みょうがは食べ過ぎるとバカになる?!頭をスッキリさせる効果も♪


爽やかな辛さとシャキシャキした食感で、料理をさっぱりさせてくれるみょうが。特に暑くなって食欲が落ちてくると、みょうがの香りは食欲をアップさせてくれますね。

そうめんや冷奴などの薬味や和え物に使われることが多いですが、脂っこいものと合わせると、スッキリと食べやすくなるんですよ。

みょうがは東アジア原産のショウガの仲間ですが、食材として食べられているのは日本ぐらいなんですって。確かに独特の辛味や香りは、好みが分かれるところですよね。

そんなみょうがですが、昔から「みょうがは食べ過ぎるとバカになる」と言われているのを聞いたことがありますか?

私も子どもの頃そんな話を聞いて、「みょうがは食べないほうがいいのかも」と思っていたのですが、実際のところどうなんでしょうか?

みょうがは食べ過ぎるとバカになると言われるのはなぜ?その栄養や効能、食べ方についてもお知らせします♪

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なぜみょうがを食べ過ぎるとバカになると言われるの?

まず、みょうがが本当にに良くないのか、栄養について調べてみると、特に脳によくない栄養素はみつかりません。

つまり、「みょうがは食べ過ぎるとバカになる」というのは単なる俗説で、心配せずに食べていいんですよ♪

ではなぜそういう話が出てくるようになったのかというと、昔の仏教の教えに由来しています。

昔、お釈迦様の弟子に周梨槃特(しゅりはんどく)という者がいたのですが、とても記憶力が悪く、自分の名前まで忘れてしまうので、いつも名前を書いた札を背負っていたそうです。

それでも彼は熱心に修行をし、悟りをひらくことができたのですが、死後その墓の周りには、名も知れぬ草が生えたそうです。

人々はその草を、「名札(=名荷)を下げて(=荷って)苦労した槃特」にちなんで、「茗荷(みょうが)」と名付けたのだそうです。

実は、物覚えがよくない人でも、一心に修行すれば悟りを開くことができる、という教えなのですが、その人の話が転じてみょうがの俗説につながったんですね。

もう一つは、みょうがは刺激が強いので、子どもにはあまり食べさせないように、というところから来ているとも言われています。

ともかく、みょうがを食べてもバカにならないことがわかってホッとしました♪安心して食べられそうですね。

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みょうがの栄養や効能は?少量でも効果的♪

では、みょうがにはどんな栄養が含まれていて、どんな効能があるのでしょうか?

「みょうがって栄養あるの?効能は?」にもあるように、ビタミンやミネラルがバランスよく含まれているのですが、特徴的なのはα‐ピネンという香り成分!次のような効能があるんですよ♪

・血液の循環をよくする
・消化を促進する
・頭をスッキリさせる
・神経の興奮を鎮めてストレスを和らげる
・発汗を促し解毒効果がある
・ホルモンバランスを整える

血のめぐりを良くして、デトックス効果やリラックス効果もあるなんて、健康にも美容にも良さそうですね♪頭をスッキリさせてくれる効果もあるなら、「食べ過ぎてバカになる」のとは正反対!

他にも、雑菌などの繁殖を防ぐ辛味成分のミョウガジアール、目の疲れや老化防止に効くアントシアニンなどの成分も含まれています。みょうがって体にうれしい食材なんですね♪

体にいい上手な食べ方は?

ところで、みょうがの1日摂取量の制限は特に定められていませんが、体調によっては食べ過ぎると良くない症状が出ることもあるんです。

α‐ピネンは刺激物質なので、生のままでたくさん食べると、口や喉が痛くなったり、腹痛や下痢になることがあるんです!

また、みょうがに入っている苦味成分が、消化の働きを弱めてしまい、栄養が吸収しにくくなるので、体調不良の人や小さい子ども、妊婦さんはあまり多く食べないほうがいいんですよ。

みょうがはアクがあるので、使うときには刻んでさっと水にさらしましょう。あまりさらし過ぎると、香りがなくなってしまうので注意!

みょうがの香りは刻んでからしばらく置くと抜けてしまうので、食べる直前に刻むようにしましょう。

さっと湯通しして酢に漬けると、きれいな赤色になり、和え物などに使うとアクセントになりますよ♪

α‐ピネンは油に溶ける性質があるので、効果的に摂るには油と一緒にとるようにするとより吸収が良くなりますし、辛味も和らぎます。

天ぷらにしても美味しいですし、ソテーを魚料理などの風味づけにのせてもいいですね♪

薬味程度にしか食べることがなかったみょうがですが、これからはもう少し積極的に食べたいですね!

2018年06月


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