胚芽米の栄養を白米と比べると?玄米の良さを残したメリットに注目♪


新米が出回るようになりだいぶ解消されましたが、8月頃から少しの間が不足しましたよね!

今回の米不足を通して、より大切に食べていこうと思うようになりました。

日本に稲作が伝わったのは、縄文時代の終わり頃と言われていて、米は古くから主食にしてきた食材です♪

スーパーではいろいろな種類のお米を売っていて、胚芽米を販売している所もあります。

胚芽米はヘルシーなイメージがありますが、白米と栄養に違いがあるのか気になる所です。

そこで、胚芽米の栄養を白米と比較!精米方法が違うお米の特徴を見てみました。

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胚芽米ってどんなお米?白米より多く含まれる成分と効果をチェック!

胚芽米は、脚がむくんだりや体がだるくなったりなどが症状の、脚気の対策として、昭和初期に市販され始めました。

胚芽に含まれるビタミンB1が、脚気の予防や治療に有効なことがわかったからなのですよ。

どのようなものなのかを簡単にチェックしてみました!

・胚芽とは…芽が出るもとになる部分。米粒の先に付いていて、黄色っぽい

・胚芽米とは…玄米からぬか層を削り取り、胚芽を残して精米したもの

・胚芽を80%以上残して精米したものを胚芽精米としている

・しかし、胚芽米と胚芽精米を同じものとして扱うこともある

・白米と同様に有洗米と無洗米がある

胚芽米は胚芽の部分にビタミン類や食物繊維を含んでいるため、胚芽を取り除いた白米よりも栄養があるのですよ。

白米と比べて多く含まれる栄養素と、期待できる主な働きを見てみました!

ビタミン類
ビタミンB群
・ビタミンB1…糖質の代謝を促す。脳神経の正常な働きをサポートする
・ビタミンB6…タンパク質の代謝をサポートする。月経前症候群やつわりの症状を緩和する
・ナイアシン…糖質などの代謝をスムーズにする。肌あれを予防する
ビタミンE
・抗酸化作用がある。老化を防ぐ。血流を良くする

ミネラル
・カリウム…むくみの改善と高血圧の予防
・マグネシウム…歯や骨を丈夫に保つ。神経の興奮を抑え精神を安定させる

食物繊維
・水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランス良く入っている
・便秘の解消に役立つ

特にビタミンB1とビタミンEは白米より多く含まれていますよ♪

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胚芽米のメリットは?玄米と白米と分つき米の特徴も♪

お米は精米方法によって、玄米・胚芽米・精白米などに分かれます。それぞれの特徴をチェックしてみました!

玄米
・もみからもみ殻を取り除いただけなので、ぬか層に多いビタミン類・ミネラル・食物繊維などを摂ることができる→栄養価が一番高い
・硬いぬか層で覆われているため、炊き上がりがぼそぼそした食感になったり、ぬかの匂いが残ったりする場合がある
・消化に時間がかかるので、よく噛んで食べる必要がある

胚芽米
・栄養価は玄米に劣るが、白米より高い
・炊き方によっては、白飯より少し硬く感じることもあるが、風味のクセは少ない
・甘味や旨味などがある
・玄米より消化が良い

白米
・ぬか層や胚芽がないため、栄養価は玄米や胚芽米より少ない
・ふっくらと炊き上がり、食感が良い
・甘味とコクのバランスが良い
・消化が良い

胚芽米は、玄米の良い所と白米の良い所を少しずつ併せ持った米なのですよ♪

しかし、もともと精白米より割高で、今はまだ精白米の価格が高い状態が続いています。

胚芽米がお買い得になるのはもう少し先になるかもしれません。

そして、分つき米と呼ばれる玄米の栄養を残したお米もありますので、チェックしてみました!

・精米の度合によって、3分つき米・5分つき米・7分つき米などがある

・数字が大きいほど、白米に近い

胚芽精米と7分つき米は歩留まりが同じ位です。

しかし、7分つき米はぬか層と胚芽を7割程度除いたもので、胚芽米とは栄養価が少し違いますよ。

発芽玄米と金芽米と雑穀米の栄養価を発芽米と比べると?

大きなスーパーでは、発芽玄米を販売していることが多いです。

他に、金芽米や雑穀米などのお米も注目されているので、栄養価などを見てみました!

発芽玄米
・玄米を発芽させたもの
・発芽することで甘味が増し、玄米より食べやすくなる
・玄米より含有量が少ない栄養素もあるが、玄米と同様に栄養価が高い。
・リラックス効果や睡眠の質の改善効果が期待できる、アミノ酸の仲間のGABAは、玄米よりもかなり多く含んでいる
・一概には言えないが、胚芽米よりビタミン類・ミネラル・食物繊維などを豊富に含んでいる

金芽米
・ぬか層と胚乳の間にある亜湖粉総と、胚芽の基底部を残して精米したもの
・お米の総合メーカーさんのブランド品
・炊き上がりが白く、旨味もあり食べやすい
・栄養価は胚芽米とそれほど変わらないが、カロリーは胚芽米の方が少し高い

雑穀米
雑穀米の効果を参照
・例えば、あわはビタミンB群・亜鉛・鉄など、黒米はポリフェノールや亜鉛などを多く含んでいて、様々な栄養を摂ることができる
・雑穀の種類によって栄養価は異なる

他のお米にもそれぞれメリットがありますが、胚芽米は思ったよりも食べやすいです♪

これからお米がより美味しい時期なので、楽しくヘルシーに食べていけたらと思います。

2024年10月


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