かまぼこの冷凍と解凍方法!キャラクターかまぼこも冷凍できる?
生で食べても、焼いて食べても、揚げても美味しいかまぼこ♪魚のすり身が原料ですが、臭みもなく食べれますよね。
以前に工房でかまぼこの手作り体験をした事がありますが、出来立てでプリプリしていて格別でした!
かまぼこは一年中食べる事が出来ますが、お正月には食べる機会が多くなりますよね。
紅白かまぼこにしたり、雑煮の具にしたり♪今度は飾り切りにも挑戦してみたいです。
また、いつでも買えるので何かと重宝しますが、年末に少し価格が高くなる場合があります…。
値段が安い時に多めに買っておいて、冷凍する事は出来るのでしょうか?
そして冷凍出来たとしても、食感を変えずに解凍できるのかも気になります。
そこで、かまぼこの冷凍と解凍は上手にできるの?冷凍のポイントや、ベターな解凍方法についてお話ししていきます。
かまぼこの冷凍!急速に行うのがポイント
かまぼこの歴史は古く、1115年に祝宴で振舞われたと古文書にあります。
そしてその1115年にちなんで、11月15日はかまぼこの日となっていますよ。
かまぼこは、原料や種類によっては日持ちがしないものもありますし、たくさんいただいて食べ切れない時もありますよね。
食感が冷凍前より悪くなるからと、冷凍保存をおすすめしないメーカーさんも多いです。
確かに冷凍する前と後で、全く同じ食感にするのは難しいかもしれません。
しかし、かまぼこの冷凍と解凍のポイントを押さえれば、美味しく食べれるのですよ。
特に注目したいポイントは2つです!
・なるべく薄くスライスすること
そして急速冷凍しなかった場合、次のようになる可能性があります。
・解凍すると氷の結晶が溶け、その箇所が穴になる
・スポンジ状になるので、食感も変化する
急速に冷凍出来れば氷の結晶は小さく、組織が壊れるのも防げるんですよ。
また、板付きや大きいものよりも、薄く切った方が冷凍にかかる時間が短く、穴が出来にくくなります。
そして、私は次のような方法で冷凍していますよ。
- かまぼこは板から外し、3mm位に切る
- ラップに重ならないように並べ、ジッパー付きの袋に入れる
- アルミトレーの上にのせて急速冷凍する
切るだけなので簡単に冷凍出来ます♪そして、冷凍保存期間は1ヶ月を目安にして下さいね。
ちなみに市販の笹かまぼこや揚げかまぼこは、冷凍・解凍しても、板付きのかまぼこほど食感が変わらないです。
笹かまぼこは1枚ずつ、小さい揚げかまぼこなら1個ずつラップでくるんで冷凍しましょう。
かまぼこは冷蔵庫で解凍するのが良いの?時間は?
多くの種類のかまぼこは冷凍出来ますが、意外と難しいのが解凍ですよね。主な解凍方法は次の2つです!
・電子レンジでの解凍
どちらでも解凍できますが、おすすめしたいのは冷蔵庫に入れる方です。
ゆっくりと解凍されることによって、食感が悪くなったりドリップが出たりするのをいくらか防げるのですよ。
冷蔵庫での解凍時間の目安は、かまぼこの厚さによって変わってきます。
・市販の笹かまぼこ…8時間程度
電子レンジでの解凍は短時間でできますが(市販の笹かまぼこならば500Wで40秒~90秒位)、解凍しすぎたり、ドリップが出て水っぽい食感になったりする場合があります…。
ただ冷蔵庫にあまりに長い間入れておくのは、劣化に繋がりますので、入れ過ぎないようにしましょう。
また解凍してみて、表面にヌメリがある・腐ったような臭いがする場合は、食べるのを止めてくださいね。
そして、料理によっては、解凍した方が良いもの・半解凍や凍ったままでも大丈夫なものがあります。
サラダや和え物にするならば解凍した方が良いですし、炒め物や煮物でしたら凍ったままや半解凍でもOKですよ。
キャラクターのかまぼこや自家製のものは冷凍出来るの?
スーパーに行くと、キャラクターのかまぼこが何種類も置いてあります♪
食感が変わる可能性がありますが、キャラクターのかまぼこも冷凍出来ますよ。1切れずつラップをして冷凍するのがおすすめです。
また、家で食べる分には自然解凍で加熱しないでもOKですが、お弁当に入れる時や夏場は加熱した方が無難ですよ。
以前に地域のおせち料理教室で、手作りかまぼこにチャレンジしたことがあります。
ラップにすり身などをのせ、形を整えて蒸しました♪弾力は弱めでしたが美味しかったですよ。
ただ、特に自家製の蒸しかまぼこの場合、冷凍後に食感が変化する場合があるので、冷凍はあまりおすすめしません。
手作りの揚げかまぼこなら冷凍しても大丈夫ですよ。そのうち多めに作って冷凍してみようと思います。
我が家では手軽に食べられるかまぼこは大人気!これからは、冷凍のかまぼこを使う機会が増えてきそうです。