牡蠣の栄養と効能は?オススメの組み合わせはこれ♪


ツルンとした食感で、クリーミーな味わいの牡蠣。焼いてもフライにしても鍋などに入れてもおいしいですよね♪最近ではオイスターバーなども増えてきて、より身近になっています。

牡蠣は英語で「R」がつかない月である5~8月は栄養素が落ちて、食中毒になりやすいことから、食べるのを控えるように言われています。つまり、秋から春にかけてがなんです!

昔から「海のミルク」とも言われるほど栄養豊富な牡蠣。殻は薬として用いられてきましたが、もちろん身にも多くの栄養が!体にいい効能が期待できそうですよね♪

具体的にどういう栄養がどんな効能をもたらすのかがわかれば、上手な食べ方も工夫できるかもしれません。

牡蠣の栄養にはどんな効能があるの?効果的な食べ方もお知らせします♪

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牡蠣は栄養豊富♪

まず、牡蠣にはどんな栄養が含まれているのか、見てみましょう。多くの種類のビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養素が豊富に含まれているんですよ!

・ビタミンB12:疲労回復や血液を作るのを助ける働きがある。

・鉄分、銅:鉄分はヘモグロビンを作る成分で、銅は鉄分の吸収を助ける働きがある。

・亜鉛:新陳代謝を促したり、免疫力をUPしたり、味覚を正常に保ったり、生殖機能を正常に保ったりする働きがある。

・タウリン:アミノ酸の一種で、体や細胞を正常に保ち、肝臓の機能を正常にしたり、コレステロールや血圧を低下させる働きがある。

・グリコーゲン:旨み成分の一種で、体内でエネルギーを貯めておくための物質。疲れにくい体を作ったり、運動時のパフォーマンスがUPしたりする。

他にも、多くのビタミンやミネラル、不飽和脂肪酸などがバランスよく含まれているんです。牡蠣って、本当に栄養豊富なんですね!

ちなみに、疲労回復にいいタウリンは、100g中1130mg!大きめの牡蠣1つで約20g程度なので、5つ程度食べれば、リポビタンDに含まれるタウリン1000mgよりも多いんですよ♪

さらにカロリーは100gあたり70kcal♪魚介類の中でも比較的低カロリーで、栄養がしっかり取れるなんて、いいですね!

しかし実は、牡蠣の栄養量は時期によって違いが!牡蠣は産卵期であるには、栄養価が落ちてしまうんです。

特にグリコーゲンは夏よりも冬のほうが10倍も多く含まれているんですよ!冬の牡蠣を食べたほうが、栄養をより効率的にとることができそうですね。

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牡蠣にはこんな効能が!

では、牡蠣を食べることで、どんな効能があるのでしょうか?

○肝機能を良くして、疲労回復、スタミナ増強
グリコーゲンが効率よくエネルギーに変わるので、肝臓の働きがスムーズに!

タウリンも肝機能を守ってくれます。脳や筋肉の働きを活発にしたり、二日酔い予防にも効果的♪

○貧血予防
鉄分や銅、ビタミンB12などの働きで、血液中のヘモグロビンを作るのを助けます。

牡蠣の鉄分はヘム鉄で吸収されやすく、銅との相乗効果でより効率よく吸収できます。

○新陳代謝UP
亜鉛は骨格筋や内臓を作るのに必要なタンパク質を体内で作るのに使われるものです。

ビタミンEも含まれていて、細胞を活性化してアンチエイジングにも効果的♪

○生活習慣病予防
タウリンにはコレステロールや中性脂肪値を下げる働きがあるので、動脈硬化などの生活習慣病になりにくくします。

○消化促進
牡蠣には消化酵素が多く含まれています。消化が早くなることで胃もたれしにくくなります。

牡蠣ってお酒と一緒に食べるとおいしいだけではなく、肝臓にもいいんですね!貧血予防やアンチエイジングなど、女性にうれしい効能も♪

これは牡蠣を日頃から食事に取り入れたいですね。ただし、牡蠣を食べる時に気をつけなければいけないのは、食中毒

牡蠣の内臓には、ノロウイルスなどの食中毒の原因になる細菌やウイルスがついていることがあるんです。

市販されている牡蠣は、基準によって「生食用」と「加熱加工用」とに分かれています。加熱加工用は衛生基準に達していないので、生食するのは危険!必ずしっかり加熱しましょう。

生食用でも、過信は禁物です。乾燥しないように冷蔵保存して、必ず消費期限内に食べるようにしましょう。

効能がUPする食べ方は?

では、せっかくの牡蠣の栄養を、より効率的にとる調理方法はあるのでしょうか?

まず、水溶性のビタミンB類を上手にとるためには、だしに溶けた栄養をそのまま食べられる調理法がオススメです。雑炊などはピッタリ♪

また、貧血に効果がある鉄分は、ビタミンCを含む食材と一緒に食べるといいですよ。ビタミンCが鉄分の吸収を良くしてくれます。

牡蠣と組み合わせる食材としては、ビタミンCを多く含むレモンや、貧血防止作用のあるほうれん草、抗酸化作用が高いリコピンを多く含むトマトなどがオススメ♪

焼き牡蠣のマリネや牡蠣グラタン、牡蠣とトマトのリゾットなど、ちょっとした工夫でおいしく効果的に食べることができそうです。

健康にも美容にも効果的な牡蠣。食中毒には気をつけつつ、積極的に食事に取り入れたいですね♪

2018年10月


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