かぶの栄養と食べ方をチェック!根と葉では違う所も?


かぶは古くに大陸から伝わり、日本ではとても歴史がある野菜の一つです。

そして品種が多く、地方によって様々な種類のものが出回っていますが、私の住んでいる地域では小かぶがよく出回っています。

味にクセがなく食べやすいですし、切り方や調理方法によって食感が変わるのも魅力的ですよね♪

格子状に切り込みを入れ甘酢に漬けた菊花かぶは、見た目も華やかなので、おせち料理などによく作っています。

そんな味や見た目が良いかぶは、工夫をすればさらに効率的に栄養を摂ることができるんですよ。

そこで、かぶの栄養と食べ方でおすすめはコレ♪根と葉で多く含まれいる成分をチェックし、より効果的な調理方法を見てみました。

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かぶの栄養!根と葉に豊富な成分は?

かぶは、「かぶら」や「すずな」などの別名で呼ばれることがあります。すずなは、春の七草の一つとして有名ですよね。

かぶのの部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜に分類され、それぞれ多く含まれている成分が違います。

主な効果とともに見てみました。

根に豊富なもの

・食物繊維…便秘の解消など腸の調子を整える

・カリウム…むくみや高血圧を予防する

・ビタミンC…コラーゲンの合成を助ける。風邪の予防。メラニン色素が沈着するのを予防する

・消化酵素…アミラーゼ。でんぷんの消化を助ける。胸焼けや胃もたれを防ぐ

・イソチオシアネート…辛味成分ですりおろしたり切ったりすると発生する。殺菌作用がある。胃の健康を保つ

葉に豊富なもの

・食物繊維…根の約2倍多く含む

・カリウム…根よりも多く含む

・カルシウム…骨粗しょう症を予防する。緊張や興奮を鎮める働き

・鉄…貧血を予防する

・βーカロチン…抗酸化作用。皮膚の新陳代謝や免疫力を高める

・葉酸…貧血を予防する。特に胎児期・幼児期の発育を促進する

・ビタミンC…根の約4倍多く含む

根も葉も食べると栄養のバランスがさらに良くなるので、かぶのは捨てずに活用していきましょう♪

そして、かぶの根と葉の成分の調理上の特徴を活かすと、効率よく栄養を摂ることができるのですよ。

おすすめの調理方法を根と葉に分けて次でご紹介していきます。

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かぶの根の栄養をより良く摂る調理方法はコレ♪

かぶは1年中出回りますが、特に多く出回るのが11月頃です。寒い時期には温かいかぶの料理も美味しいですよね♪

しかし、根に含まれる成分で次のものは加熱に強くありません。

  • カリウム
  • ビタミンC
  • 消化酵素
  • イソチオシアネート

サラダや浅漬けなど、加熱しないでで食べるのがおすすめです。生ならでのシャキシャキとした食感も味わえますよ。

特に消化酵素やイソチオシアネートは、生の時によく働きます。

しかし、消化酵素やイソチオシアネートなどは、時間が経つと効果が減ってしまうので、調理後はなるべく早く食べて下さいね。

加熱するとやや栄養も失われますが、なめらかな食感になり多く食べれますよ。

加熱調理のポイントをチェックしてみました!

・加熱時間は短めに…栄養の損失を防ぐためと、火の通りが早く柔らかくなリすぎるのを防ぐため

・汁物にするのもおすすめ…カリウムやビタミンCは水溶性なので、汁に溶け出した分も無駄なく摂ることができる

・電子レンジを使うと時短になる…ゆでこぼした時よりもカリウムやビタミンCなどの減少が少ない

・煮る時は大きめに切り、弱火にして煮崩れを防ぐ

かぶの根はアクが少ないため、和風だけでなく洋風や中華風にしても美味しいです。

かぶとフルーツ(キウイフルーツ・柿・りんごなど)のサラダにしても合いますよ♪

かぶの葉には加熱に強い成分も!?おすすめの料理や一緒に入れたい食材も♪

かぶの葉は根よりもかなり豊富に含まれている成分が多いので、積極的に食べていただきたい所です。

葉にもカリウム・葉酸・ビタミンCなど、水溶性で加熱にあまり強くない成分が含まれてます。

根と同様に浅漬けなど加熱しないで生で食べるのがおすすめですよ。

葉や茎の食感が気になる方は、塩もみしたりさっと下茹でしたりして使うと食べやすくなります。

そして、炊いたご飯に入れたり、汁物の仕上げの時に加えたりすると、栄養価がアップしますし、彩りも良くなりますので一石二鳥♪

かぶは仲間が多く、漬け菜として有名な野沢菜もその一つです!

野沢菜が手に入りにくい時は、かぶの葉で代用することができますよ。

葉には熱に弱い成分も含まれていますが、食物繊維・カルシウム・鉄など加熱の影響を受けにくい成分も多いです。

さらに、葉にとても多く含まれているβーカロチンは脂溶性なので、油で調理すると吸収率が良くなり、栄養価がグンとアップしますよ。

油で炒めたり、オイル入りのドレッシングで和えたりするのもおすすめです。

一例ですが、炒める時に次の食材を一緒に入れるとさらに栄養が摂れますよ♪

・豚肉…タンパク質・ビタミンB1など

・ちりめんじゃこ…タンパク質・カルシウムなど

・ごま…不飽和脂肪酸・ビタミンE・ミネラルなど

かぶは低カロリーでありながら栄養があり、使い勝手が良いので、もっと注目していただきたい野菜です。次回もかぶについてお話します♪

2021年07月


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