かぶの旬の時期は年に2回ある?!おいしく上手に取り入れよう♪
スーパーに行くと、割と1年中おいてあるかぶ。大根の近くに、ひっそりといますよね。
お漬物になったりスープの具になっていたり、メインにはあまりならないけれど、料理に入っていると、おっ!という気持ちになる野菜、かぶ。
実はシチューにいれたり、煮物にしたりすると、トロトロ食感がたまりませんし、葉もゆでて甘辛くいためたり、菜飯にしたりと、活躍してくれますよね。
年中活躍してくれるかぶですが、せっかくなら一番おいしくて、栄養も豊富で、手に入りやすい旬の時期がわかるといいですよね。
かぶの旬の時期はいつなんでしょう?おいしいかぶの選び方や食べ方もご紹介します。
かぶの旬は1年に2回あった! 特に美味しいのは?
1年中お店で目にするかぶですが、美味しくて栄養がある旬の時期は、いったいいつなんでしょうか?
実は、かぶには旬が年に2回あるんですよ!かぶには春ものと秋ものがあって、それぞれ特徴があるんです。
春もののかぶは3月~5月に出回り、春の七草の1つ、すずなの別名でもあります。柔らかいのが特徴です。
一方、秋かぶは10月~1月に収穫されます。どちらが、より美味しいかというと、秋かぶ!そう!今が旬なのです!寒い時期の方が、甘みが増しておいしくなります♪
栄養も味もアップする旬の時期には、積極的に料理に取り入れたいですね。
かぶの品種はこんなにたくさん!
かぶはアブラナ科の一種で、キャベツや白菜などの仲間なんですって。日本では古くから親しまれてきた野菜の一つで、品種も全国で約80種類もあるとか!
かぶは、全国各地でいろんな品種が育てられていますが、分類すると、大きさ(大・中・小)と原産地(アジア・ヨーロッパ)で分類されているんです。
日本各地で育てられている小かぶは、ヨーロッパ型の小かぶで、肉質が柔らかく、煮物・漬物・蒸し物と、いろんな料理に合います♪
関西から九州にかけて広く作られている天王寺かぶは、アジア型の中かぶで、こぶし2個分ほどの大きさです。葉や茎も柔らかいので、丸ごと漬物にするとおいしいですよ。
京野菜としてよく知られている聖護院かぶは、アジア型の大かぶで、大きいものだと4~5㎏にもなるとか!千枚漬けの材料として使われています。
他にも鮮やかな赤紫色の赤かぶや、葉も一緒に食べるうぐいす菜など、たくさん品種があります。料理に合わせて使い分けるといいですね。
かぶの美味しい食べ方は?まるごと食べて身体キレイ♪
かぶは、実にも葉にもしっかり栄養があるので、丸ごと食べたい野菜なんです。
実には、ビタミンCや食物繊維、カリウム、アミラーゼという消化酵素が含まれていて、食べ過ぎ、胃もたれ、食欲不振に良いんですよ♪これからの忘年会、新年会シーズンには、ぴったり!
一方、葉にも、ビタミンB2、ビタミンC、葉酸、βカロテン、鉄、カルシウムなどの栄養がたっぷり!美容にも健康にもよさそうですし、妊婦さんに必要な栄養も豊富ですよね。
そんなかぶの栄養を上手にとり入れつつ、美味しく食べられる方法をご紹介します♪
熱に弱いビタミンCを損なわずに食べるには、生のまま、漬物やサラダ、マリネなどにするといいですよ。
飲みすぎ食べ過ぎの時には、お腹に優しい煮物はいかが?だしで柔らかく煮て、そぼろあんかけにすると、心も体もほっこりしますよ。スープや味噌汁にいれたり、ポタージュにしたりするのもいいですね。
かぶの葉は、塩もみして、ごまやちりめんじゃこと一緒に混ぜご飯にしてもおいしいですし、さっと茹でておひたしや和え物にするものいいですよ。
おいしいかぶを選ぶときには、次のポイントに注目してみましょう。
・実の部分が真っ白で、つやがあるもの
・持った時にずっしり重みを感じるもの
かぶは、葉をつけたまま置いておくと、水分や養分が逃げてしまうので、葉を根本から切り落とし、袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。葉は2日ほど、実は4,5日程度はもちますよ。
この年末、お仕事も1年の終わり最後のひとふんばりに、たくさんのイベント。自然と、身体には疲れが蓄積されていくことと思います。
身体が疲れていると、風邪もひきやすくなります。そんなときに、身体に優しいかぶを使用したお料理で、自分の体を労ってあげるのはいかがでしょうか。
スッキリと健康な身体で、いい気持ちで、次の年を迎えられたらいいですね♪
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