かぼちゃの種類で北海道産のはどんなものがあるの? 特徴と美味しさの秘密は?
かぼちゃって、煮物はもちろん炒め物や汁物、お菓子など何にでも使えますよね♪
我が家族は全員かぼちゃが大好きで、冷めても美味しく水っぽくならないので、ちょくちょくお弁当に入れています。
私はカットかぼちゃを買うことが多いのですが、煮物にした時にあまり味付けしていないのに、自然な甘さで食べ過ぎちゃうことも♪
時期によっていろんな産地のかぼちゃが並んでいますが、特に私が秋から年内いっぱいまでよく見かけるのが、北海道産のもの。
ただ、私はかぼちゃの種類をほとんど知らないので、スーパーに行っても「やや小ぶりだな」とか「でこぼこが少ないな」とか「皮の模様がないな」と思う程度なんです…。
味にほとんどハズレはないのですが、もし種類を知っていれば、安心して買うことができますよね♪
そこで、かぼちゃの種類で北海道産のものはどんなものがあるの?またその特徴と甘味などのおいしさについて調べてみました。
北海道で作られている西洋かぼちゃの種類と特徴について
日本のかぼちゃの6割近くが北海道で獲れるのですが、種類は西洋かぼちゃ・日本かぼちゃ・ペパかぼちゃと大きく3つに分かれます。
日本には16世紀に日本かぼちゃが伝わってきたようですが、今日本で多く作られているのが西洋かぼちゃ。
北海道でも広く西洋かぼちゃが作られていて、その多くが8月~11月に出回っているんです。
長年、私は栗かぼちゃを品種の一つだと思っていたのですが、西洋かぼちゃの仲間だったんですね!
西洋かぼちゃは4つのタイプの栗かぼちゃに大別されますが、北海道で主に栽培されているのは、黒皮栗かぼちゃと白皮栗かぼちゃ。
中でも、皮が濃い緑色の黒皮栗かぼちゃは、種類も多いのですが、こちらに代表的なものをご紹介♪
みやこ 西洋かぼちゃの代表的なものの一つ。ホクホクしている。
くりゆたか ホクホク感と甘味が強いのが特徴。貯蔵性も高い。
味平 ホコホコとしていて深い甘味もあって味わいが良い。
これらのかぼちゃはホクホクしていますが、えびすはしっとりした食感も味わえますよ。
また黒皮栗かぼちゃは甘いものが多いのですが、甘さでは特にくりゆたかと味平をおすすめする人が多いようです!そして、栗味とメルヘンなども甘味が多くて好まれています♪
また500g位のミニかぼちゃの坊ちゃんも西洋かぼちゃの仲間。食味も良くカロチンなどの栄養価が高いことから、大人気なのですよ~。
一方、白皮栗かぼちゃとして雪化粧が有名なのですが、食感と甘さはバツグンで、保存期間が長いもので3ヶ月と貯蔵がきくのも魅力♪
今はホクホクとしたかぼちゃが好まれる傾向にあるので、北海道ではえびす・みやこ以外にも、たくさんの西洋かぼちゃが作られています。
水分の多さが魅力♪ 日本かぼちゃについて
私は粉をふいたようなかぼちゃの煮物も好きですが、含め煮にして食べる、しっとりとした水分の多いかぼちゃの煮物も大好き♪
他の野菜などと炊き合わせてもバッチリですし、そんな含め煮にぴったりなのが日本かぼちゃ。煮くずれもしにくいのですよね♪
北海道で作られている日本かぼちゃは主に小菊かぼちゃなんですが、上から見ると菊の花に見えることからそう名前がつきました。
ちなみに、かぼちゃにはペポかぼちゃという種類があって、ズッキーニもその仲間なんですが、ハロウィーン用のかぼちゃもペポかぼちゃです。
そのかぼちゃ、おもちゃかぼちゃと言って観賞用なのですが、北海道でも作られているんですよ~。北海道では西洋かぼちゃ以外の種類のかぼちゃも栽培されているのですね!
北海道のかぼちゃが甘い理由とは?
かぼちゃは比較的日本の多くの地方で獲れるのですが、北海道産のものがどうして一際甘く感じるのか気になります。
それは良い土で育っていることもあるのですが、北海道の地形的なもので、昼と夜との温度差が大きいことが一番の理由。温度差が大きいとデンプンの量も増えるですよね。
そして北海道に限らずですが、収穫後温度管理をして貯蔵している間に甘味が増すので、さらに甘くなるのです。
さらに、北海道は広く気候も様々なので、違った特徴を持つ美味しいかぼちゃが獲れるのですね!
今は、北海道産以外のかぼちゃが出回っていて、それも美味しく食べていますが、今度北海道産のかぼちゃに会えるのが楽しみです♪
その時は農家さんの労力を感じながら、味わって北海道産のかぼちゃをいただこうと思います。