みょうがはどうやって保存するの? 冷凍しても大丈夫?
暑くなり、お店の目立つところで、みょうがをよく見かける季節になってきました!
みょうがの、味を引き締めてくれる感と、シャキシャキ感が、良いのですよね~。
おまけに、みょうがには抗酸化作用があって、しかも安くて、良いところたくさんですね♪
しかし、買ってきたみょうがを、そのまま冷蔵庫に入れ放置すること3~4日…。
みょうがの先が乾いて、新鮮な感じがしません。生では食べられそうだけど、美味しいのかしら?
以前に田舎に行ったら、庭にみょうがが植えてあって、親近感をおぼえました。たくさん収穫したり、いただいたりなんていうこともあるかもしれません。
今まで、みょうがの保存について、気にしたことがほどんどありませんでしたが、一度にたくさん食べるものでもないですし、少しずつ長く使えたらいいですよね。
もっと長持ちさせるために、みょうがは、どうやって保存したら良いのか?冷凍しても大丈夫なのか?を調べてみました。
手っ取り早い冷蔵保存
みょうがを上手に保存するためには、新鮮なみょうがを選ぶのがポイントです!そこで、良いみょうがの見分け方です♪
・丸みがあって、ふっくらしているもの
・色が鮮やかで、光沢があるもの
一方、花が咲いているもの、触った時に柔らかいもの、切り口や先端が変色しているのは、新鮮でないので避けて下さい。
新鮮なみょうがを選べたら、次は保存です。やはり冷蔵庫に入れるのが簡単ですよね!ただ、みょうがは、乾燥に弱いので、ぬらして保存しましょう!
みょうがの冷蔵保存には2つの方法があります。
- ぬらしたキッチンペーパなどで包み、ポリ袋にいれて保存する方法
- タッパーや瓶に、みょうがと水を入れ、フタで密封し、水を1~2日おきに換える方法
①の場合、保存可能期間は3~4日以上で、②の場合、保存期間は1週間以上です。水を換える方法は、私もやっていますが、長持ちするのでおススメです!
もっと長持ちさせるために、冷凍しても味は変わらない?
少量のみょうがなら、冷蔵して食べきれそうですが、余ってしまう時もあるかもしれません。
みょうがは、まるごと、あるいは刻んで、冷凍することができるのでしょうか?
みょうがの食感や風味は少し落ちますが、まるごとでも刻んでも冷凍できます。1~2ヶ月以上は、保存が可能なんです。
みょうがの冷凍保存はこちら!!
工程の多い刻んだみょうがで、紹介しますね。
- 綺麗に洗い、縦半分に切り、さらに細かく刻みます。
- 水に放ち、数回水を取り替えます。
- ペーパータオルなどで水気をきります。
- 容器や袋に入れ、密封して冷凍庫へGO!
私は、刻んだみょうがを小分けにラップに包んでから、ジップロックなどに密封して冷凍しています。そうすると、解凍後、必要な分だけ取り出せて、使いやすいのですよね♪
みょうがの香り成分は、揮発性が強いので、時間が立つほど、香りが飛んでいきます。なるべく急速に冷凍して下さい!
急速冷凍するためのポイントです。
・金属のパッドに入れて冷凍する
・刻んだみょうがの場合は、厚さを、薄く均等にして冷凍する
みょうがは、自然解凍しても大丈夫です。しかし、特にまるごとのものは解凍すると、みょうがから水気が出て、シャキシャキ感はかなり減ります。まるごとのみょうがは、加熱調理に向いているようです。
刻んだみょうがの方が、自然解凍した時のシャキシャキ感は、残っているので、薬味向きです。また、お味噌汁に入れる時は、冷凍のまま入れても美味しく食べられます♪
漬けるのもおすすめです♪
長期保存には、漬けるのもおすすめです。日本では古来から、野菜の塩漬けによる保存が行われてきましたよね♪
みょうがは、塩漬け、粕漬け、味噌漬け、甘酢漬けなどにすると美味しく食べられます。
入れる塩の量によって、保存できる期間は違ってきます。塩分濃度が15%以上の漬物は半年以上保存できると言われています。塩分が多い時には、塩抜きして食べて下さいね。
○粕漬け
塩で下漬してから、酒粕などで漬けるので、これも半年以上保存できます。冬にでも食べられそうですね♪
○味噌漬け
みょうがに塩を振って、出た水分をふき取ったあと、味噌、酒、みりんを混ぜ合わせたものの中に漬けます。3週間位保存ができます。
○甘酢漬け
さっと熱湯に通して、水分をふき取ってから甘酢に漬けます。みょうがと酢は相性が良いので、たくさんのレシピがあります。色もきれいですよね~。冷蔵庫で2週間位保存できます。
漬けたみょうがをチャーハンやすし飯に入れたり、冷奴にのせてみたり。また違った味わいが楽しめるはずです。
他にもいろいろ♪美容や健康に効くみょうが料理
みょうがって、単に薬味とか風味付けに使われるものだと思われていますが、実はビタミンやミネラルがバランスよく含まれている食材なんです。
「みょうがって栄養あるの?効能は?」にもありますが、みょうがには美容や健康に効果的な栄養が含まれているんですよ!
ビタミンB群・Cが細胞の新陳代謝を促進してくれるので、美肌効果もあるし、夏バテや風邪予防にもいいですよ。
葉酸や鉄は貧血を予防してくれますし、カリウムは、塩分を排出して高血圧を予防したり、むくみを取る働きがあります。
また、香り成分のα-ピネンがストレスを和らげたり、血液の循環を良くしたり、発汗を促して余分なものを出してくれるデトックス効果もあるんです!
このα-ピネン、油と一緒に食べることで吸収しやすくなるので、炒め物や天ぷらにしたり、肉類や厚揚げなどと一緒に食べると効果あり♪おススメの食べ方を紹介しますね。
だし汁で炊いたご飯に、刻んだみょうがやうすあげを入れて混ぜる。
・みょうがと焼肉のサラダ
焼肉のたれで味付けした牛肉を炒め、水にさらしたみょうがと青じその千切りを和えてレモン汁をかける。
・なすと豚肉のみょうが味噌炒め
豚バラとなすを適当な大きさに切る。まず豚肉を炒め、取り出してからなすを炒める。火が通ったら、みょうがと豚肉を入れて、味噌・砂糖・酒の合わせだれで味付けする。
冷奴やお浸しなどのアクセントに添えるのもいいですが、こってり味のおかずにちょっと加えると、さっぱりいただけるからいいですよね♪
みょうがを使った料理って、結構あるんですね。これなら一度にたくさん手に入っても、冷凍保存していろんな料理に十分活用できそう♪
この記事を書いたことで、今年の我が家のみょうがの購入量は、過去最高になりそうな予感です!
そのまま旬を楽しむのもよし、冷凍したり加工したりで、違う季節に食べるのもよしです♪自分なりの食べ方をしてみましょう。