エリンギの栄養は熱に強いの?効率よく摂れるおすすめの料理はコレ♪
エリンギが日本に広まったのは比較的最近で、1990年代に国内で人工栽培が始まってからです。
味にくせがなく、コリコリとした食感が特徴的でとても美味しいですよね♪
我が家では和風の料理だけでなく洋風の料理にもよく使っていますよ。きのこの仲間なので、低カロリーなのも嬉しいです。
そんな食感良し、使い勝手良しのエリンギですが、どのような栄養が豊富なのかはあまり知られていません。
また、その栄養が熱を加えた時にどうなってしまうのかも気になる所です…。
そこで、エリンギの栄養は熱で変化するの?損失が少ない料理法をチェックし、カロリーを抑える方法を見てみました。
エリンギの栄養!多く含まれているのは?
エリンギはひらたけ科のきのこで、あわびに食感などが似ていることから、「白あわびたけ」とも呼ばれます。
香りはあまりしませんが、食感が松茸にも似ているので、松茸の代用品として使われることも♪
エリンギはカロリーが低いので、あまり栄養がないように思われるかもしれませんが、主に次のような栄養を含んでいますよ!
期待できる効果とともにチェックしてみました。
ビタミンB2…皮膚や爪を健康に保つ
ビタミンB6…タンパク質の代謝を助ける
ナイアシン…皮膚や粘膜の健康を保つ
パントテン酸…ストレスへの抵抗力をアップさせる
葉酸…貧血を予防する
・カリウム…むくみや高血圧の予防など
・炭水化物
トレハロース…糖の仲間。骨粗しょう症の予防
食物繊維…便秘の予防や改善など。食物繊維の仲間のβーグルカンも含んでいて、免疫力をアップさせる効果も
ビタミンB群や不溶性食物繊維などを多く含むのが特徴なんですよ。エリンギを食べる事で、肌荒れを防いだり、整腸作用を期待できたりするのは嬉しいですよね♪
また、きのこ類の中でもエリンギはトレハロースを多く含んでいます。スッキリとした甘味を感じるのもそのためですよ。
エリンギの栄養の損失が少ない料理法♪汁物もおすすめ?
近くのスーパーで、「エリンギはソテーや天ぷらにするのもおすすめ♪」という貼り紙がありました。
我が家では、よく野菜などと一緒にソテーしたり、炊き込みご飯の具にしたりします。
火を通してもコリコリした食感が残っているのも嬉しいです♪
しかし、エリンギを加熱して、熱に強い栄養素もありますが、熱に弱い栄養素もあります。
上でお話した多く含まれている成分で見てみました!
トレハロース
不溶性食物繊維
・熱に弱い栄養素
ビタミンB群
カリウム
ビタミンB群やカリウムは水溶性なので、特に茹でたり煮たりすると、茹で汁や煮汁に成分が溶け出してしまうのです…。
そこで、エリンギを調理する時に、チェックしておきたいことはこちら。
・加熱時間が少ない方が損失が少ない→他の食材と一緒に調理する時はエリンギを最後の方に入れる
・大きめに切った方が損失が少ない→細かく切ると断面が大きくなり水溶性の成分が溶け出してしまう
茹でると汁に水溶性の成分が溶け出すとお話しましたが、スープにすると、溶け出した成分も摂れるのでおすすめです♪
味噌汁・トマトスープ・ポタージュなど、和洋中のどんなスープにエリンギを入れても合います。
これからの暑い時期にはだしのきいた冷し汁など、冷たい汁物も美味しいですよ。
エリンギを活用してカロリーを抑えた料理を♪
エリンギは、1パックに2~3本入り(100g前後)で売っていることが比較的多いです。
噛み応えがあるので、少量でも満腹感を感じやすいですし、中位の大きさ1本(50g)は10kcal位とかなり低カロリー。
料理のカロリーを抑えたい時には、積極的に利用するのをおすすめします♪
ただ、エリンギなどのきのこ類は吸油率が比較的高いです!
炒める時などに油を多く使うと、思った以上のカロリーを摂ってしまう可能性もあります。
少量の油で蒸らしながら炒めるのがおすすめですよ。
またエリンギは、次のような旨味と甘味のアミノ酸を含んでいるので、薄い味付けでも美味しく食べれます♪
グリシン…甘味
アラニン…甘味
野菜などと組み合わせて調理すると、野菜からも旨味が出てくるので、より美味しくなりますよ。
しかし、エリンギをたくさん食べ過ぎたり、胃腸の調子の悪い時に食べたり、夜遅くに食べたりすると消化不良が起こる場合も…。
適量をよく噛んで食べるようにして下さいね。
私が子供の時にはなかったエリンギですが、今はとても人気があるきのこです!
栄養を上手に摂ることを考えながら、さらに美味しく食べていきたいと思いました。
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