かぼちゃの保存は冷凍してもOK?保存のポイントはコレ
冬になると、シチューや煮物などかぼちゃを使ったおいしいメニューが食べたくなりますね。
かぼちゃにはビタミンBやビタミンE、カロテン、葉酸など、体にいい栄養がたっぷり含まれているんです。
風邪予防にももってこいですので、ぜひともこの時期に食べたいですよね。
でも、スーパーに並んでいるかぼちゃの前に立つと、体にいいのはわかっているけど、使い切れるかしら。
余ってしまって、腐らせてしまったらもったいないわと悩む人も多いのではないでしょうか。
でも、安心してください。かぼちゃは、正しく保存すれば、長期間おいしくいただくことができるんですよ。
それではこれから、かぼちゃの正しい保存方法と冷凍保存についてお話ししますね。
かぼちゃってどうやって保存すればいい?
かぼちゃって、いつが旬の野菜だと思いますか。冬至のイメージや、シチューや煮物のイメージから冬を連想する人も多いですよね。
実は、違うんです。かぼちゃの旬って夏なんですよ。冬に並んでいるかぼちゃは南半球からの輸入であることが多いんです。
でも、冬至にかぼちゃを食べるのは、輸入のかぼちゃなどが並ぶ前からの行事ですよね。じつはこのかぼちゃ、丸ごとだと長期保存ができるんです。
丸ごとのまま、切らずに冷暗所に保存した場合、2~3か月持つんですよ。輸入が難しかった昔は、そのようにして冬至まで保存していたのです。
でも、一気に丸ごと1個使うのってなかなか難しいですよね~。そんな時!一度切って小分けにしてしまった、使いかけのかぼちゃを保存するには、やはり冷凍が一番です!
それでは、次に冷凍の仕方をご紹介しますね。
かぼちゃを冷凍保存する時のポイント!
使いきれない大きなかぼちゃは、冷凍して保存しておくと、使いたいときに簡単に使えて便利ですよ。ぜひ冷凍して利用したいですよね。
でもその冷凍方法を間違えると、傷んでしまいますので、気を付けましょう。まず、生のまま冷凍するのか加熱してから冷凍するのかが迷うところですよね。
これは、その後どのような料理に使用するのかによります。みそ汁などに使用する場合は生でもいいと思いますし、コロッケやスープなどに利用するのであれば加熱後のほうが楽ですね。
どちらの冷凍にしても大事なことがあります。それは、たねやわたを、必ずきれいにとるようにすることです!!
かぼちゃは、この、わたやたねの部分からカビが生えて傷んでいきますので、これをしっかりとることが長期間保存するうえで大事な作業になりますよ。
冷凍保存の方法はコレ!生と加熱した場合で違う
では、まず生のままで冷凍する場合について見ていきましょう。生のままで冷凍する場合は
2.使う分に小分けして、ラップなどでしっかりと包む。この時に空気をしっかり抜いてくださいね。
3、冷凍する。
という順番になります。ただ、家庭用冷蔵庫の場合、冷凍時間が遅く、そのため野菜の組織がくずれやすくなります。
なので、生のまま冷凍すると、冷凍する間に組織が崩れて中身がスカスカになってしまうことがあります。なので、それを少しでも防ぐには、空気に触れないように、きちんと密封することがポイントです。
それでは次に、加熱する場合の冷凍方法をみていきましょう。
2、ラップをして、電子レンジで加熱する。
3、冷めたら、ラップで包み、空気を抜いて冷凍する。
という順番になります。もし、コロッケなどに使用することが決定しているようでしたら、上記2の後につぶししてからラップにくるんでも大丈夫です。
生の場合でも、加熱の場合で、冷凍やけを防ぐため、ラップやジップロックなどでしっかりとつつんでくださいね。
そしてこの冷凍したかぼちゃを解凍する場合ですが、みそ汁や、煮物に利用する場合は、冷凍のまま使用して、調理の熱で解凍するのがいいです。
炒め物に利用する場合は、薄くきって冷凍している場合はそのまま利用していいと思います。
しかし、厚めに切って冷凍しているものは、火が通らないので、一度電子レンジで加熱するのがいいと思います。
そして、解凍後ですが、余ったからといって再冷凍しないでくださいね。かぼちゃに限ったことではないのですが、再冷凍すると品質が落ちてしまします。
なので、一度解凍したら、使い切ってくださいね。冷凍するときに、少なめに分けておくといいかもしれませんね。冷凍を上手に利用して、おいしいかぼちゃをいただきましょうね。