じゃがいもの保存に冷凍は可能?茹でてから?生のままではダメ!?
じゃがいも、美味しいですね〜!新じゃがはホクホクして、そのまんま皮ごと煮含めたら最高♪
茹でただけでもバターやマヨネーズと合わせて食べたら、ホックホクでたまりません。コロッケ、ポテサラ、肉じゃが、何かお好きですか?
じゃがいもってたいてい常備している食材のひとつですよね。特売でまとめて買ったり、収穫時期にたくさん手に入ったりもします。
一度にたくさんゲットして、使い切れなくて芽が出てきちゃった!ってことありませんか?うち、よくあります。
そんな時役に立つ、じゃがいもの保存で冷凍が結構便利なお話をご紹介したいと思います!
じゃがいもの保存に冷凍がいい?大原則をおさえて活用!
たくさんじゃがいもが手に入った時、一気に使い切るのはなかなか簡単ではないですよね!
そんな時は是非冷凍保存を活用してくださいっ♪
じゃがいもの冷凍保存の大原則
生で冷凍しない!
実はこれが唯一の注意点で、これさえ守ればじゃがいもの冷凍保存はとっても素晴らしいんです。
なぜ、生で冷凍しない方がいいんでしょうか?それは、食感が悪くなるからです。
冷凍するとじゃがいもの細胞が壊れて、解凍するとじゃがいもの水分が逃げてしまい、スカスカのスポンジ状になってしまうんです!
ですので、じゃがいもを冷凍する前には必ず
- 茹でるか
- レンチンか
しておくのがポイントです♪
また、カレーの残りを冷凍すると具のじゃがいもから水分が抜けてスカスカになってしまいます、できればじゃがいもは除いて冷凍しておくほうがおすすめです。
別に冷凍保存したじゃがいもがあれば、食べるときにトッピング等できますので、じゃがいももおいしくカレーが食べられますよ。
なぜ冷凍保存するといい?常温保存での心配を解消できる?
ふつう、じゃがいもは常温保存してますよね。八百屋さんもスーパーもたいていそのまま置かれてますし。
じゃがいもの保存に適した温度は2〜15℃位。
一年を通して室温で保存して差し支えないんです。
ただ、心配なのはソラニン!じゃがいも芽や緑色に含まれる毒性のある物質です。
じゃがいもはふつう収穫後3ヶ月後までは休眠状態、あまり発芽しない状態になっています。なので、普通に買ってきて使い切れれば、常温で大丈夫!
でも、たくさんあって使い切れないと、思ったより長くおいておくことになり、芽が出て来てしまいます。すると、ソラニンができて困ったことに…。
ソラニンが含まれるじゃがいもを食べると・・・
口の中がピリピリしたり、腹痛や下痢、吐き気を起こしやすくなります。重症の場合は、過去に死亡例もあります。
できるだけ、発芽する前に美味しく食べたいですよね。そこで、冷凍保存も活用!
じゃがいもは光に当たるだけでも、皮が緑色に変色する「緑化」を起こし、この部分にもソラニンが生成されます。
長期となると保存場所も選ぶので、冷凍しておくのはそういった意味でも良い方法のひとつになります。
失敗しない冷凍保存の方法は?調理も楽チンに♪
茹でてから冷凍するかレンチンしてから冷凍するのが、じゃがいもの冷凍保存の基本ですが、さらに美味しく便利な方法も調べたので、ご紹介いたします!
マッシュポテトにしてから冷凍♪
- 茹でたじゃがいもを熱いうちに潰し、マッシュポテトにします。
- 使いやすい量に分けて、ラップで包み密封袋に入れて冷凍します。
これなら、解凍してすぐにコロッケやポテトサラダが作れます!あらかじめ、バターや塩コショウして味付けしておくと、そのまま使えて更に便利に!
フライドポテト用に冷凍♪
- じゃがいもを太めの千切りにして、固めに茹でます。
- 水気をよく切って、片栗粉を全体にまぶして密封袋で冷凍します。
冷凍庫に入れっ放しにせず、冷凍し始めたら袋ごと軽くたたいて、中身をバラしておくのがポイント。
必要な分だけ取り出して、サッと揚げればたちまちフライドポテトができあがります。
皮をむいてもむかなくてもOK!
冷凍するとき皮をむいておかなくてはいけないのかな、という心配もありますよね。心配ご無用です。どちらでも使えますよ!
大きなじゃがいもは皮をむいて、使いやすい大きさにカットしてから茹でておく方が使いやすいですが、新じゃがなど小さめの場合は、皮ごとでもいいんです。
同じように、皮ごと茹でてから冷凍して、使う時に皮ごと料理しても何も問題ないです。皮の風味を味わいたい時には是非お試し下さいね。
じゃがいもはよく使う食材で、いつも常備しています。常温保存していることが多い私は、特売やいただきものが重なる時期が一番発芽させやすいです。
今回、便利な冷凍保存についてわかったので、これからどんどん活用していきたいです。ホクホクのじゃがいもの美味しさを、余さず味わっていきましょう♪