダやパスタ風にも♪
低カロリーなそうめんかぼちゃ、ダイエット中なら積極的に取り入れたい野菜です。また、糖質をエネルギーに変える時に必要なビタミンB1、ナイアシンが豊富で、燃えやすい体質作りにも役立ちます。
また、ビタミンCや食物繊維も多く含まれていて、お肌の健康を守り、便秘予防で体の中からキレイにしていくのにも効果的です。是非、おいしく食事にとりいれていきたいですね。
カリウムも豊富なので、むくみ予防にもなります。すっきりとした体つくりにとっても役立ちそう!
一番メジャーな食べ方はやっぱりそうめん風な食べ方です。ゆでて水さらしの後、めんつゆなど使ってそうめんのように食べると、シャキシャキしていてとってもおいしい!
他に、きゅうりなど野菜の千切りと一緒にマヨネーズで和えると洋風に、中華ドレッシングで和えると中華サラダになります。
そうめんもサラダもわりとあっさりした軽めのメニューですが、安心してください!ガッツリ主菜としても食べられます!
そうめんかぼちゃのひき肉炒め
- 玉ねぎやピーマンなどをレンチンかフライパンで軽く炒めておきます
- 油を温めたフライパンでひき肉を炒め、塩コショウし、玉ねぎ・ピーマンを加えて火を通します。
- 最後にそうめんかぼちゃを入れて、だしの素、酒、しょうゆ、ごま油などで味付けすると出来上がり♪
いかがでしたか?そうめんかぼちゃのゆで方の例2つと、食べ方をいくつかご紹介しました。暑くて食欲も落ちてしまいがちですが、シャキシャキとした食感だから食べやすいです♪
あまり大量には出回っていない野菜ですが、是非見つけたら食べてみてください♪色ムラや傷のあるものは避けて、黄色く熟しているものを選ぶと、ちょうど食べごろです。
まだ、青みがある場合は冷暗所で保管して追熟してから食べてくださいね♪