ルッコラが苦い時は食べ方を工夫して♪生でも加熱しても!
イタリア料理の他に和風料理などにも合うハーブがルッコラです。料理の彩りを良くしてくれます♪
寒さにも強く家庭菜園で栽培できるので、人気が高まっているのですよ。
ルッコラの栄養についてでは、特に多く含まれている成分と期待できる効果についてお話しました。
ビタミン類など抗酸化作用がある成分が多いので、美味しく食べたい所ですよね♪
ただ、ルッコラは苦くて食べにくいイメージを持っている方もいらっしゃるはずです…。
そこで、ルッコラが苦い時食べ方は?苦味の原因や生と加熱した時のおすすめの食べ方を見てみました。
ルッコラの苦い原因は?選ぶ時の参考にも♪
先日スーパーに行ったら、袋詰めしたルッコラが並んでいて、パッケージにはおすすめのレシピが載っていました♪
私はルッコラが好きなせいか、食べてみてもあまり苦いと思いませんが、苦味を強く感じる方もいらっしゃいます。
辛味成分のアリルイソチオシアネートが空気に触れて、苦味成分に変化するのですよ。
同じルッコラでも栽培条件によって、苦味の強さは変わってきます!
特にルッコラが次のような状態の時に、苦く感じることがあるので、選ぶ時の参考にして下さいね。
露地栽培のもの
・直射日光に長く当ったもの
・水が足りなく土壌が乾燥した場合
・窒素の肥料が多いもの
色の濃いもの(ゴマに似た風味が強くなる)
成長が進み茎が太いもの
夏に収穫されるものは、強い日光に当ることが多いので、葉が硬くなり苦味が強くなる傾向があります。
また、露地栽培よりハウス栽培のもの、家庭での栽培ならば室内で育てたものの方が、葉が軟らかく緑色が薄く苦味も少ないことが多いです。
ちなみに、セルバチコというルッコラと似ているハーブがありますが、セルバチコはルッコラとは種類が違いますが、より苦味が強いですよ。
また、つまみ菜(小松菜・雪白体菜・大根・かぶなどの若苗)も少々苦味がありますが、おひたしなどにして食べると美味しいです♪
次はルッコラの苦さを和らげる食べ方についてお話してきます。
ルッコラの食べ方でおすすめは?生で食べる場合♪
ルッコラに限らず、苦い野菜が苦手というお子さんは、多いです。
お子さんは、味を感じる味らい細胞の数が大人よりも多く、苦味もより感じやすいのですよ。
お子さんやルッコラを食べ慣れていない方は、他の具材と一緒に食べたり、味付けしたり、加熱したりすると、苦味をそれ程感じなくなりますよ。
ルッコラはビタミンB2・葉酸・ビタミンCなど水溶性ビタミンが豊富なので、効率的にこれらの成分を摂りたいのならば、生で食べるのがおすすめです。
まずはこれがおすすめ!生の食べ方をご紹介します♪
・ピザやパスタやスープのトッピング
・魚や肉料理の付け合せに
・サラダやカルパッチョにして食べる
ドレッシングの一例
塩+胡椒+オリーブオイル+バルサミコ酢+粉チーズ
マヨネーズ+マスタード+はちみつ+ワインビネガー
しょうゆ+レモン汁+オリーブオイル+にんにく など
レモン汁・酢・粉チーズ・にんにくなどを入れると、酸味や旨味などで苦味が和らぐのですよ。
ルッコラを加熱して食べると苦味は減るの?
ルッコラはほろ苦さが特徴のハーブですが、加熱すると苦味が和らぎます。
家庭で栽培したものは、まず加熱してみるのがおすすめですよ。加熱した料理に次のようなものがあります♪
・おひたし…ほうれんそうや三つ葉のおひたしと同様にさっと茹でる
・鍋物の具材に…春菊の代わりにすき焼きに入れても、水菜の代わりに寄せ鍋などに入れても
ポイントは火を止める直前にルッコラを入れるようにして、シャキシャキ感を残すことです♪
また、先程パスタのトッピングとして、生のルッコラをご紹介しましたが、苦味や辛味が気になるようならば、味付けする時に加えてみて下さい。
オリーブオイルと合わさって食べやすくなりますし、旨味やコクがアップします!
加熱してスープにするのもおすすめです。鶏肉とも合いますし、かき玉汁にするのも良いですよね。
その他、ピューレにしてポタージュ風にしても美味しいです。レシピが広がりますね。
ルッコラは食べにくいように思っていましたが、生でも加熱しても美味しく食べれます。味わって食べていこうと思っています♪