もずくの保存方法で常温でもできるものは?ポイントはコレ♪


もずくの名前は、他の藻に付着して育つ(藻付く)ことに由来しています。

海の中をゆらゆらとゆっくり動くことから、漢字では水雲・海雲などと表記することもありますよ。

しかし、その働きはパワフルで、わかめ・昆布・海苔などとともに注目されている海藻です!

前の記事もずく酢の効果的な食べ方は?で、その健康効果やおすすめの食べ方をご紹介しました。

しかし生や塩蔵したもずくは、大量に冷蔵・冷凍するとスペースをとるので、常温で保存したいという方もいらっしゃるはずです。

そこで、もずくの保存方法で常温でOKなものも?種類別の保存方法をチェックし、さらに塩もずくの常温保存について詳しく見てみました。

スポンサードリンク

もずくは常温で保存できるの?種類によって違いも!

もずくの収穫量は、海水の温度や気象条件などによって大きく変化します。

今年、主産地の沖縄県では水温が安定していたり、気候が良かったりしたので、収穫量が昨年度よりも大幅にアップしました♪

食感がとても良い生もずくの天ぷらの動画です♪

市場では主に次の種類のもずくが出回っています。特徴とともに見てみました。

・生もずく…採れたてのもずくをパック詰めしたもの(塩漬けや味付けはしていない)。コリコリとした食感。多くの料理に使える。塩抜きは不要

・塩もずく…もずくを塩漬けしたもの。多くの料理に使える。塩辛いので塩抜きをして使う。

・味付もずく…もずくを三杯酢や黒酢などで味付けしたもの。そのまま食べることができ、料理にも使える。

・乾燥もずく…生もずくを乾燥させたもの。水戻しして使う。戻し率が大きい(20倍以上になる)。塩抜きは不要。

そして、それぞれどのように保存されているかをチェックしてみたのがこちらです!

・生もずく…加工していないので、常温では日持ちしない。冷蔵か冷凍して保存する。

・塩もずく…冷蔵か冷凍した状態で売っていることも多いが、涼しい時期ならば常温で保存できる

・味付もずく…品質が低下するおそれがあるので、冷蔵か冷凍して保存する

・乾燥もずく…水分が少ないので常温保存できる

生もずくと味付もずくは常温保存ができませんが、塩もずくと乾燥もずくは常温保存することができるんですよ。

しかし塩もずくは、常温保存するのに特に注意が必要なんです。次でお話していきます。

スポンサードリンク

塩もずくの常温保存で注意したいのはコレ!

もずくのは4月~6月頃ですが、採れたてを急速凍結したものや塩蔵品などが出回っているので、1年中楽しむことができます♪

地域によって違いますが、塩もずくはポピュラーで比較的出回っていて、お店で目にする方もいらっしゃるはずです。

しかし塩もずくは生ものなので、常温で環境が整っていないと悪くなってしまうこともあるんですよ…。

塩もずくの常温保存で、チェックしていただきたいことはこちらです!

・冷暗所で保存する…高温で直射日光が当たる湿気の多い所だとカビが生えてしまうことも…。

・保存できる期間は塩分濃度・季節・地域によって違う
通常の塩もずく(塩分25%程度)で3ヶ月から半年ほど保存できる。塩分が少ないものは(塩分15%程度)1ヶ月位しか保存できない。

・開封後は冷蔵保存した方が良い。

・塩抜きすると長く保存できないので、冷蔵庫で保存する。なるべく早く使い切る(5日程度)。

湿気の少ない涼しい所で保存するのがポイントです。お住まいの地域の気候にもよりますが、夏場は冷蔵庫で保存するのをおすすめします。

そしてあまり長く置いていると、塩でもずくが溶けてしまうこともあるので、なるべく早くお召し上がり下さいね♪

乾燥もずくは乾燥させて水分を少なくしているので、塩もずくよりも長く常温保存できます。賞味期限の目安は1年間です。

しかし、高温多湿で直射日光が当たる場所に置くと悪くなってしまう恐れがあるので、塩もずくと同様に冷暗所で保管して下さいね。

もずくを塩漬けする方法をチェック!

生のもずくを大量に購入したり、いただいたりしたことがある方もいらっしゃるはずです。

冷凍するのも手ですが、ここでは採れたての天然もずくを塩漬けする方法を簡単にご紹介します。

ゴミを取ったもずくを塩水で洗う

きれいになったもずくに食塩を混ぜ込んで塩漬けする

容器に入れる

ポイントは真水ではなく塩水で洗うことです。真水で洗うとカビの原因になってしまうこともあるんですよ。

加える塩があまり少なすぎると腐敗する可能性があるので、塩分濃度が20%~30%になるようにするのがおすすめです。

塩分濃度が低くて心配なようでしたら、常温ではなく冷蔵庫で保存して下さいね。

塩もずくの長期間保存出来るメリットを生かして、もずく料理をさらに作っていきたいと思いました♪

2020年12月


スポンサードリンク


今日何食べる?を応援してください♪


こちらも美味しい記事です♪

    

コメントを残す

サブコンテンツ

最近の投稿

このページの先頭へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
Check