にんにくの保存は常温がいい?時短に役立つ調理保存も♪


イタリアンに限らず、色々な料理に活躍するにんにく。少し使えば、おいしさアップ♪フライパンで、油と一緒に温めてる時の香りがたまりません。
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香味野菜として代表的な野菜で、味や香りだけでなく、にんにくの栄養や効能も注目されていて、がん予防の食品No.1に挙げられているくらいです。

毎日の食事で少しずつ食べると、健康維持にもいいんです。ただ、このにんにく。一気に使わないので、我が家では気づいたらが出てしなびてる事も多いんですよね。

そこで、にんにくの保存は常温がいいのか、どんな方法があるかについてご紹介したいと思います!

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発芽させない!にんにくを常温で保存するには?

にんにくは、出荷する前に乾燥させています。そのため、そのままでも日持ちのいい状態です。

お店で買ってきて、料理に使い、1~2かけなくなって・・・あとの残りをどうするか??とりあえず、冷蔵庫にいれますか?

一番は冷蔵保存がいいです。条件を守れば常温でも保存できます!

というのも、にんにくをおいしく保存するには、「発芽させない」ことが第一だからなんです。芽が出ると、その成長のためににんにくのうま味や栄養がとられていまいます。

冷蔵保存は、「発芽させない」条件がそろいやすいんです。でも、条件をを守れば常温保存だって可能です!

発芽させない常温保存は?

  • 涼しく風通しのいいところ
  • 湿気の少ないところ
  • 通気性の良いカゴやネットなどに入れる

丸ごとばらさないで保存する方が、常温保存にはむいています。この方法で1~2週間は十分保存できます!

とはいえ、20度以上に気温が上がって、湿気も増えると、どうしても発芽しやすくなります。そんな時期に長期保存したい場合は、冷蔵・冷凍保存が向いています。

手持ちの量によって、常温保存と冷蔵・冷凍保存を使い分けるといいですよね。

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あると便利!時短に役立つにんにくの常温保存のワザ!

先ほど、常温保存は丸ごとで、と書きましたが、調理して保存することもできます。

例えば、オイル漬け。ガーリックオイルにしておけば、調理ですぐ使えて便利です。ほかにもいくつかあるので、レシピをご紹介しますね♪

にんにくのオイル漬け

  1. にんにくの皮をむき、芯や根元を取り除きます。
  2. 煮沸した瓶に、にんにくを入れ、ひたひたに浸かるようにオリーブオイルを注ぎます。
  3. 蓋をして、冷暗所に保存します。

1週間ほどでオイルは使えるようになります。にんにくもオイルも、どちらも調理やドレッシングの材料として活用できますよね♪常温で、3か月から半年ほど保存できます。

にんにくのしょうゆ漬け

  1. 皮、芯などを取り除いたにんにくを、煮沸した瓶に入れます。
  2. しょうゆをひたひたになるよう注ぎます。
  3. 蓋をして、1か月ほど置きます。

こちらは、炒め物やステーキソースなどに使うと便利でおいしいです♪半年以上保存できます。お好みで、青しそや唐辛子と合わせてもいいですね。

にんにくの酢漬け

  1. 皮をむいたにんにくを、煮沸した瓶に入れます。
  2. 酢をひたひたになるよう注ぎます。
  3. 蓋をして、1か月ほど寝かせます。

漬けて数日間はにんにくが青く変色しますが、そのあと黄金色に変わります。こちらも肉のソテーやドレッシング、和え物などアレンジが楽しめます。

他にも、はちみつや粕に漬け込む方法もありますので、是非お試しください♪

もし発芽してしまったら?常温保存でにんにくの栄養とうま味はどうなる?

どんな野菜でもそうですが、収穫後も呼吸しているので、そのまま置いていると成長しようとして芽や根を伸ばすようになります。
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にんにくも同じで、気温・湿度・日当たりなど条件が合うと発芽しやすくなります。その時期、9~11月ごろ。もし、芽がでてしまったら、栄養はどうなるでしょう?

にんにくの主な栄養アリシンやスコルジニンは、芽にも多く含まれています。アリシンは、糖質を分解してエネルギー発生を促し、疲労回復や体力増強に効果があります。

スコルジニンも体の燃焼を促して、エネルギーに代える働きがあります。冷え症や不眠症にも効果的なんです。

芽には、食べて害になる物質は含まれていないので、安心して食べられます。ただ、栄養成分は発芽すると芽の方にも含まれるようになるので、白い球根部分からは減っていきます。

最近は、芽も根も食べられるスプラウトにんにくも出ています。発芽したてのにんにくのことで、鉄分やカルシウムなどのミネラルが多く含まれ、健康にいい食品として話題になっています。

いかがでしたか?にんにくの保存は、「発芽させない」ように涼しい冷暗所であれば、常温でも十分可能なんですね。そのほか、調味料として保存する方法もご紹介いたしました。

にんにくは、がん予防の効果も特に高いと、アメリカ国立がん研究所「デザイナーズフーズ計画」でも発表されています。病気の予防や健康維持に役立つ成分が含まれているんです。

栄養も風味も上手に保存して、健康に役立てていきたいですね♪

2016年03月


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